猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2008年10月31日(金) 落ちました

 発表は18時半とのことですが、そのちょこっと前にメールがやってきました。残念ながら舞踏会の招待状は貰えませんでした・・・。うわああああ(涙)。さらに憂鬱なことに頼みにしていた友人サークルも落ちてしまった! ぎゃああああ(涙)。や、サークル仲間はまだいるので彼らの結果に希望を託すのみですが、ああまさか身内全落ちなんてねえだろうなあ。

 まあ年明けの大阪は直接参加だからね! 冬全く機会なしというわけじゃないんだからさ! ああ、それにしても悲しいわあ。いやいやしかし明日から三連休、気持ちを入れ替えて続きを書こう・・・。うっ、うっ、うっ・・・。




2008年10月28日(火) ここ二日ほどをまとめ

■26日
 今日こそ完成させないとやばい。いや、何って消えた前半ですよ。今日は「たかじんのそこまで言って委員会」やらんし、「きらきらアフロ」は月曜深夜に移動してしまったし、じっくり集中ですよ! ・・・ああでもやっぱり終わらなかった。なんとか明日明後日のうちには。

 そして。

■28日
 おわた。おわたよ・・・。やっとトンネルの前と後ろが繋がったよ、うおーいっ!! まだ二、三ヶ所追記が必要な所もあるが、何はともあれ前半は見事蘇った! はあ、嬉しい。なんたるすがすがしさよ。なんかもう書き終わっちゃったみたいな気分だ。て、それはいかんけど。はあ、それにしてもひたすら面倒臭い作業だった・・・。なんつーの、結局ゼロから書き直しって感じだったよ(いやマイナスって言ってもいいかも)。自分としてはせめてイチかニからぐらいのつもりだったんだけど、そんなん程遠かったわ。書いてくうちに違うエピソードが浮かんだり、いろいろ致命的なミスが見つかって練り直したりで、毎回一歩進んで二歩下がる状態。普段の倍くらいストレスたまったよ。ほう。だがその辺を差っ引いても、夏休みから書き始めたもんを今日までかかってしまったのはやはり時間かかりすぎ。やはり9月中には終わらせたかった。そうすればラストの方をうんとじっくり書けたのに。

 取り敢えず今総ページどんだけなんだ? と印刷用のレイアウトを組んでみた。・・・ええっ、なんだいこのかさばりようは!? ラストまでどう薄く見積もってもあと20ページは費やすもんを、これはまずい。うーん、文字をもうちょい小さくするしかないかな・・・。だけど長編で画面があんまり細かいのはちょっと。ふーう、どうしたものか。なんかねえ、60ページとか70ページぐらいの頃は増えていくのが楽しかったけど、100越えだすともう全然嬉しくなくって、た、頼むからもう増えないでくれ! まとまってくれ! っていう気分です(ボカ〜ン)。

 ところで全然話変わって期待の「わが教え子、ヒトラー」なんですが、ヤフーやグーに感想が結構上がってるね、どらどら。うーん、総合点はそこそこあるけど、駄目だった、と言っている人たちが指摘している欠点がどれも心配なものばかりだなあ。こりゃ期待し過ぎない方がいいかも。ちなみに名古屋では名演小劇場で11月29日から公開スタート。ま、どっちにしても見に行くのは原稿明けだな。ちなみに原稿の締め切りは12月6日。頑張るよ。

 さて土曜日には当落結果がメールでやってきますね。神仏の許しあらば・・・。南無八幡大菩薩!




2008年10月25日(土) 昨日今日京都

 24日は金曜なれど職場の公休日。ばんざい三連休! 原稿たっぷり進行! と言いたいところだが24日から一泊二日で会社の皆さんと京都旅行なのであった。ま、ここんとこ土日は座りっ放しでいい加減不健康だったので、長い目で見りゃ遠出もよろしいかと。

