猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2008年09月29日(月) 受付確認ハガキ、ギアス最終回、今月のプライド

 というわけでまずハガキが届きました。悪夢の999号じゃなかったです。あとは当落通知ですな。

 昨日ついに終わりましたなギアス。最終回については取り敢えず満足。まそりゃ文句は一杯あるけど、リヴァとかスクライドとか、谷口作品は最後が今一つというのがパターンなので、まあいつものことと思っとります。少なくとも三分の二くらいは死ぬほど楽しませてもらったんだから、ギアスよありがとう。

 不満としては、スザクはもっとむかつく結末が欲しかったとか、カレンの扱いしょぼすぎとか、緑川結局なんだったのとか、パパ退場呆気なさすぎとか、ナナリー何もそこまでとか、オレンジ君は狂ったまんまがよかったとか、扇さんやることやってるねとか、コーネリア様最後は黒の騎士団のパシリ? とかいろいろあるけど、ルルーシュの最後には満足しとります。ちょっとルルに都合よすぎだけど、これでもルルのことは好きだったんで、彼にとって満足な最後を迎えられたことは嬉しい(彼に巻き込まれてた無名の人々にとってはまことに非道い話ですが)。まー生き延びて、汚れて(墜ちて)いくルルを見たかったような気もするけど、Zや逆シャアのシャアみたいになったルルーシュなんて見たくないので、これが最良の結末さ。

 あと今月の「プライド」。萌の出産、やはり神野さんには伝わるのが早い。志緒にもいずればれるのだろうなあ。それも最悪のタイミングで。神野さんに「堕ろせ。それができないなら死産してくれ」と、なんともきっつーいこと言われちゃう萌。かわいそうな気もするがこれまでの彼女の悪行三昧(笑)を思えば、神野さんがアア言ってしまうのもしゃあないよなあ。神野発言により萌が多美ちゃん化しそうだが、もしそうなったら、ただでさえ少ない読者からの共感をいよいよもって完全に失うな。ま、個人的には萌みたいな奴が子供育てちゃいかんだろうと思うのだが。今回の災難で萌が、
「そうだ私がちゃんとしてなきゃこの子まで世間から後ろ指を差されるんだわ。もうこれからは他人のつまんない揚げ足取りはやめよう」
 と考えるようになってくれたら立派なんだけど、うーん、だめだろうねえ。この辺の学習能力の低さが嫌われる元なんだろうな。

 て言うかほんとにマルチェロとくっつきゃいいのに。マルチェロの何が不満なのか理解できねえ(年取ったら六花ちゃんパパみたいになりそう)。確かに顔はアレだけど、そんなん別になあ。真剣に言うけど、あんなにいい奴には二度と巡り会えないぞ。友達が「萌は貧しい育ちな分見栄があるから、他人が羨ましがるようなものを持っていないと嫌なのでは」と言っていたが、そういうことなんだろうなあ。ああもうバカバカ。

 明日は「ぼくらの」の九巻が出るな。この単行本分はもう丸々IKKIで読んでるから、わたし的には復習となるのだが、あああの回やこの回・・・、思い出すだけでも心がささくれるよう。




2008年09月27日(土) 太平記二箱目キタ――――ッ!! あと追記で・・

 てなわけで昨日届きました。早速、第三十六回「湊川の決戦」を鑑賞。桜井の別れにただ涙。今日は最終回を鑑賞。こちらもただただ涙でありました。

 ところで昨日のナイトスクープは久々に面白かったなあ。個人的に三本目の化石の回がよかったですわ。現場が広島の田舎でね、山・田んぼ・小川と三拍子揃ったまさに「ザ田舎」な所で、心洗われることしきり。でもって依頼の子たちがかわいかったよなー。小川の底に化石らしき物を見つけたってんでみんなで潜って観察するんだけど(子供だけで発見てのが萌えますなあ)、こん時の女の子たちの水着姿に萌えまくりました。特に一人、中学生の子が結構巨乳で、ちょっと谷間なんか見えちゃったりして、思わず興奮しちゃいましたよ。いや、これが都会の今時な中学生娘の水着姿だったら私も無反応だったけど、なんつーの、ちょっと田舎臭くて無防備な感じにぐっときてしまったんですよ。でもって誰よりも巨乳な探偵松村のパンツ姿がセットで映っているというのも、マニアポイントですね。

