猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2009年09月30日(水) いつのまにかVHSが消えていた

 白黒版の「アンネの日記」が見たいなあと思い、近所のGEOへ(古い映画だがすでにDVDにはなっている)。ところが在庫なし。まあしゃあないと今度はツタヤヘ。ここは確か「鯨の中のジョナ」もVHSで在庫していたはず。久し振りに見返したいなあと、探す。どうでもいいけど、両方ともユダヤ人の映画じゃないか。なんというホロコースト祭り。

 が、両方なし。「アンネの日記」はクラシックコーナーを探してもなかった。て言うかそれ以前の問題で、VHS自体が皆無なんですけど! そんなあ! う、そういやさっきのGEOでもVHSはなかったような。そっちはちゃんと確認してないから分からんけど。いつの間に大手レンタルはそんな風になってしまったんだあ! いやまあ、在庫管理の手間と時代の流れを考えれば、当然のことなんだけど、これは個人的に痛いなあ。ハリウッドはともかく、ヨーロッパのものは未DVD化がまだまだ一杯あるんだよう。でも実写映画なんてまだましか。70年代〜80年代及び90年代初頭の劇場アニメなんて死屍累々、特番アニメなんて、墓場だ墓場。あー、もうこれから先自分がどれだけの作品を永遠に見ることなく死ぬのかと思うと、やりきれんわい。

 「アンネの日記」、アマゾンで検索したら1000円ちょっとだったので、他の物と一緒に買うことにした。ああでも「鯨の中のジョナ」は相変わらず未DVD状態か。ううっ、これこそ欲しいのに。なんかこうなっちゃうと、今特に見たいわけでもないのに「チェイシング・エイミー」とか「ヘザース ベロニカの熱い日」とか、すっげえ見たくなるよ。




2009年09月28日(月) 青山二丁目劇場で009 前編

 藤田淑子様がパーソナリティーを務める文化放送のラジオ番組「青山二丁目劇場」。今まで聞いたことはないんだけど、要するに青二の皆さんによる30分のラジオドラマで、毎回いろんな漫画や何かの作品をアフレコで聞かせてくれるのであった。

 先週、009仲間の一人が電話をくれたのだが、それによるとこの「青山二丁目劇場」でサイボーグ009の誕生編をやるという。キャストをざざっと聞いてちょっと笑う(特に5の大友さん。いつものまんまじゃん!)。文化放送は地方じゃ聞けないけれど、この番組はネットでも再放送しているから、是非聞いておくれとな。

 ほほうと思いつつ、青山二丁目をネットで検索。ネットだとどのページから聞けるのか、なかなか分からなかったが、ウィキに載っていたので早速飛ぶ。「超! A&G+」というとこで聞ける。登録がいるけど、これはすぐできる。そんなことより、放送は28日の夜十時半からというのを忘れないようにしないと。

 キャストを青山二丁目のブログから以下にコピペ。

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001役 三輪勝恵
002役 堀秀行
003役 豊嶋真千子
004役 神奈延年
005役 大友龍三郎
006役 塩屋浩三
007役 難波圭一
008役 古川登志夫
009役 草尾毅
ギルモア博士役 青野武
ブラックゴーストのボス役 柴田秀勝
ガモ・ウィスキー博士役 掛川裕彦
エリカ役 寺瀬今日子
科学者A役 麻生智久
科学者B役 今村直樹
舞踏団の男役 寺本勲
ヒルダ役 関根明子
奴隷商人役 山本圭一郎
部下の男役 中尾良平
少年役 根本幸多
看守役 鈴木賢
ナレーション 野田圭一
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 さらに後編だと以下のキャストが加わる。

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部下の男 中尾良平
科学者A 麻生智久
科学者B 今村直樹
科学者C 徳山靖彦
乗組員A 鈴木賢
乗組員B 根本幸多
乗組員C 山本圭一郎
ロボット 寺本勲
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 しかしブログにあった、

