| 2008年08月31日(日) |
「コミュニストはＳＥＸがお上手？」を見にいきたかった |
二、三日前のこと。シネマテークの上映ラインナップを見ていたら「コミュニストはＳＥＸがお上手？」とかいうタイトルの映画が目についた。なんじゃいなそれ。以下コピペ。
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もともと同じ民族で構成されながら、１９４５年の第二次世界大戦の終焉から１９８９年のベルリンの壁崩壊までのおよそ半世紀の間、政治的に分断され、全く異なる社会状況におかれたドイツ。社会的規範や経済的な要因が、思考や生活スタイルにも影響を与えるのは当然で、東西ドイツ統合以降、様々なジャンルで検証がなされている。
キワモノっぽいタイトルの本作も、そういった社会学的研究の成果といって良いだろう。東西ドイツ時代の様々なデータを調べ上げて、性生活の差異の原因と結果に迫る異色作だ。社会主義体制の東ドイツが、自由主義体制の西ドイツよりも、セックスについてオープンな議論と充実した性教育システムが整備され、統計的には満足度が高い性生活が営まれていたという皮肉！『サウスパーク』的なアニメーションと当時の貴重なニュースや映画の断片を交えて、ビターでユーモラスに構成された５２分。
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ぐはあ！ まるで私のために作られたような映画じゃないか！ はっ、それで上映期間は！？ ギャーッ、シネマスコーレはもう終わってる！ あわわ、他にやってるとこはありませんか？ というわけで公式サイトへ。
http://www.commusex.jp/
て、残るは那覇に金沢かよ。ううう、こんな鴨がネギを背負ってきたような映画をまんまと逃してしまっていたとは・・・。畜生、みんな原稿が悪いんだ！ ・・・いや、待て、大阪ではシネ・ヌーヴォで１１月１５日から２８日までやるみたいだぞ。なんでもシネ・ヌーヴォで大阪ヨーロッパ映画祭協賛企画の「ロシア・東欧“２０世紀・映画の旅”」という特集をやるらしく、その枠で上映されるみたいだ。・・・行くか、大阪（ボカ〜ン）。
| 2008年08月29日(金) |
忘れ物を届けにきました |
ああ月末。ああ金曜日。今日も計算合わせが憂鬱だ。ところが〜っ、月末の収支も保険料計算も今日一日で綺麗に合わさってワタクシ嬉しい限りです〜っ。はあ毎月こうだったらどんなにいいか。
そんなわけで心も軽く帰宅して、久し振りにニコ動を眺めてみたり。明日はまた早起きして日曜日も含めてぶっ通しで原稿書くけえ、今のうちじゃ。
そんな中、懐かしい拾い物を発見。公共広告機構の覚醒剤防止のＣＭ。うわー、これをまた見られる日が来るとはなあ。まだ小学校に上がるか上がらんかの頃、これを見てすげえトラウマになったんだよねえ。これを見た日は一人でトイレに行けなかったよ。公共広告機構のＣＭ自体、トラウマ映像の宝庫だけど、こいつだけは別格。
というわけで「政府広報ＣＭ」。警告しとくが、一人で夜中に見たりしないこと。件の覚醒剤防止のＣＭは冒頭に出ます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2787697
ところで「ダークナイト」、「歩いても 歩いても」、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！」の感想をアップしました。よかったら読んでね。てなわけでこれからまたしばらく冬構えとさせていただきます。受付確認ハガキと当落の報告以外ではまずアップしないと思いますのでよろしゅうに。
ところで。m@stervisionさんのサイトが更新されているじゃないか！ 毎日あてどなくチェックしてた身としては嬉しい！ しかも一番上に「ダークナイト」の評が来てるし！ 「歩いても 歩いても」もできれば読みたいなあ、なんて早速門外漢は勝手なこと言っちゃいますが。
| 2008年08月27日(水) |
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！ |