 早速You Tubeにアップされていたのでみんなも見てね。
http://jp.youtube.com/watch?v=08X6EIzPyfw

 DVDと言えば、ちょっと話がずれるが「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア」ってDVDになってたんだね。このテレビドラマ、存在だけ知ってたけどまさかDVDになっていたとは。いやあシュペーア好きなのよ、シュペーア。でもシュペーア役がセバスチャン・コッホなんだよねえ。ほらあの「善き人のためのソナタ」でゲオルグやってた人ですよ。「ブラックブック」のナチス将校とかさ。・・・もう、顔全然似てねーじゃん! シュペーアさんはこんなきたろうみたいな顔じゃありませんよ(ボカ〜ン)。ああでも見たいなあ。でも金がなあ。レンタルでないかなあ。

 そんなシュペーアさんは私が夏に買った「秘録 第二次世界大戦」に、インタビューで登場する。ふつーに本物が出てきてふつーに喋ってるんで一瞬びびったよ。そっかこの番組が作られた頃はまだ生きていたのね。

(追記)
 今(23:53)ヤフトピ見たらポール・ニューマン死去の報が・・・。




2008年09月19日(金) 船を出すのなら九月♪

 そう、私は冬の支度で夢中なのだ。愛は砂のようにあ〜る、というわけで相変わらず本日も会社で絶賛原稿中だったさ。だって明日は会社のバスツアーで一日潰れちゃうんだもーん。

 お家では薄め(なんで薄め)のミルクティーとユーハイムのバウムクーヘンを食べました。先週、めったに売られない超レアなリンゴ入りバウムクーヘンを松坂屋でゲットしたのさ。ああしかし実際食べてみると見た目ほどにはおいしくなくてがっかりしたよ、僕ぁ(ボカ〜ン)。

 で、タイトルにみゆきさんを持ってきたついでに、「砂の船」をば。私ん中で腐るほどあるアルベルトな歌の、まあほんの一個でございます。みゆきさんの歌でアルベルトな歌は他にもやっぱり腐るほどあるけど、中でも特に秋の風情漂うものをなんとなく選んでみた。でもこの歌難しいよな、みゆきさんの歌にしては。夜会で歌ってるこれもかなり苦しそうに歌ってる(笑)。やはりこの歌はアルバムで聞く歌だねえ。
http://jp.youtube.com/watch?v=wbXf9rVoWAw&feature=related

 録画しといたBSマンガ夜話の「よつばと!」見てたら、なんだかとっても嫌げな場面が浮かんじゃったよ。ああまた冬の支度が進んだわ、ふふふ。しかしなんで「よつばと!」から嫌げなものを・・・。




2008年09月11日(木) へうげ、大河関連の情報、「わが教え子、ヒトラー」が見たい

 今週の「へうげもの」。官兵衛キタ――――ッ!! いやー、へうげワールドじゃ全然登場しなくって、結局後にも先にもあの中国大返しでの顔出しのみかと思っていたので、この登場はすっげえ嬉しい! しかもなんとも官兵衛らしい立ち回りではないか! ああやっぱり山田先生は素晴らしいね! 高望みすれば息子の長政と共に、あの超奇抜なデザインの兜でご登場いただきたいものだ。いや、ほんと戦国武将の兜ってどれもユニークなデザインのものが多いけど、黒田親子の兜はその中でもダントツのデザインですよ。もうこれは是非山田先生の筆で見てみたいんです、あたしゃ。

 そして「左様なら、利休」。秀長様も非業の死を遂げられ、豊臣政権は一気にみっちゃんの手へ。宗匠、逃げてーっ。

 それはそれとして大河のDVD情報です。「葵 徳川三代」がついに全話DVD化です。10月24日発売だって。よし、買うぞ。ただし関ヶ原の回までな。だってあとはつまんないんだもん(ボカ〜ン)。政宗を吉宗のノリでやっちゃあかんよなー、やっぱ。ああでも、てらそまさんが出ている回だけはコンプリしてえ。これであと私が望むのは「花の乱」と「北条時宗」の二作品ですじゃ。あ、もちろん蔵六先生もね!!