※原作を忠実に表現しているため、
  現代にそぐわない表現が出てくることをご了承ください。

 てな部分が気になりますな。

 ともあれ御覧の通り無駄に豪華なキャスティング。8の古川さんなんてちょっと無駄すぎませんかね。て、そんなこと言っちゃ8ファンに悪いけどさ。5の大友さんは、電話で聞いた時に真っ先に笑ったけど、本編聞いたらもっと笑うんだろうな。いやもちろんいい意味で。

 そんなことより、ええっ、ジェットに堀秀行? アルベルトに神奈延年? 合ってねえ(ボカ〜ン)。て言うかこの2と4、声逆にしなきゃだめだろう(笑)。こりゃもう大方お笑いネタ決定ですな。

 そうこうして犬のしっこ散歩も歯磨きも終え、ネットに繋ぐ。ああ緊張する。没ゼロ放送前ってほどじゃないけど、あれのプチバージョンのような不安がもやもやと。うわーん、恐いよう! まずはおお、野田圭一様のナレーション! あの新ゼロナレーションそのまんまのシリアスな声。ああ痺れるぅ! もうこのナレーションだけで今日のもとは取れたぜ! ナレーションの内容がまた冷戦時代の雰囲気バリバリで、この取っ掛かりだけでもかなり感動。

 展開は原作一巻の冒頭ほぼそのまんま。まずは柴田様のスカール。うわあ、意外なマッチ! 声のトーンは三代目火影様に近いかな。ドス声とコミカル声が半々みたいな。いやいや素晴らしく豪華なスカール様ですわよ。ああーっ、ここだけでも保存できたらいいのに! で、いよいよサイボーグの皆さん。まずはイワンのあれ。ああ、エリカママの「あなたは気違いだわ」はさすがにやらんか。イワンの後ジェットのあの部分に行くわけなんだが、ぎゃっ、ジェット! あんた案の定堀さんの声合ってないよ! あんたにそんな無駄な格はいらないよ! もう誰か、森久保以上堀さん未満っていうボーダーを認識しなさいったら(ボカ〜ン)。

 ひたすら笑いつつジェットの場面は終了。続けてジェロニモ。ああこれは予想どおりぴったりですな。申し分ないです。

 んで舞台はついにヨーロッパに移りまずフランス。しかしこの後のドイツが気になって仕方がない私はフランちゃんの声などどうでもよろしい(ボカ〜ン)。て言うかよっぽど下手糞が当てない限り、フランちゃんは誰がやっても大丈夫なのさ。はっ、しかしジャン兄ちゃんが影も形もないのはいただけないね。

 そしてさあ来たベルリン。ガクガク。神奈延年の第一声は・・・。わあ、あんたその声サイバーフォーミュラの片桐さんじゃん! だめだよ、アルベルトでそんな今にも「新条さーん」なんて言いそうなヤサ声出してちゃ! 片桐さんじゃあベルリンの壁越えるのは無理だよ〜。あんたはそのトラックのタイヤ交換するぐらいがせいぜいさ(ボカ〜ン)。いやあ、没ゼロみたいな精神的ダメージこそ負わなかったけど、これには終始笑いを噛み殺しているしかなかったよ。

 でも一個だけマジ苦言するとして(ええイタい4ファンだからね)。いや片桐さんにじゃなくて、シナリオの方になんですけど、ヒルダに駆け寄ってからアルベルトがすぐ泣き崩れちゃうのは如何なもんかと(しかもあの、片桐さん声で泣くわけでw)。あそこはとにかくヒルダを助けるんだと、抱えようとするってんじゃないと。

 678は無問題。難波圭一はちょっとくどいところもあったけど、よかったです。白眉はやっぱり草尾毅でしょう。いやあ、これはレアですよ。これを聞けない島村ファンは不幸と言えよう。やー、この年でまだこんな少年声がいけるんだねえ、草尾さんは。トルーパー時代はこんなに息の長い声優さんになるなんて思ってなかったです。

 島村のテストが終わって、グレートが博士たちを脅すところで前編は終了。ほうと一息ついたところでエンディングが流れてまた感動。なんと「誰がために」のインストゥメンタルですよ! うわあなんというサービス! ありがてえ。