女性会員千円の日というわけで仕事が終わった後シルバー劇場へ。正直今日行くかどうか迷った。と言うのも先日の災難のせいか、首の右側がおかしくなっちゃってねえ。うーんせっかくグリーン車に陣取ってたのに、私の体はよくよくお嬢様だな。２５日はなんともなかったんだけど、一晩寝て２６日になったらなんかシクシクしだして、お昼頃には右手を伸ばすのもままならぬ有り様と相成った。で、早速その日のうちに整体に行ってちょっとはよくなったんだけど、今日映画見るのはあかんのじゃないかと。まあ、でも行ったよ（ボカ〜ン）。だって千円なんだもん。明日の普通のレディースデーじゃ混んでて良席が確保できんかもしれんからな。
で、結果として右は無事だったんだけど、右を庇って左でばっかり物持ってたら左肩がどんどん張ってきて、映画の後半は左肩揉みっ放しで鑑賞しておりました。そんなんで作品に集中できたのかって感じだが、モウマンタイさ。もうねえ、とんでもなく面白かったですよ！
サブタイトルに「俺たち〜」なんて入ってるもんだから、それこそウィル・フェレルの「俺たちフィギュアスケーター」等の俺たちシリーズ（勝手に命名）よろしく、全開バカ映画なのかと思っていた。いや実際ギャグの部分はめちゃめちゃ笑えて、これだけでも私はお腹一杯なくらいなんだけど、それだけじゃ終わらんのだ。こんなに贅沢な映画があっていいのかしら。ああ、これの公開署名をしなかった私はなんて先見の明がなかったんだろう。ごめんなさい、秘宝の皆さん。
しかし面白すぎてうまく感想が書けない。これのちゃんとした感想を書くには私は教養がなさ過ぎる。申し訳ないが、以下の唐沢先生の感想を読んで下せえ。
http://www.tobunken.com/diary/diary20080714120129.html
| 2008年08月25日(月) |
ららら今日からお仕事 |
昨日インテにて当サークルにいらして下さった皆様、どうもありがとうございました。姐さん方ともお喋りできて、いつもどおりのとっても楽しい大阪でした。当日は会場も涼しかったし（この涼しさの四分の一でも１５日に送ってやりたい・・）、冬インテの申し込みもちゃちゃっとやれて、ふうやれやれ今年も夏が終わったわい、さ、あとは冬だ冬、てな感慨に浸っていたのですが。
８時４５分頃、飲み会の席から失礼して、新大阪駅に着いたのが９時ちょっと過ぎ。ふと前方を見ると新幹線改札口の辺りがやけに人だかりがしてざわついている。窓口も人で一杯だ。掲示板を見ると８時３０分台の新幹線がまだ発車していない。え、えええーっ。と、しかしこの時点ではそれほど悲観してはおらず、はあじゃあ今のうちに取り敢えずトイレでも行っとくか、あたしが乗るのは９時２０分発のだけど（指定済）、こりゃ当分出ないな〜、という感じ。
トイレも人が多かった。並んでいる人に聞くと、雨のせいだとか。へえ。まあ、取り敢えず今止まっている電車に乗っておくか、とホームに行ったんだが、自由席はすでにぱんぱん。そんなら後でお金取られてもいいから居心地のいい所に座ろうとグリーン席へ。こっちはさすがにがらがら。座りながら一瞬在来線で帰ろうかと思ったが、大阪発の鈍行は終わるの早いから多分無理だろうな。案の定、検索すると９時大阪発のが最終であった。ぐす。
場内アナウンスによると大雨のために三島・小田原間の運転ができず、そのために東海道新幹線上下とも現在運転見合わせ、復旧の目途は立っておりません、と。ふええーん。そんな三島・小田原のことなんか俺には関係ねえよう。せめて名古屋まで動いてくれよう。いや、それが無理なのは分かっているが。で、このアナウンスが２０分おきぐらいに流れるんだが、毎回状況が変わらない上にアナウンスの駅員が超絶カミカミで苛々することしきりなりであった。もうあんたそこのホームで「あめんぼあかいなあいうえお」でもやってなさい（ボカ〜ン）。
そんなこんなで動き出したのは１１時半。ただし「京都までしか動きません」。意味ねえよ！ そして京都でも先の見えない往生は続く。うーむ数年前、雪で高山から帰れなくなったことがあったな。あん時を思い出す。あの夜、散々止まったり動いたりを繰り返して名古屋に着いたのが５時頃だった。悪夢再びじゃわい。
