猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2006年12月31日(日) 冬コミ御礼

 もうちょい遅い新幹線で帰る予定でしたが、ちょっと早いのに乗って結局八時ちょい前に帰宅しました。一口分残っていたすき焼きの残骸と白いご飯を食べながら紅白をちょこちょこ見ておりました。あゆの衣装がかわいかったです。今アンジェラ・アキも見終わったんであとはお風呂入って寝るだけさ。って、書いてたら睡魔が・・・。

 29日に当ブースにお越し下さった方々、ありがとうございました。いやあもうなんつうか、あんなもんですみません。いずれきっちり出来上がったものをお渡しします。まだいつになるかはっきりとは分かりませんが、頑張ります。

 今年一年ありがとうございました。来年はよい一年となりますように。




2006年12月25日(月) JB・・・

 帰宅してネットを開けると恐ろしいニュースが。嘘だ嘘だぁ! ジェームス・ブラウンが死んだなんて!

 カトちゃんの無事退院にほっとしたのも束の間、こんな現実が待っていようとは思いもよりませんでした。




2006年12月17日(日) 敬愛なるベートーヴェン(仮)

 最高でした。どのくらい最高だったかと言うと、30分おきに腹痛がきても気が散らないくらいです。まあそれでも「うっ、次の波が来たら噴火する」と思ったところでトイレにダッシュしましたが。閉所でひと戦闘終え衆人の看視の中席に戻ると、ダイアン・クルーガーの後姿が数秒映り、それからエンドロールが始まりました。ジャジャジャジャーン♪ 一瞬何が起こったのか分かりませんでした。まあいいですよ。もともと二回見ようと思っていたし。でも何がなんでももう一回見なくてはならないというのはプレッシャーだわ。TOHOじゃあ今週からはもう夜の半端な時間にしかやってくれないから、次回は名演小劇場で見るしかないな。

 ちなみに腹痛の原因は今流行のなんちゃら菌などというハイカラなものではなく、昨夜飲んだ下剤のせいである。化学薬品じゃなくてお茶にして飲むものなんだけど、もうこいつ同じ量で入れても効きがほんっとにバラバラなんだよ。2、3時間後に出る時もあれば、24時間後に出る時もあり、七転八倒を伴う時もあれば、こんにゃくのようにつるりと出る時もあり。ほんっと困ります(次からはこの下剤茶には48時間ぐらいサバを読んでおこう。固く誓うぞ)。ちなみに買った動機がドイツ産だからというのは秘密だ(ボカ〜ン)。ああ、せっかくホランド監督でエド・ハリス様でしかも素晴らしい内容だったというのに、あたしのウンコの話ばっかりで情けねえ。てか読んでる人ごめんなさい。年明けにでもちゃんとした感想をアップします(年明けかよ)。でもほんとにいい映画だったよ。特に物かいている人ならこれを見てぐっとくると思うぞ。

 で、こんな時期に悠長に映画鑑賞に出かけたのには一応理由があって、割り増し入稿にすらもうどう足掻いても間に合わないということがはっきりしたから行ってきた次第なのであります。コピーでも完成形で出すのは到底無理であります。私としては「ないよりはまし」とか言って未完成のものを出すのはコミケだろうがスーコミだろうが絶対嫌! なのですが(いやそりゃ誰だってそーだってばよ)、今回に限ってはそうします。別にコミケだから取り敢えず何か出そうってんじゃなく、今回は途中書きでもいいからこれを出したいという気分だから。珍しいこともあるもんだ、とふと他人事のように思う時もありますが、取り敢えず天皇誕生日辺りまで粘って次の二、三日でシシガミ書いて、あとは製作時間かのう。

 楽しみにして下さっている方々には申し訳ありませんです。




2006年12月15日(金) 大河、ふぞろい、次見る映画

 終わりましたな、「功名が辻」。関が原の合戦からいきなり展開がシビアになってラストまで結構熱心に見てしまったよ。最初っからこのくらい締まった話をしてくれてたらもっと真面目に見たんだけどなー。後半だって文句は一杯あるけど、前半よりはまし。さらに言えば「新撰組!」や「義経」よりはまし。で、一応全編通してよかったところと悪かったところを以下に。

