猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2006年10月29日(日) 関西オフ

 本日は旧ニフティ仲間と009のオフ会なのである。行きはアーバンライナーに乗って行った。12時に梅田まんだらけ前集合だったのだが、12時少し前に店が開いたので同人誌だけさっと見る。大阪では同人誌に関してこれまでいいものをみつけられたためしがなかったのだが、今回は珍しくいろいろと拾い物があった。やっぱりどこでもこまめに見とかんとかんな。

 集合後、みんなで昼食を食べてから某所にある貸会議室にていろいろ映像大会を行う。入っていく時ビルの入口に「○時〜 ☐階 ××様」と幹事の名前が堂々と貼ってあって苦笑い。映像の内容は当然大半が009関連のものである。まずは新ゼロの前夜祭、それも前項編両方といういかにもこの集いの出だしに相応しい濃ぃいもの。いかにもこの当時らしいセットの安っぽさに笑う。司会者はあのお笑いまんが道場の人で(名前忘れた)、ゲストが南州太郎(後編のみ)だったりと何から何まで貧しさが漂う作り。まあ、アニメ本編が間に合わないってんで急遽作ったバラエティだからしゃあないか。それにしても全員が並んでいるのを見ると、本当に石ノ森はチビだなあ。夫人がガタイのいい人とゴルフを楽しんだのも分かる気がする。成田賢のカッコよさにはもちろん全員苦笑い。

 その後は昔やっていたフジリコのサイボーグゼロゼロゼロ(ってタイトルだったっけ)を見た。ココリコと藤井隆が赤服を来てエライ人(声はなぜか滝口順平)が出すちょっとゲテモノな司令をこなすというもの。009とはほぼ何の関係もない内容だったが意外にこれが一番面白かった。

 5時に貸会議室を出たが夜の宴会までしばらく時間があったので再びまんだらけへ。さっきは同人以外のコーナーを見られなかったので、他のところをいろいろ漁ったのだが特に拾い物はなかった。宴会ではひたすらオタ話で笑いつつ8時過ぎに散会。のぞみで帰ったのだが指定席がすでに満席だった。立って帰る羽目になったが、まあ一時間ばかしなら我慢できないこともない。帰宅後はすぐに風呂に入って就寝。




2006年10月28日(土) 胡散右翼賛

 26、27日の研修旅行からは無事帰宅。今の職場はこの手の研修がちょこちょこあるのだが、私がこの手のものに出るのは初めてのこと。振り返ってみれば研修などとは名ばかりで半ば観光、半ばお仕事づきあいの一環、という感じであった。そんなわけで楽といえば楽だったのだが、まわりが全員知らない人だったので少々気疲れした。まあみんなおっとりした方ばかりだったので特に嫌な目にあうこともなかったのだが、帰宅後は神経が妙にクサクサとし、その日の晩から今朝にかけてまんべんなく悪夢に見舞われた。一応覚えているものだけ書いておく(気持ち悪い話が苦手の人はパスしてね)。

 夜、近所のコンビニに行くと店に入る直前に見知らぬチーマー風の男二人組にいきなり両脇から腕をつかまれた。二人が財布を奪おうとしたのでやや抵抗したところ、男のうち一人がいきなりバカでかいナイフで私の右の手首から先をぶった切った。アスファルトの上に自分の右手がぼとっと落ちたかと思ったら体を抑えつけられ、ああこのまんまレイプされるかボコられるかするのかしらと思っていたらコンビニから店長らしき人がお出ましになった。するとチーマーたちはなぜかそんだけのことでその場から去っていった。コンビニに入ると私は、頭の中ではさっきのことでやや混乱しつつもおでんを選んだ。パックにいくつか入れて試食すると(なんでコンビニのおでんでそんなことがOKなのかは知らん。それ以前に片手しかないのになんでパックを持ちながらおでんを取れたのだろう)、おでんはどれもすっぱい味がして口の中でやけにねばねばする。やだなあ腐ってるみたい、と思っているとさっきの店長がおでんを自分で食べて「うわ、これもう腐ってるな。ああ、買わなくていいよ」と、言われた。で、覚醒。