そんな中で１時頃。ようやくカミカミ駅員が「雨は小康状態、現在線路を点検中です。もうしばらくお待ち下さい」と希望をお告げになった。しかしこの希望のお告げがその後何度も同じ文句で繰り返されるので（しかもカミカミで）、だんだん詐欺に思えてくる。ええいこのニセ預言者めが。ぐったりする中１時４０分、ようやく電車は京都を発し、２時１５分頃、名古屋に着いた。特急料金３０００円余は払い戻して貰えたので、その金でそのまんまタクシーに乗って帰宅。なんだかんだでベッドに入ったのは３時半。しかしなかなか寝付けず４時頃までごーろごろ。６時に起きた時はじぇんじぇん寝た気がしませんでしたよ。ぎゃーん、会社行きたくないよお（ボカ〜ン）。わっ、しかも雨降ってきた。自転車が使えないよ( ﾉД`)。
ま、そうは言っても所詮連休明けの初日。たまった郵便物やらメールやらをさばくだけで一日は終わる。案の定、大して頭使うこともなく終了。うーん、て言うか思ったほどだるくない。この際、太平記でも見っかと第２０回「足利決起」を再生。が、しかしあろうことかこの超クライマックス回を見ている最中に猛烈な睡魔が。ああん、高氏ちゃんの「南無八幡大ぼさーつ！」が聞こえないよ。やっぱり今日はすぐ寝ます！
ただいまお昼の１時、健康診断から帰宅したらば、Ａｍａｚｏｎ様からありがたい段ボール箱が！ でもって郵便ではクレカの請求書が！ 後者は嬉しくねえ。というわけですみませんが今日と明日は太平記祭を敢行させていただきます。原稿はお休み。
今週は火曜日に「ダークナイト」、木曜日に「歩いても 歩いても」を見てきました。感想はまた後日。
真夏。それは駅から五分以上歩く映画館には行けない季節。だけどなんかこの間からちょっと涼しいじゃん。名演小劇場、行こうか行くまいか迷ってたけど、これなら行けるかも。ふわーい、見終わった後は久し振りにペギーも行くぞーっ。
というわけで女性千円のめでたい日に名演に行って参りました。一応平日だってのに名演１は混み混み。しかもおばちゃんだらけ。ま、良席確保できたからいいけど。ちなみに本日の作品は「誰も知らない」の是枝裕和監督作品であります。前作「花よりもなほ」は未見。
いやもう凄い、凄すぎる。実は一回トイレに行きたかったんだが（笑）、あんまり惹き込まれちゃって行く気になれなかったぐらい。パンフに小津安二郎か成瀬巳喜男かとあるが、本当にそのとおり。生きている間に両巨匠の匂いを堪能できるなんて幸せよのう。まあ何がどう小津で成瀬なのかって説明が難しいけど、例えば「東京物語」でおばあちゃんが死んだ後あっけらかんと「お母さんのあの着物（帯留だっけ？）、欲しいのよね」とか言っちゃう杉村春子とか、相棒同士なのにつまんねーことで妬み合ったりつっかかり合ったりする「鶴八 鶴二郎」みたいな感じだ。
「誰も知らない」から悲劇のエッセンスを大幅に抜き取って、人物の丹念な重なりのみをひたすらに追っているので、個人的にはこちらの方が好き。主役であるボンクラな次男は阿部ちゃん。正直この次男を演じるには阿部ちゃんは男前過ぎないかと思ったが、なかなかどうして、卑屈な感じが凄く自然で、驚かされた。まあ親父役が原田芳雄だから、自然と卑屈にもなるか（笑）。その原田芳雄がすんごいふつーにお爺さんをやっているのでこれまた吃驚。だってあーた、原田芳雄ってったら今でもあんなにナイスガイじゃないですか。それがもう本当に単なるヤなじいさんをもっそりと演じているんだよ。吃驚するよ。阿部ちゃんの姉ちゃんがＹＯＵ。「誰も知らない」同様、正しい使い方。樹木希林や阿部ちゃんとの掛け合い実に程よいくすぐり。
劇場はちょっと寒かったので備え付けの膝掛けを使った。ま、しょせんミニシアターの空調よな。映画そのものには１２０パーセント満足して、パンフも買った。外は相変わらず適温。中が寒かった分、むしろあったかくて気持ちいいぐらい。ペギーは映画館同様にクーラーガンガンで、当初ティーフロートにするつもりがホットのカフェオレになった。は、しまった、ペギーの回数券また忘れてきちゃったよ、とほほ。もうこれからは財布に入れっ放しにしといた方がいいかも。
| 2008年08月19日(火) |
ダークナイト（ちょっとネタバレあり） |
というわけでお昼間に車でＴＯＨＯシネマズへ行って参りました。しかし久し振りに行ったんで駐車場の入り口間違えちゃったよ。
入りはガラガラとまではいかないにしろ半ガラ。なかなかスパイダーマンのようにいかないのは宣伝が薄いせいだろうか。いや、それ以前に主人公とヒロインの描き方が薄いせいだろう、やっぱ。相変わらず坊ちゃまはヒロインそっちのけでアルフレッドやゴードンとラブラブでやがんの。ま、これはこれでおいしいんだけど、あたし的に一番ラブってて欲しい坊ちゃまとアルフレッドがなんだか今回はおとなしめで、残念であった。んで別にそれが原因ってわけじゃないんだけど、今回はあんまり面白くなかった（ボカ〜ン）。アイアンマンの予告の方がよっぽ面白かったぞ。