 さあ次回はどうなることやら。後編で片桐さんがガッツに変わっていたりして(ボカ〜ン)。




2009年09月24日(木) ドラマ版「アンネの日記」後日談・・

 連休初日の19日、何気なくテレビ欄を眺めていたら、教育チャンネルの深夜の方で「アンネの日記 (再)」とあった。ああそう言えば9月にまた地上波で再放送するとか言ってたよねと思い出しつつも、まあ自分は夏休みにハイビジョンで放送された奴をぴっちり録画しておいたから、今回のこれはスルーだわな、とそれ以上は気にも留めずにおった。

 で、22日の夜、「まあちょっと見てみっか」とテレビの前に座って第二話を途中から見ておりました。と、まもなく何やら違和感が。あれ? こんなシーンあったっけ。ほらこんな、ペーターが屋根裏のねずみを追っ払いに行くエピソードなんてさあ・・・。私あのドラマ結構何回か見返したから、わりかしきちんと覚えているんですけど・・・。

 ドラマが終わった後、不安にかられつつディスクを再生。ああっ、やっぱり! ないよ、今日のあそこの部分! なんということだ、あの夏休みにハイビジョンで放送されていた全一話の「アンネの日記」はダイジェスト版だったのだ! ぐっ、確かに最初に教育チャンネルでやってたのは30分×五話、その後のハイビジョンは100分。尺が合いまへん。ああーん、でもOPとEDを抜いて本編だけ合体させたらそんなもんかなあ、なんて思ってたんだよう。ついでに言えば、私最初の放送で五話だけは録画したんですよ(8月8日の日記参照)。ほして、後からハイビジョンのを見たら、この五話はきっちり入っていたんですね。だから100分でもしっかり補完してくれているものと信じて疑わなかったわけで。わあん、ばかだったあ!

 てなわけで昨夜の三話から予約セット開始(涙)。今日早速見たらやっぱりいろいろ新発見が。特にデュッセル氏がいっぱいなこと。ああ。また全五話再放送してくれないかなあ。いやほんとにいい出来だったんですよ! アメリカで作られた方がDVDにもなってますけど、断然今回のイギリス制作の方がいいです。うっ、というわけで再放送お願いしますよNHK様。できればBS−hiでお願いします。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/anne/
 というわけで興味のある方、あなたも上記サイトの「ご意見・ご感想」をクリックして、再放送の希望を出して下さい。お願いしまーす。




2009年09月21日(月) “Get Low”が見たい

 ビルお誕生日おめでとう! というわけでジム・ジャームッシュ監督の「リミッツ・オブ・コントロール」が公開中ですが、あんま見る気しなかったり(ボカ〜ン)。だってビルはちょい出だし、最近のジム・ジャームッシュは面白くないし、おまけに工藤夕貴ごときが宣伝で「ジムがジムが」とかしたり顔で出てきやがって、私は大変気を害しているのである(笑)。

 そんなわけで目下期待は、いつ公開されるか分からないけれど“Get Low”なのだ。こっちはなんせあーた、ビルは主役だわ、あのロバート・デュバル様と共演だわで、すでに私の中で祭りが始まっているのだ。や、肝心の話がどんな風なのか、全然知らないんですけどね。ああーん、でもこの配役なら内容なんてどうでもいいや。早く日本での公開日が知りたいよう!




2009年09月20日(日) 超久々にER

 あらすじだけは今でも追ってるんだけど、ドラマ自体はすっかり見なくなったER。だっておめー、ルカちんとアビーがくっついてアビー妊娠なんて誰が見ますか。スーザンはいつの間にか消えちまうわ、ガラントは死んじゃうわ、新キャラもDQNばっかでもうおなか一杯ですよ。

 とは言え地上波でもガラント死亡の回になったというので、先週と今週だけ視聴。ああ、本当に死んじまったよ、ガラントーッ。しかもあんな無駄な戦死・・・(車が地雷踏んで、その他同乗の兵士と共にボン)。