 ちなみにこの他にもいろんな形で死にかける夢を三回くらい見たため、目を覚ました後はもうぐったりであった。ああ私こんなもんを毎晩見ているうちに気違いになって死ぬのかしらとうっすら思ったり。昨夜までは「明日は昼までベッドごろごろしていよう」と思っていたのだが、すっかりそんな気も失せたのでとっとと起床。

 休日とはいえ家の中にいても体がなまるわい、ただどうせならぶらぶらしに行くより何か雑事を片づけたいと思い、年末の物入りに向けいらない服やバッグを米兵へ持って行くことにした。大須へ行くと米兵買い取りセンターは人で一杯、駐車場も詰まりっぱなしだった。受付をしてから20分ほど待つことになったが、全品買い取ってもらえ、4000円ゲット。二束三文とはいえ、捨てるよりは相当にましである。

 その後は歩いて鶴舞の漢方屋、本草閣へ。学生時代から一度入ってみたいと思っていたので、ちょっぴり感動。店内は生薬の匂いがぷんぷんとし、古めかしい看板やわけの分からん植物のホルマリン漬けが置いてあって(いやホルマリンじゃないと思うんだけどなんて液体なのか知らない)、いかにも胡散臭い。まあ逆に漢方屋はそういう店構えの所の方がいかにも効きそうな気がするが。

 受付の際にいれてもらったお茶が何のまじないが入っているのか、非常にまったり心地を与えてくれた。まあ単に雰囲気に呑まれただけかもしれないが。あとどうでもいいことだが、お店の主人が昔勤めていた会社の上司だった人(故人)に激似でついじろじろ眺めてしまった。怪訝に思われたかもしれん。しかし眉毛、ひげ、声、目の形、さらに顔が若干赤みがかっているところ等々、とにかくどれをとっても双子のようにそっくりだった。一体。また主人の背後には本棚があったのだが、漢方の本に混じって西尾幹二の本があった。他にも自虐史観どうたらといった右寄りな本が多くあった。胡散臭い。だがやはりこういう所こそあてになりそうである。ああそれにしても今日は夢といい、この店といい、なんと不条理な一日であったことか。

 ちなみに貰った漢方はとても高かったが、これのおかげで今は大変いい調子である。




2006年10月25日(水) 明日明後日不在

 仕事で特別研修旅行とやらがありまして一泊二日で出かけてきます。一日おいて29日も出かけますんで当分いろいろ滞りそうです。11月頭の連休中には日記をアップしたいなあ。

 さて009オールスターズの影響で当日記にもアクセスが増えております。そこで最近ここをお知りになった方にあらかじめ申し上げておきますが、この日記は月に二回更新すればまずは上々というボンクラな日記です。サイトの方にいたってはここ一年内容のある更新は全くしていないというテイタラクです。そしてこのペースは恐らく永久に続きます。ああこんなこと自分でも言っててどうかと思うよ、まったくよう。・・・というわけでごめんなさい。




2006年10月22日(日) ただいま到着/サイボーグ☆オールスターズ

 9時20分頃無事帰宅しました。楽しかったけど、さすがにちょいへろ。本日オンリーで当ブースにお寄り下さった皆々様、ありがとうございました。でも新刊なくてごめんなさい。そしてイベントスタッフの皆様、このたびは本当にありがとうございました。いやあ、いいイベントでした。

 気が向いたら当日や前日分の日記をアップします。今日は取り敢えず早く寝ます。


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(以下11月5日アップ分)

 8時起床。朝食はホテルが宿泊者に無料で提供しているパンとドリンクのバイキングをいただいた。無料とはいえなかなかおいしいパンで、イベント前の気合入れとしては申し分なし。チェックアウト後そのまま地下鉄に乗って浅草橋へ。駅から会場まではすでにオタ女たちによる獣道ができていて、地図を眺めるまでもなく無事到着。受付でサークルチケットを渡し、パンフを買って在庫を並べる。今回委託でマアタさんの本が机の下に届いていたのだが、箱を開けると中から本と共にゲゲボな菓子がごろごろ出てきた。せっかくなのでありがたく封印しておくとしよう(あ、でもジンギスカンキャラメル以外は食べたぞ)。