 それと、時代劇専門チャンネルで再び我らが吉之助さぁに会えもうす! 10月22日から、「翔ぶが如く」がスタート! 朝7時、夜7時の二回放送。思えば前の放送が「篤姫」が始まった頃でしたな。そして今度は篤姫終了前ですよ。ふふふ、時専よ、お主ら分かっておるではないか。

 で、モーニング立ち読みしたついでに週刊文春の映画評をチェックしていたら気になる映画が。ドイツ映画でタイトルは「わが教え子、ヒトラー」。主演は「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエ。あ、てっきり「善き人〜」が遺作だと思っていたけど、違うのかな。ああ、どっちにしても興味津々。時代が1944年というのもぐっとくるよ。ストーリーは、かつてヒトラーに演説のハウツーを教えたユダヤ人俳優が、負け戦続きで引きこもり状態になっているヒトラーを奮い立たせるために、ゲッベルスによって収容所から呼び出され・・・、というもの。おお、なんか面白そうじゃないか。家に帰ってから公式サイトで予告編見たら、また更に期待値が上昇。いやもう、この予告編見ただけであたしゃ感動。ちなみに公式サイトはこちら。
http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/#
 名古屋では初冬に名演小劇場で公開だそうな。初冬っていうと11月下旬か12月頭ごろって感じかな。まあ、原稿終わってから見にいくことになるのかな。・・さて原稿原稿。10月は休みが潰れまくるから、きりきりやらにゃあ。




2008年09月10日(水) まとめ

■というわけで6日と7日に安曇野へ母と二人で行ってきました。お目当てのふくらい屋は幸いまだ潰れておらず、桜ステーキも馬刺もおいしくいただきました。ビールもキンキンに冷えててよい感じ。昼間は安曇野も暑いけど、日陰に入ると超涼しい。山ん中も風があって気持ちいい。そして美しい景色。二日目には強烈な夕立に何度も遭ったりしたものの、いわさきちひろの美術館にも行ったし、よい旅でした。また行きたいな。でも帰ってきたら熱が出てぐったり。結局ね、涼しい所に行って一旦塞がった汗腺は、帰ってきてもそうそうぱっとは戻らんもんなのですね。そのために暑さが体内にこもって熱が出てしまうというわけ。はー、避暑も一長一短ですな。

■5日放送の「ムハハnoたかじん」、ゲストは堀内孝雄。谷村新司との複雑な(笑)関係、アリス解散直後ソロ活動を始めた際のしょっぱい経験、芸風を変えていった経緯など、黒い話がおてんこもりで、久し振りに傑作回だった。いやー、つくづく芸能界は厳しいねえ。

■今日終わっちゃったねえ、うっちーの「ゴンゾウ」。原稿が忙しくて全然見られなかったけど、たまに見た回はいつも面白かったな。筒井道隆があんなにSが似合うという素敵な発見もあったし(笑)。筒井君、頭髪がやばくなってたけど、これだけS演技ができちゃうのなら、気にすることないね。しかしキャストに風林出身が多すぎ。うっちーはもちろん、駒井殿や三条(なんとうっちーの恋人役)もいるし、ゲストで庵原様や飯富殿も登場したし、これで千葉ちゃんかゴリさんが加わればもう完璧だったよな。ラスボスは最近気になる内田朝陽くんだったし、さながら大河&朝ドラ同窓会だった。二話と三話に「ちりとてちん」のシーソーも出ていたしな。同じ風林でもしほりちゃんの方は「あんどーなつ」に出てて、こっちは「芋たこなんきん」の國村隼が出てるからなんか毎日がNHKだよ、民放なのに。ちなみに冬にはDVDにもなるってさ。正月頃だといいなあ。そしたら冬休みにレンタルで一気見すっぞー。