 往復ともぷらっとこだまのグリーン車で快適快適。市内の移動も二日間ともワゴンタクシーだったのでこれまた超楽ちんだった。まず一日目は金閣寺→仁和寺→北山のレストランAzekuraでイタリアン→よーじやでお買い物→大原で泊。Azekuraはワゴンタクシーの運転手さんのおすすめで行ったんだけど、昔の酒蔵を移築・改装してレストランにした建物で、味も雰囲気も大変よろしゅうございました。ブライダルもやるくらいの所なんだけど、その割にはリーズナブルで満足じゃった。ただ、昼食が一時と、ちょっと遅かったせいで旅館の夕食(六時から。宿の都合により時間は変えられない)がほとんど食べれんかったのが残念。豆腐料理とか湯葉とかどれもうまそうだったのに・・・。はー、でもお風呂はよかったっすね、温泉だったし。泊ったのは芹生(せりょう)っていう旅館だったんですが、お庭も綺麗に作ってあって部屋からの眺めは最高。翌朝の朝食で出された湯豆腐がまたおいしくって。なんにもつけなくてもつるつると食べちゃいました。

 チェックアウト後は大原巡り。ガキの頃から腐るほど行ってる京都ですが、大原は初めて。いやー、どこのお寺もお庭が素晴らしいですな。市中心部のメジャーなお寺に比べてなんとも侘びたる風情漂い、まさにゲヒ殿の世界! でありました。特に三千院のお庭は感嘆の溜め息が出ることしきりの素晴らしさ。紅葉はまだだったけど、いやいやそんなのなくても十二分に美しい。ただ大原の辺りは山ばっかなだけあって市の中心部よりぐっと寒くって、それがちょっと辛かったな。その後は宝泉院でお抹茶→寂光院→大原で昼食→清水寺→三十三間堂→再びぷらっとこだまでお帰り→7時頃帰宅、てな感じでした。タクシーの運転手さんがとにかくサービス満点な人でよかったわー。お寺のこととか、なんでもよう知っとる人でね、また喋りが楽しい人だった。また当たるといいなあ。




2008年10月23日(木) 「帰らない日々」に行けなかった

 ホアキンの「帰らない日々」、大量に電波をとばすほど行きたかったのに行けなかった。がっくし。最初の一週が8時半ぐらいからで一回のみ。この時行けばよかったんだが、なんかいろいろタイミングを逃して行けず、その後更新された上映情報を見たらば、次の週は朝10時50分からの一回のみ。そしてその週で上映終了・・・。最後のチャンスだった今週の日曜は原稿書きで疲れて起きれず。もういっそ会社さぼって行こうかと思ったよ。うう、なんにせよごめんよ、ホアキン。悔しいのでパンフだけ買った。ホアキン、DVD買うまで待ってておくれよね。



2008年10月17日(金) ゲット スマート/アイアンマン

 「ゲット スマート」は18時45分の回、「アイアンマン」は20時40分の回で見てきました。明日からTOHOシネマズは改装に入っちゃうもんだから、こんな危ないハシゴ見をしちゃったよ。やあでもどっちも面白かった。

 「ゲット スマート」は前に「ダークナイト」を見に行った時に予告編が流れてて、そん時面白そうだったので見にいった。しかも私が大好きなあの人、そうビのつくあの人がカメオでお出ましになっているのだから、何が何でも行きたかったのだ。無論You Tubeで旧作「それ行けスマート」の映像も予習してったさ。スティーブ・カレルは相変わらず笑えるし、チーフにアラン・アーキンはいるし、ヒロインのアン・ハサウェイは相変わらずいい乳をしているし、で実に楽しい映画でした。

 で、間髪入れずにハコを移動して今度は「アイアンマン」。ロバート・ダウニーJr演じる三友工学の若社長バン・ボグートが、ある事件に巻き込まれ重傷を負ったのをきっかけに、平和の戦士アイアンマンとして生きるという物語である(注:ほんとにそういうストーリー)。いやあ燃えた燃えたよ、若社長の生き様に。そしてパワードスーツに。己の夢と欲望にかくも正直に生きられるのは世界広しと言えどもこの社長と小学生男子くらいのもんだろう。ダウたんも生き生きと演じているじゃないか。嬉しいよ。頼むからもう道を踏み外すんじゃないぞ(涙)。

 主人公の改心がちょっとあざといっちゃあざといけど、まあそこは原作もそうなってるし、何よりハリウッドだからエエじゃないかと。そんでもって何より、改心のきっかけとなったインセン博士の描写が非常によかったので、まあここは突っ込まんでもええかなと。や、ほんとにインセンには泣いた。映画自体はね、分っかりやすーいマンガマンガした内容なんだよ。もうね、終わった後内容なんてほとんど覚えちゃいねえの。そんな映画のくせに(笑)、インセンのとこだけアカデミー賞な雰囲気だったんですよ。映画終わった後もねえ、あんだけすっきりしたエンディングだったのに、でもってエンドロールの後にあんなアホなおまけ場面がついてきたのに(笑)、それでもなお私はインセンを思って湿っぽい気分で帰り道を運転してったんですよ。なんであんな不必要に泣ける人を持ってきたんだよ、ちきしょう。