■良
 西田家康がよかった。もうこれに尽きる。あんた目当てで見続けたようなもんだ。描き方もよかった。
 主人公である上川一豊と仲間千代も意外によかった。実際にいたら相当嫌味な奴だけど彼らがやるといい奴に見える。上川隆也はそんなに好きじゃないけど今回だけはとても好きになれました。
 出番は少なかったけど土佐の一領具足たちもキャラが立っていて、全滅した時には悲しかった。あと玉木宏の顔と声は意外と時代劇に合っていた。
 OP音楽が好き。やっぱ小六はいい。ポリアンナのサントラも売っているうちに買っておかねば。

■悪
 大石静、キャラによってえこ贔屓しすぎ。どのキャラが好きなのはよーく分かったが、その好きなキャラの立て方にしても、誰々と誰々は恋愛感情がどうのこうの式の安直なやつばかり。お前は會川昇か。
 香川照之六平太の描き方なんか特にそうだが、本来なら主人公が背負わなくてはいけないものを他のキャラになすりつける、というパターンが多すぎ。こういうことはちょっとやるだけならいいけど、あんまり多いもんだからご都合あわせにしか見えない(こんな所も會川昇チック)。
 女を甘やかしすぎ。時代劇に現代の男女平等観を持ちこむな。「八代将軍吉宗」以降かような内容ばかりでそれがしうんざりでござりまする。
 女のキャラと言えば、淀君が火サスの性悪女みたいな描かれ方をされているのも嫌だった。まあ淀はどんな時代劇でもそういう描かれ方されちゃんだけどねー。逆に北の政所は美化されすぎ。まあ大河も一応家族で見るものだから淀を悪玉、北の政所を善玉にしないとまずいってのは分かるけど。

 次の大河は「風林火山」か。内野聖陽は好きなので彼の山本勘助は楽しみですが、はたして「風林火山」は「武田信玄」を越えられるか否か。里美がいないってのがなー(ってありゃ『武田信玄』のオリキャラだって)。取り敢えずサントラだけは買うでしょう。なんてったって千住明。

 石原真理子の「ふぞろいな秘密」がどこ行っても売ってないよ、悔しい。だからって予約しときゃよかったなどとは思わないが。なんやいろいろ言われておりますが、海外の伝記や暴露本に胸熱くしたことある身としては、こういうガバガバさを日本の芸能人でも味わえるのは嬉しいです。そういや先日スポーツ新聞だか週刊誌を読んでたらふぞろいの大山勝美プロデューサーの顔が載ってて「こんな本を出されては現在企画中の『ふぞろいの林檎たち5』も倒れかねない」と怒りのコメントを出していた。ほーお。正直、カスカスになった今の太一にはふぞろいに触れて欲しくないので、この暴露本によって次のふぞろいが潰れてくれるんならこんなに嬉しいことはない。というわけで私は応援しているぞ、石原真理子。お前にはもっと過去を汚して欲しいぜ。

 TOHOシネマズと名演小劇場で「敬愛なるベートーヴェン」がやってるね。何はなくとも見にいきたいぞ、これは。なんせ大好きな「ヨーロッパ・ヨーロッパ 僕を愛したふたつの国」を監督したアニエスカ・ホランドの作品だもんね。「奇蹟の詩 〜サード・ミラクル〜」がビデオスルーだっただけに劇場で作品を見られるのは嬉しい。しかし頭ボーボーのエド・ハリス様は何度見ても違和感があるなあ。今他に見たいのは「硫黄島からの手紙」と「007 カジノロワイヤル」だね。「父親たちの星条旗」も、もう一回見たい。