や、もちろん前作のビギンズより出来はいいんだよ。変な邪教集団とかいないし、テーマだって凄く深みがあるし。だから欠点は前よりずっと少ないんだけど、その少ない欠点が結構でかいんだ、あたし的に。まず前述のとおりヒロインの存在が薄いもんだから、彼女の死とその後の悲惨な展開が今一つ入ってこない。あとアーロン・エッカートはどう見ても正義の判事じゃないだろう。あのニヤニヤ顔、どんなに正しいことを言っても心の中で舌出してそうだよ。それこそタバコ会社の広報みたいに。あのアーロン・エッカートはさあ、レイチェルが死んだぐらいでダメージ食らうようなタマじゃないよ〜、どう見ても。むしろ本当にダメージ食らいまくりの坊ちゃまを、ウマーしようとするのがあんたさ。坊ちゃまの心の隙にぐりぐり入り込むのだよ（ボカ〜ン）。
このアーロン・エッカートが見た目黒すぎるもんだから、ゲイリー・オールドマンなんてもう、純白ですよ純白。そうでなくともゴードンの乙女度は前回より大幅アップしてるしさ。
ヒースのジョーカーは思ったより普通に見られました。ま、例によってメイクべたべたで素顔がほとんどなかったおかげでしょか。新しくレイチェル役になったマギー・ギレンホールは、やっぱりケイティ・ホームズよりずっと魅力的だったです。顔だけならおんなじタヌキ顔だし、下手すりゃケイティよりブスなんだけど、マギーの方が愛嬌あるので断然好み。最初っから彼女だったらよかったのに。
４時半頃ベイシティを出たら道路が濡れていた。おや上映中に雨が降ってたのかい。ああ、なんだか涼しい。ここんとこ雨がほんとになくて、たまに降っても涼しくなるどころか湿気が増すだけだったのに、ちゃんと涼しくなってるよ。この調子でどんどん秋模様になってくれるとありがたいんだけど。でないと暑気当たりでもう死にそう。
今週日曜日まで会社はお休みです。イエーイ極楽浄土だパラダイス〜っと言いたいとこだが、資料本は読まなきゃいけないし、消えた前半の穴埋めも引き続きやらなあかんし、２２日は午前中健康診断で、うまくすればその日のうちに太平記のＤＶＤが届いたりするし、２４日はインテだし、と、そうそう余裕ぶっこいてもいられないのであった。
本日は午前中に近所の郵便局行って冬コミのお代を払い、家に帰って申込書の残り部分をチマチマ書いて見直して、なんだかんだで夕方ぐらいに集中局から投函いたしました。当落結果への不安は毎度のことですが、今はひたすら人事を尽くすのみであります・・・！
夏コミに来て下さった皆様、蒸し暑い中、ありがとうございました。や、ほんとに暑かった！ なんであんなに暑かったんじゃ。ジャンプ日だからか（ボカ〜ン）？ でも西館はもっと暑かったらしい。どゆこっちゃ。それにしても今回同人誌があんま買えなかったなあ（お買い物に行くタイミングって難しい）。あ、でも藤子ＦＣで本買ったらくじ引きで獅子丸のぬいぐるみが当たったよ！ しかもこいつ歩けるってよ！ 今夜にでも動かしてみよう。ドキドキ。
本日はホテルで朝ごはんモリモリ食べて、久々に神保町をちょっと回り、その後新幹線に乗って夕方四時ちょっと前に帰宅しました。今、洗濯やって犬小屋掃除して一息ついておるところです。
で、次回。００９だと冬コミは二日目、１２月２９日だそうですな。今回本屋さんでドイツ関係の本を何冊か買えたので、またこいつを肥やしに冬は立派な新刊をお見せできればと思っとります。ひとまず冷たいもんでも飲んで、申込書の記入をば致します。
仕度はほぼできました〜。（薄い）コピー本も作り終わったし、ペーパーも折り終わったよ。今夜も明日の夜も早く寝ます。ここ四、五日食欲がもりもりあるので、体調面についてはちょっと安心していたり。ま、インテもあるので無理せんようにしますが。
それではよろしくお願いします。
| 2008年08月05日(火) |
夏コミ及びインテに関してお詫びのご報告 |