 まあガラント自身はインドちゃんが止めるのも構わず、己の意志で戦場へ行ったわけですけどね。こんな終わり方も、彼は充分覚悟していただろう。随分昔、ルカに「(軍隊が)勇気と愛国心を試す所だと思ってるだろ?」と嫌味のこもった突っ込みをした時だって、「そんな風に思ってません」と穏やかに否定したガラントのことだもの。だけどガラントは今のカウンティでは数少ないまともな医者だったのになあ。まったくERは、まともな奴は死ぬか降板するかのどっちかだな。そうとも知らない嫁のインドちゃんは、外科レジデントが決まって有頂天になったところに、夫の悲報。嗚呼。

 というのが先週の回で、今週はガラントの葬儀。軍医なので葬式は当然軍隊式。夫の死を認めたくないインドちゃんは、葬儀への出席を拒む。一緒に行くプラットが説得へ。この役はプラットじゃないとだめだよね。プラットはカウンティに入ったのガラントと同時だったし、同じ黒人だし。

「自分の中から彼の記憶が薄れていくのが恐い」と訴えるインドちゃん。それに対するプラットのセリフが泣ける。
「あいつを忘れる奴なんていない。ずっと覚えていたい。これはそのための儀式なんだ」

 結局プラットと共に葬儀に向かったインドちゃんだが、息子の戦死を誇りに思っているガラント父との間にどうしようもない距離を覚える。
「何が名誉なの? なぜ彼を送り返したの? お前を愛している、みんながお前を愛している、そうあなたの口から言ったなら、彼は行かなかったのに!」
 ガラントの代わりに受け取った勲章を、ガラント父に押しつけるインドちゃんであった。

 人々が去った後、夫が埋められたばかりの墓の前で、悲しみにくれるインドちゃん。見ている側にはやりきれない場面だったけど、その後のプラットの言葉にちょっと救われた思い。

 で、こんなシリアスな最終回なのに、いくら来週からこの時間帯で始まるからって、こんな話の後にアグリー・ベティの画を出すのはやめてくれ(涙)。




2009年09月19日(土)

 というわけでコミックビーム10月号を買いに栄へ。と、その前にパルコで用事があったのでそっちへ。パルコに寄ったついでにリブロに入ったら、運よくコミックビームが一冊あったので、「テレビでドイツ語」10月号と一緒に買う。となると栄にはもう行かなくてもいいかなと思ったのだが、図書カードの残額が少ないことに気がついたので、金券屋目当てに結局行った。ついでに丸善の文具コーナーをぶらぶらしたり。他、三越の地下に行ってユーハイムを覗いた。レッフェルクーヘンはもう作ってないみたいねえ。おいしかったのに。代りに限定で出ていたアップルパイを買う。

 さてコミックビーム10月号の唐沢なをき「まんが極道」。個人的には近年で最も読んでて落ち込む漫画だが、さて今回は先生の実体験。それもつい最近だから赤裸々度はマックスだ。一応、14日のヤフトピを以下にコピペ。

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漫画家、唐沢なをきさんがNHK放送を中止要請 「取材が不愉快だったから」
9月14日10時27分配信 産経新聞

 「ヌイグルメン!」などの作品で知られる漫画家の唐沢なをきさん(47)が、NHK衛星第2「マンガノゲンバ」の取材を途中で打ち切り、番組放送中止を要請したことが、14日、わかった。妻でエッセイストの唐沢よしこさんが自身のブログで明らかにした。番組では漫画家の仕事現場に密着し、作品の魅力に面白さの秘密をさぐる。ブログによると、中止を要請した理由について、「インタビューが誘導尋問的」だったと説明。「この番組の取材、ほんっっっと〜〜〜〜に不愉快だったから」とも綴られており、取材方法をめぐってトラブルがあったようだ。
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 もちろんからまんブログで予習をした上でいざコミックビーム。ふむふむ。うわあ、こりゃ確かにひどい(笑)。雷句誠のにしろ佐藤秀峰のにしろ、この手の漫画家側からの抗議なんざあ、半信半疑なのが正直なところなのだが、今回のこれはさすがにあんまり。まあこのディレクター氏のやり方も大概の部分は納得できるんだが、最後のあのセリフはあまりにもひどい。まあネタにできたからいいようなもんですが、さすがのなをき先生もこりゃ漫画にするの苦痛だったろう。まあもっとひどい話はこの連載漫画の中にいくらでも出てきますがね。