 帰ってから気になってインセン役の人を調べてみたらショーン・トーブっていう人で、「クラッシュ」でペルシャ系の店主を演じてた人だと分かった。て、あん時と全然顔違うじゃん。分からんよ。で、他には「君のためなら千回でも」とかに出てるらしい。おお、これは見たかったけど見れなかったんだよな。よし今度レンタルで見るぞ。




2008年10月16日(木) 結局「ヒトラーの建築家」を買ってしまった件について

 あれ、なんでこんな所に「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア」のDVDボックスがあるのかしら(ボカ〜ン)。・・・というわけで結局買ってしまったのでした。はははん。これでも一応迷ったんですけどね(説得力ねえ)。だって、ドラマ部分は多分あんまし面白くないと思うのよ多分。やっぱりヨーロッパ人、ましてやドイツ人にヒトラーを描くのは無理があると思うんですわ。この時代の話って一般人や一軍人を主人公にしたものはどれも面白いんだけど、ヒトラーとなると途端にアレなんだよねえ〜(『ヒトラー最期の12日間』も期待薄のゆえに未見)。ぶっちゃけヒトラーに関しちゃ手塚治虫と水木しげる読んでりゃ充分と言うか。ま、この辺は日本人が山下東条エトセトラをまっとうに描けんのとおんなじ理屈だわな。みんなどっか偏見があると言うか遠慮があると言うかねえ。ああしかしシュペーア好きとしてはおまけでついてるドキュメンタリーのDVDが気になって気になって。なんせシュペーアのお子さんも登場すると言うのだもの、嗚呼見たい。・・・というわけで買ってしまったのであった。

 で、ドラマ部分は期待通りの面白くなさ(ボカ〜ン)。まず構成がよくありませんな。特に第一話は時系列がばらばらすぎる。ドラマの間、頻繁に実際の当時の映像や、生存する関係者の映像が挟まれるのもよろしくない。ドラマなんだから「画」と「芝居」をもっとどーんと見せてくれなきゃだめじゃん。

 シュペーアやヒトラーの描写も予想通りの物足りなさ。セバスチャン・コッホはやはりきたろうにしか見えないし(笑)。ヒトラーとの友情にしても結局なんだったのか、非常に分かりにくかった。総じてドラマ部分はよくある再現ドラマの域を越えていなかった。セットや衣装はさすが本場だけあってかなりの出来(ま、たまにしょぼい部分もあったりするがその辺はドイツなんで)。

 ただし三話のシュパンダウ刑務所での二十年は面白い。やあもうヘス! この三話は一にも二にもルドルフ・ヘスですよ。この役者さん誰だか知らないけど、本物以上。ほんっとに気違いにしか見えない。このどっからどう見ても気違いのヘスと、まっとうなはずなのになんでかそんなヘスとシンクロしちゃうシュペーアさんとの、「刑務所の中」な友情がいいですよ。刑期を終えるシュペーアが最後にヘスに会いにいくとこなんか泣けたわ。うーん、しかし本来ならヒトラーとシュペーアをこのくらいの温度で描かなければならないはずなんだが。困ったもんですな。

 しかしヘス以外の他のナチ党幹部の扱いはやっぱアレだったな。ゲッベルスがセリフほとんどねえし、ゲーリングですら見せ場ゼロ。せっかくみんなそっくりに演じてくれてたのにもったいない。あ、でもドイツのドラマにしては美女率が高かったのは大いに誉めたい。なんだよ、ドイツだってちゃんと美人いるんじゃん。なら普段からもっと出して欲しいよな。なんであんなスタッフにしか見えない女優ばっかり出てくんだよ(ボカ〜ン)。

 それはそれとしてドキュメンタリーの方は非常に面白かった。特に三人登場するシュペーアの子どもたち(長男アルベルト、長女ヒルデ、次男アルノルト)それぞれの、父親に対する失望・疑念、それでもなお残る親への思いは、見ていて非常に痛々しかった。