死にそうに暑い今日この頃。みなさん、こんにちは。お久し振りでございます。本来なら今頃夏コミのペーパー書きやら何やらでまだまだしゃかりにきになっている頃ですが、今日は残念なお知らせをするために日記をアップする次第。て、もうこの時期残念なお知らせって言ったら一つしかないわけですが。ええ、ごめんなさい。猪面冠者は今回予定していた新刊をお出しできないことになりました。楽しみにして下さっていた皆さんには本当に申し訳ありません。お忙しい中、表紙絵描いて下さったマアタさんにもごめんなさい。まだ見てない皆さんに言うのもなんだが、とっても素敵な表紙絵よ（いやそんなん誰でも分かっとる）。もうね、この際あたいの本文は無駄に長いおまけっつってもええぐらいですよ。嗚呼それなのに、今回このていたらく。
これでも先週の今ぐらいは、まだまだ１５日に出してやるつもりでいたのです、が。どうにもならなくなっちまいました。正確には「ならなくした」と言う方が合ってますが。簡単に説明しますと、先週の２８日の夜なんですが、上書き保存中に不具合が起こって、今まで書いた分＆バックアップが消えてしまいましてね。もうなによ。死ぬ気も起きん。取り敢えず一週間の間にいろいろ使って修復を試みてみたのですが、最終的にリカバリ屋さんの手でどうにか戻ってきたのは後半の半分だけでした。もう一つ別のリカバリ屋さんにもお願い中ですが、こちらもどうも全部は無理っぽい・・・。２８日の明け方には１０２ページあったんだよ、ううう。いやそんなことより、お忙しい中、修復にいろいろご助言下さった皆様には深く感謝いたしております。本当にありがとうございました。なのにこんな後ろ向きな結果になっちゃって、申し訳ない限りです。
まあこのような次第で、どう足掻いても夏中に完成に漕ぎつけるのは限界があり・・・。いやもう不可能・・・。ですので本当に申し訳ありませんが、予定していたハーさんのお話は冬出しとさせていただきます。冬までに消えた前半をもっかい書き直して、後半の続きを最後まで書いて・・・ってできるのかな。いやいやいや！ 絶対出しますよ、そんなもん！ もう前向きに考えようや・・・。後半が残ったのは儲けものよ。だって後半って今んとこいやげな話ばっかりだもん。アレをもっかい思い出してシンクロして書くなんてなったら、それこそあたいは気違いになるよ（ボカ〜ン）。ああでも前半も結構鬱な展開が。あれまた思い出して書くのか、ううう、心が辛いよ。でもって前半は説明が多いんだよな。ああ、あの辺とかこの辺とか何冊も資料ちまちま引っ繰り返しながら書いたのに（涙）。ああいやもうよそう、マイナスなことを考えるのは。もう書くしかないんだしよ。何はともあれコミケは次も（多分）あるんだから頑張るよう。もう本土決戦も無理だと分かった以上、潔くシベリア送りになったるでよ（ボカ〜ン）。というわけで、極北の大地を耕し終えるまでは、故郷の土を踏まぬ所存。
で、夏コミとインテ当日なのですが、せっかく来て下さった皆さんになんもなし、というのはあんまりなので、何かお出しする予定です。どっかに短い未発表ものがあったと思うんだ（やっぱりなかったとか言うなよ）。超簡単装丁の薄々コピー本になると思いますが、何卒これをば。ごめんなさい、もういくらでも怒って下さい。ちなみにシシガミは・・・、多分無理っぽいができればなんとか。
当日十日前にこんなだめだめなご報告をお聞かせし、誠にお恥ずかしい次第です。今はとにかく冬まで時間を大事にやってきます。それではまた、１５日と２４日に。
１日のこと。メインで使っているメルアドを数日振りにチェックしたら、来たよ来たよ、おてんこもりに。その中にアニドウからのメールが。「『小田部羊一アニメーション画集特製キット予約』の入金まだですか」（大意）。ぎゃぷーっ！！ すっかり忘れてたよ！ ごめんなさいいい、ということで今日支払ってきた。はあもう・・・。
本自体は１日発売なので、通常版はもうアニドウのサイトから買えますぜ。
| 2008年08月02日(土) |
またさようならトキワ荘 |
夜の１１時ちょっと前、ふらっと台所に寄ったらたまたまついてたＮＨＫニュースで訃報を知りました。不完全な死体として早や数年間、ようやく完全な死体になったと。あっちでテラさんたちと仲良くやって欲しいもんだ。もうどんだけ飲んでも死んでるし。個人的なことだが「ふらっと台所に寄った拍子に、ついてたニュースで訃報を知る」って、１５年前のＦ先生ん時とおんなじパターンだな。
あとで長谷先生のブログを読んだら泣けてきた。
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