■で、そのゴンゾウが終わった後に我らが「相棒」第七シーズンの予告編が出たわけで、まあそれなりに楽しみにしとるわけですが。なんかネットでちょっと前に薫ちゃんが相棒卒業なんて載ってたじゃん。どうなのよそれって(さすがに殉職じゃなさそうだが)。まあ、これを機会にテレビシリーズとしての相棒を一旦終了させて、以後はクオリティ重視で単発のみにしてくれた方が個人的にはありがたい。

■公式サイトでは9月27日からミリオン座で公開予定となっていたホアキンの「帰らない日々」だが、いつの間にか公式サイトにゃ「近日公開」となっている。えええ、なんでなんで〜。まさかこのまんまスルーにすんじゃないだろうな。許さんぞ、そんなの。




2008年09月06日(土) この時期に

 今日から一泊二日で安曇野へ行ってきます。て、あんた原稿は? あ、いや、ごにょごにょ・・・。別に原稿逃避ってわけじゃないんだが、前から母と約束していたので行かざるをえないわけよ〜。旅の日記はアップしないけど、まあせいぜい涼んでくるぜ。あっちの景色はさぞかし美しかろうな。昔一度だけ行った定食屋さん、やってるといいなあ。なんか潰れそうな雰囲気だったんだよな。どうか桜ステーキ定食が食べられますように。

 原稿ですが面倒な部分は書き終わったので、あとは早いと思・・いきや、その後の展開で、細かい部分を結構いろいろ忘れてることに気づいてしょぼん。いや、ストーリーやニュアンスはバッチリ覚えているんでその辺はモウマンタイなんですが、物理的なディテールを忘れている。あれ、このエピソードなんで××年になっているんだろう? うーん、でも最初描いた時何度も照合したはずだからこれでいいはずなんだけど、ううむううむ。

 日記だけどあと一回まとめ書いたらさすがにもう潜るぞ、今度こそ!




2008年09月03日(水) 今月の映画いろいろ

 涼しくなってきたと思ったらまた蒸し暑くなってきましたな。ま、8月上旬に比べりゃましな気温ではあるが。まあ勘弁してちょう。

 ベンアフが初監督をつとめ、弟のケイシーが主演をつとめた“Gone Baby Gone”。本国では去年公開されて、なかなか評判よかったそうで、私も今年二月の日記で日本公開を楽しみにしていまーすと書いたんだが、いつのまにやらDVDスルーで決定ですってよ、とほほ。エド・ハリス様までお出ましになっていると言うのに、なんちゅう扱いだ。

 話が「ミスティック・リバー」に似ている、というのを聞いたことあるけど、それもそのはず、原作は「ミスティック・リバー」と同じデニス・ルヘイン先生が書いた「愛しき者はすべて去りゆく」なんですな。で、例によってボストンの下町を舞台に児童虐待に絡んだ陰惨な事件が起こるっちゅうわけです。ああ、見たかったなあ、スクリーンで。

 それにしてもDVDジャケのケイシーのかっこいいことよ。「ジェシー・ジェームスの暗殺」のポスター見た時も思ったけど、なんか最近急に顔が変わったよなあ。昔は本当にボンクラ〜って感じの顔で、シリアスなんかとは無縁だったのに。さてはホアキンと一緒にいるうちに奴の不幸オーラがうつったのでは(ボカ〜ン)。

 で、そのホアキン主演の「帰らない日々」、名古屋ではいつやるんだと悶々としていたのだが、今月27日からミリオン座で公開だってさ! やったーっ。久し振りにホアを愛でて参りますよ。



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