 シュペーアついでにBBCが作った「ニュルンベルク裁判」をご紹介。こっちの方が全員のキャラが立ってて面白い。またこれ吹替が豪華なんすよ。ニコ動に上がっていたので貼っておきます。

 まずは第一回目のシュペーア。正直、シュペーアだけ綺麗すぎる描き方で物足りない。役者さんも似てないし。ま、でも最後の方でちょっと意地悪に描かれてるのでよし。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2887326

 二回目はゲーリング。これはもう最高(笑)。小川真司の吹替も神レベル。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2887611

 三回目はルドルフ・ヘス。や、この役者さんも「ヒトラーの建築家」の人に負けず劣らずのうまさ。よくこんだけ気違いになれるなあ。声が大塚芳忠なのでヤザンに見えることしきり。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2887866




2008年10月12日(日) 第75回NHK全国学校音楽コンクール 中学校の部

 というわけで今年もいたいけな中学生の合唱に萌え萌えする日がやって参りました。原稿があるから全部は見れんけど、でもってHDDに空きがないから録画もできんけど、最初と最後の方だけは見るよ! この目に焼きつけるのさ! なんつったって今年の課題曲はアンジェラ・アキちゃんなのだから。多分本人も出て最後の方で歌ってくれるんだろうな。ふふん、楽しみ。を、はじまったぜ。やあ、毎年どこもレベル高えなあ。特に自由曲だとラ〜♪とかア〜♪ばっかりの曲だから余計技術の高さが分かる。ああそしてみんな初々しくてかわいいねえ。たまらんぜよ。

 で、また原稿に戻って4時半ぐらいから再び視聴。おお、もうみんな歌い終わって審査待ちっぽいな。ついでに紅茶入れよ。茶を飲み始めたところでアキちゃん登場。萌え萌えな中学生たちの歌声に感動しまくりのアキちゃん、歌の方もこれまでで一番の歌声でありました。会場の中学生はもちろん、テレビの前のおいらも目から汗が・・・。表彰の後は会場にいる人全員で課題曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」を合唱。うわーっ、これはいい! いや、しかしなんでこんなに揃って歌えるの君たち! そりゃある程度リハーサルはしたんだろうけど・・・。

 後日ではありますが、You Tubeにあがっておりました。まずはアキちゃんの熱唱。
http://jp.youtube.com/watch?v=IYC8skQEnDs&feature=related

 こちらは最後の全員合唱。
http://jp.youtube.com/watch?v=C5ceI4uvNlQ

 いやあ、ええもん見せてもらいました。ところでどうでもええけど、アキちゃんって私と同い年なんだね。ずっと年下だと思ってたよ。若く見えるなあ。




2008年10月11日(土) いまだ島村のジャイアントぺロティが見つからない件について

 まあ出歩かないから自動的にというだけで、名古屋地域が島村にいけずなわけではない。そんな今日は会社のウォーキング大会であります。会場が碧南なので五時前に起床という厳しさ・・・。そして外は雨じゃないですか。地下鉄の駅まで歩いてたらちょっと肌寒い。この時期のウォーキングは暑いことが多いし、昨日だって9月中旬ぐらいの蒸し暑さだったので、思いっきり夏の格好で出た私はもしや負け組? ひいい。

 会場の碧南駅には8時に着くも雨は相変わらず。うう、風邪ひかなきゃいいけど。取り敢えず受付場所の設置じゃー、と机を組み立てる。ああしかしこの雨の中、屋根がないぜと思ってたら一人が「念のため持ってきたのさ」と小さいテントを披露! 地獄に仏だ。ま、そんなこんなで9時半まで受付係をぱたぱたとこなし、受付終了後は上司のおじさん二人と一緒に出発。その頃には雨はもうやんでいたが、その代わりにカンカン照り。やっぱ半袖で正解だった。はあしかし暑い! 矢作川にかかる橋の上からの眺望はなかなかであったし、風も吹いていたので、死の行進とまではいかなかったが、ゴールの西尾駅に着く頃にはフウフウであった。到着時がお昼頃だったので、駅前のうなぎ屋さんでお昼をごちになった。帰ったら原稿やらなきゃいかんのでビールは飲むまいと思ったが、我慢できずに頼んでしまった。ああしかしうまかったことよ。