 お次は「テレビでドイツ語」10月号。46ページを見てびっくり。“Der Wave”が単館公開ながらこっちで全国上映されるって! いやあ、過去のドイツ映画祭のラインナップで何が一番悔しかったって、これを見逃したことだったので、凄く嬉しい。ちなみに上映されたのは2008年のドイツ映画祭で、邦題は「ウェイブ ―あるクラスの暴走―」。ある高校の特別授業で、生徒たちに独裁政治の成立過程を学ばせるために、教師が一人の生徒を独裁者に見立ててゲームをさせるんだけど、それが次第にエスカレートしていって・・・、という話。ちなみに元々はアメリカで起こった事件なのだそう。なんかストーリーといい、「ネタ元の事件はアメリカで起きた」点といい、「es」に似まくりですが。ちなみにシネマート新宿の紹介文には、
『エス[es]』の4倍ヒットしたシチュエーション・ムービー
 などと身も蓋もないことが(笑)。まあとにかく楽しみです。ちなみに今回の公開での邦題は「The Wave ウェイブ」だそうな。今年の秋からシネマート新宿を皮切りに全国順次公開。公式サイトはこちら。
http://www.the-wave.jp/

 その後はアップルパイと、ペギーのドリップコーヒーで作ったカフェオレで一人静かにお誕生日をお祝いしたのであった。ああしかしちょっと失敗だったのは、このアップルパイは味がちょいくどめでカフェオレには合わなかったということである。




2009年09月17日(木) 出力しました

 セブンイレブンで。何をって? ふふ、10月11日の「原画と朗読で綴るサイボーグ009の世界 〜海底ピラミッドの謎を終え!〜」ですよ! ちなみに私は昼の部さ。予約自体は先月の27日にやっといたんだけど、めんどがって出力をずーっと後延ばしにしちゃっててねえ。やっと今日やってきたのさ。ふーん席はここですか。まあなんにせよ、周夫様のご尊顔を拝すは恐悦至極に存じ奉りまする。

 第一目標はそういうわけで周夫様なのだが、アルベルトの声が中井さんだったのも大きい。声は土方ぐらいなのかな? あの声で「人魚姫、お前も・・・」とか言っちゃたりするわけかい。うへへへへ。一応、アルベルトにしちゃちょっと若すぎるかなあという不安もあったりするが、不安ってんならジェットの置鮎さんの方がよっぽど不安! や別に置鮎さんがどうこうってんじゃないよ。ただジェットにあの声は賢すぎやしないか(ボカ〜ン)。あー、あとグレート役が大根の小野坂というのもどうよ。ま、でもフランちゃんの声が桑島法子なのでよしとしよう。個人的には桑島法子のような不幸声にはヒルダかビーナやって欲しいとこですけどね。

 中井さんや「銀魂」の土方をよく知らない方はこのニコ動でも見てちょ。ニコ見れん人ごめん。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6767686

 で、後日レポしたいのは山々なんですが、原稿地獄中だと思うので、あやしいところ。予想以上に秋以降の休みが少ないんだよな。10月3日は職場のウォーキング大会があるし。10日からの三連休はなんにもないけど、11日には例によって上京しちまうし(苦笑)。末に臨休が入って三連休ができたんだけど、そこは丸々職場の旅行で潰れるちゃうのよねえ(いや旅行自体は大いに楽しみなんですが)。ほいで11月28日の土曜日はこれまたブロンフマンで上京だし。・・ってよく見たらほぼ全部自分の遊びですがな。いやあ、新刊がちゃんと出るのか自分でも楽しみだよ(ボカ〜ン)。ひとまず明後日19日からの連休ではみっちり書き進めたいです。どうせどっこも行かんし。あ、コミックビームの10月号を買いに行くのがあったわ。いや、例のヤフトピでニュースを読んで以来、唐沢なをきのアレがどんな風になってるのか、もう読みたくて読みたくて。すぐ近所の本屋を探したんだけど、どっこも置いてなかったので、栄か名駅の本屋で探すつもりさ。