2006年12月08日(金) 今発売中の雑誌で

 クイック・ジャパン68号に岡林信康とサンボマスターの山口との対談が掲載されている。何気なく雑誌を手に取って岡林信康の名前を目にした時真っ先に思ったことは「ああ生きてたんだ」だった。本当にこの人は目につく所に出てきてくれない人なんだよな。最近NHKのBSじゃ「フォークの達人」とかみたいに、60〜70年代の音楽番組をちょくちょくやっちゃいるが、友部正人ですら出てきても岡林信康は一向出ない(ずいぶん昔に田舎で和太鼓か何かやってた頃に出てきた記憶はあるが)。まあそういう偏屈な人なんだよなー。私自身は学生運動なんかやってた年寄りにろくな奴はいないと思っているし、そういう奴らからリスペクトされるような芸人もろくなもんじゃないと思っているが、昭和独自の暗い匂いをこよなく愛するがゆえに、極めて部分的にではあるがあの時代の産物が好きである。だから岡林信康だのジャックスだののアルバムもうっかり持っていたりする(まあ一枚だけだが)。

 まあいろいろ偏見(期待)をもって読んだのだが、はたしてそういう期待を裏切ることなく、いや期待以上の超俺節大全開であった。岡林信康は凄かった。年を重ねたからこそというのもあるだろうが、どうやったらここまでロケンロールでいられるのか。我の据わりようが半端ではない。そしてとにかく熱い。ボブ・ディランに対する語りなんぞ、もう私ボブ・ディランの歌なんてわざわざ聞かなくてもいいかも、と思うくらい語りきってしまっていた。結局岡林信康一人の咆哮のために好きでもないクイック・ジャパンを買ってしまったぞ。

 ダ・ヴィンチ1月号の表紙は中島みゆき。ロングインタビューもついています。あ、ニューアルバム出るんだ。土日に買いに行こうっと。それと、山岸凉子の短期集中連載もスタート。やっぱりバレエものらしい。

 創(つくる)12月号の「新世紀オタク清談」は米澤代表の追悼。別ページには米澤英子氏の談話も載っている。奥様の口調は思ったよりさばさばしてはいたものの、やはり読んでいるこちらにはじわっときた。あとオタク清談は先月号が犬丸りんの自殺を皮切りに漫画家の残酷物語をいろいろと語り合っていたのだが、鳥山明の悲惨な少年時代が一番インパクトがあった。あの作品からあんな生い立ちは想像もつかなかったなあ。

 話は少しずれるが漫画家にしろ何にしろ、物つくるタチの人々はどうしてああ自己管理をしないのだろう。ひたすら忙しいからしゃあない部分もあるとは言え・・・。まあそういう「気」すら生産する方に回す蕩尽型人間の集まりだからでこそ、我々のような消費する側は安穏としていられるのだろう。一方で私はネットや同人をやるまでは12時以降目を開いているなんてこと自体なかったし、深夜ラジオも生まれてこの方聞いたことがない。もちろん深夜番組も見ない。ファンチルの最終回だけはリアルタイムで見たが、あれだって次の日仕事が休みだったからできたことだ。あと数年後には昼寝が必要になってくるかもしれない。




2006年12月01日(金) またまたボーリング大会

 もうええっちゅうねん。今日のボーリング大会は組合主催による懇親目的の行事なので、この間の研修旅行の如くあっちゃこっちゃの人と顔をあわせることになった。ちなみに結果は2ゲームとも70数点にとどまった。前回ほどのスコアは行かなかったわけだが、それでも私にしては上々も上々である。ゲームは5時半から始まって7時前に終了となり、その後は近くの焼肉屋で懇親会となった。食事と並行して表彰が行われ、私は20位賞を受賞、私が入れられたチーム自体は3位となった。私ごときがいてなぜ3位だったのかというと、チーム内の一人がなんとアマチュアボーラーだったからである。何はともあれ、この二つの受賞で私は二冊のギフトカタログをゲットした。今年ギフトカタログを貰うのはこれで6冊目である。棚ぼた棚ぼた。


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