2008年10月07日(火) 緒形拳・・・

 今朝6時半頃、朝飯を食っている最中に流れていたラジオで知った。「風林火山」の宇佐美役で、なんとなく声や表情に力がないなあと思っていたが、まあ年が年だもんなあ程度に思っていた。

 大河好きとしてはやはりシリーズにおける数々の名演技を思い出しつつ、当分偲びたいものである。まずはニコ動のこちら。「毛利元就」より、元就の宿敵、尼子経久。大河史において、「独眼竜政宗」の原田芳雄演じる最上義輝と人気を二分する名悪役です。その名場面集を。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4767888
 元就曰く「経久は鬼! 鬼に年はござらぬぞ」。まさしく。

 ――わしは、いいジジイで死ぬぐらいなら、血しぶきの中で地獄に落ちるが本望だ・・・!




2008年10月04日(土) 「キャシャーン Sins」なるものがやっている

 昨日の夜、ナイトスクープ見て歯ぁ磨いて風呂入ってさあ寝るかという頃、気まぐれに夕刊のテレビ欄に目を通したのである。ほしたらテレビ愛知で1時58分からキャシャーンとかあるじゃない。へ? 再放送? いやいや新番組ってあるぞ。しかもタイトルが「キャシャーン Sins」とかあるからこれリメイク? うう知らんかった。最近アニメ誌全然読まないからなあ。取り敢えず数秒だけ見てすぐデッキに走ってって録画セットしてそのまんま見始めたのだった。まあ、この時点で2時12、3分くらいだったので前半パートはほとんど見ていない。というわけで最後まで見ても、ストーリーも設定も何が何だかだっただが。なんかねえ、こうなんちゅうか・・・。ひとことで言ってヘボンな匂い(ボカ〜ン)。やあまだ一話ですけど。しかもちゃんと見た一話じゃないですけど。

 まず鉄也君の顔がいけません。せっかくレパートリーの多い馬越さんがキャラデなんだからそれこそもろタツノコ調でやって欲しかったのに、なんすか、あの顔。なんでアニメ版星矢みたいなキャラデなの? 古谷さんが鉄也君なのはエエとして、印象がもろ星矢なのは勘弁してちょう。それにキャシャーンって24時間頭のてっぺんから足のつま先まであのスタイルじゃなかったっけ。あの髪の毛ばさばさは何? 気に食わん。他のキャラは車田調というよりふつーのアニメっぽいデザインだった。うーん、なんかねえ。まあ没ゼロよりは遥かにいい絵ですけど。

 とまあ絵柄に心ザワザワしながら見たのだが、話の方もなんかなあ。一話のくせに冗長だよ。もちょっと程よくいろんなことが起こってくれなきゃ寝ちゃうよ、深夜だぞ。セリフも「滅びが始まる・・・」とか「世界が・・・」とか、内容はないようなやり取りばかり続く。おいおいキャシャーンで世界系かい。もっと具体的かつグサっとくるセリフにしてくれい。それがキャシャーンだよ。ガキとのやりとりもなあ。なんか重要なキャラなのかもしれないけど、不良少年が雨の日の帰り道に捨て猫を拾いましたな匂いがして嫌。出てくるロボットもやたら人間人間しすぎてて違和感あり。アンドロ軍団(なのか?)てーのは、乾いたメカメカしさの中にちろっと潜む業がいいと思うんだけど。まあでも察するにこの世界は元祖の時代から大分経てるみたいなので、ロボットたちがほとんど人間というのは、ある意味正しいのか。アクションはまあまあ。しかし脚本は誰なんだ。え、小林靖子? んっとに当たり外れの差が激しい人だなあ。

 そんなわけで本日は、起き抜けから口直しにYou Tubeに上がってた本家第一話を見ました。比べちゃ悪いがやっぱりこっちは迷うことなく素晴らしいと思える。ああかっこいい。そして恐い。んでもって納谷悟朗の声が若い、今と別人だ(涙)。その後OVA版のOPもチェック。好みは別れるだろうけど、梅津絵のキャシャーンは好きだなあ。いかにも90年代前半って感じのメカデザインも懐かしいぜ。あ、歌影山さんだったのか・・・。それからさらにSinの前半もYou Tubeで。おおっ!! 内海さん声のブライキング・ボスが出てるぅーっ!! なんだよそれずりーよ! これから先どんだけヘボンでも見ちゃうじゃないかよ。くっそー。取り敢えず来週も見るしかないか・・・。



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