 てなわけで日記は当分休業状態だと思います。映画もタラの「イングロリアス・バスターズ」を別とすればそんなに見たいのないんで、余計滞るかと(ウルヴァリンはDVDでいいや)。ただ今、来月16日のドイツ映画祭に行くかどうか迷い中。「ベルリンの女」が入ってたら絶対行くとこだけど、ラインナップにないでやんのーっ。




2009年09月11日(金) あともう少しで

 まあ大したことじゃないんだが、あの「官僚たちの夏」の撮影場所の一つにうちの近所にある工場が希望を打診していたと知って驚いた。第一話で佐藤浩市が自動車工場社長の蟹江敬三を訪ねて行くシーンだそうで。残念なことに諸々の都合で没になったとのことだが、候補に入っていたというだけでもなんか嬉しい。

 「官僚たちの夏」は歯抜けでしか見られなかったので、再放送かレンタルで回り始めたら補完したいもの。またざこびっちに泣かされるんだろうな。




2009年09月10日(木) 村上かつら「ラッキー Are you Lucky?」

 もう何ヶ月も前のことだが、週刊文春でやっている宮崎哲弥の「仏頂面日記」でこの漫画が熱く紹介されていた。それから凄く気になってはいたのだが、同人原稿もあって、本屋に探しに行く暇がなかった(図書カードを有効に使いたいので、本は本屋で、なおかつ漫画はアニメイトで購入したい性)。最近やっと余裕ができたので、本屋巡りついでに探しに行ったのだが、延々見つからず。あんまり歩き回ってまた咳がぶり返したらアホなので、欲しいDVDと一緒に、おとなしくアマゾンで注文した。

 今日届いたので早速読んだ。もともとビッグコミック増刊号に連載されていたもので、この一巻で完結している。

 主人公は小学生の祐太。幼い頃母を病気で亡くしたが、父と助け合って仲良く暮らしている。ただ、おとなしい性格のため、クラスメイト二人からいつも絡まれている。そんなある日、押入れの奥で箱に入ったロボット犬を見つける。犬ロボはラッキーと名乗った。長いこと祐太を授からなかった両親が、その代わりにかわいがっていたのがこのラッキーであることがやがて分かる。ラッキーは現在出回っている犬ロボの第一号で、会話は五文字しかできないし、動きのパターンも少ない。しかしそのシンプルな会話や行動のパターンには、死んだ母の心が詰まっていた。

 どうよ。このとっかかりだけでも泣けるだろう。て言うかこれ書いてる時点でもう泣いているよ私は(ボカ〜ン)。で、まあ祐太くんはラッキーとのふれあいの中で、いろんなことを学んで成長していくわけです。父のこと、友達のこと、そして自分の中に生きている母。だけどその一方で、かつては漠然としたものだった「自分に母はいない」という動かしがたい現実を、幼い頃にはなかった明確さで理解するようになるんですな。まあ、他にもいろんな人間ドラマが起こります。もちろん純粋に楽しい思い出もいっぱい作るんだが。

 もう最初から最後まで泣きっぱなしの、切ない漫画でした。犬好きには少々危険なくらいかもしれない。でも是非読んで欲しい。犬好きでも犬好きじゃなくても。この人の他の作品も読んでみたい。




2009年09月03日(木) 「姫ちゃんのリボン」が

 別作家によるリメイクで今日発売のりぼんで連載スタートだと。

http://natalie.mu/comic/news/show/id/20727

 許せない、許せないよ(血涙)。しかもなんだよこの絵! ああ、死ねばいいのに!

 いいさそれでも私の中の水沢めぐみワールドは不滅さ・・・。



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