 在庫も並べ終わってあとはスタートするばかりとなった頃、飲み物を買っておくのを忘れたことに気づいた。うーむしかし今から席を立ったらスタートに間に合わないかも。そこで大変失礼にも知り合いに買ってきていただくことにしてしまった。はるばるお買い物に来て下さった方を使ってしまい、まことに申し訳ありませんでした。まだ名前も存じておらぬゆえ、この場からお詫び申し上げます。

 イベント自体は終始にぎやか且つなごやかであった。ひとえに皆様の心がけのたまものですな。新刊のない当ブースにもお客様が来て下さり、中には話しかけて下さる方もいらっしゃり、嬉しいやら申し訳ないであった。

 隣にいた稲妻ラジオのS田さんとは今回初めてお会いしたのだが、なんと嬉しいことにアメコメ好きでBB大好きでそんでもってビル・マーレーもお好きなんですと! 気がつけばずーっとアメリカのお笑いについて語り合っておった。このジャンルの話はできる人が限られているので、おつきあいいただけましたことはまことに嬉しゅうございました(私信:すみません、メールはあともうしばしお待ちを!)。ああ今日はなんといい日だ。

 帰りの新幹線は17:56分発。こだまゆえこのくらい早い時間で帰らないと帰宅が遅くなるのであった。まんだらけで買った本も含めて本は全てイベントの宅配に詰めてしまったのでかなり手軽に帰れた。で、まあそれはよかったんだが、帰りの席ですぐ前に絶え間なくぐずる子供(三歳か四歳くらい)が乗っていて、なんともたまらなかった。もうこういう子供は罪にさえ問われないのならこの手で殴殺したいぞ(ええ子供なんて大嫌いですよあたしゃ)。90分は我慢したが、いよいよ殺意がピークに達したので手荷物をまとめて自由席車両へと旅立った。自由席は意外にもガラガラしかも静かで、ゆったりかつ心安らかに帰途を過ごすことができた。

 家には10時前に帰宅。すぐ風呂に入ってすやすやと寝た。




2006年10月21日(土) 全星前日

 今月の頭のことである。新宿と新橋にあるホテルが安く使えるので最近上京の際はそのホテルを利用している。で、今回もと電話したらすでに一杯だった。うーむ遅かったか。しかし盆暮でもあるまいに埋まるの早過ぎないか。とはいえないものはしゃあないのですぐにJR東海ツアーズに行き、こだまの一人向けプランを予約した。いつものホテルが取れなかった分今回は割高なので行きも帰りもこだまなのである。ホテルは幸いプランの中でも安く、なおかつイベント会場の浅草橋に近い茅場町の法華がとれたので、まあよかったと言えばよかったのか。

 そんなこんなで本日出発。こだまは11時33分発。車中はいつもの通りペーパー折りにいそしんだ。富士山は残念ながら見られず。2時半頃に東京へ着き、そのままホテルに行ってチェック・インすると女性向けに特別ということで紙タイプのメイク落としとバラの香りの入浴剤が貰えた。嬉しいなあ。今夜はこれで長風呂をしてゆっくり眠りたいものだ。

 もういっそこのまんま風呂入って朝まで寝ちまおうかとも思ったが、折角東京に来たのにイベント以外どこにも行かずに日没と共に眠るのは忍びない。せめて五分でも中野に行きたい、という貧乏根性が発動したので地下鉄に乗って中野まんだらけへ。行ったのは同人館だけだったが、探していたお宝の一つがゲットでき、ああやっぱり来て良かったとつくづく思った。

 お腹がすいたので食べ物屋を探そうとアーケードを出た。少し出たところに居酒屋風の小さな中華料理屋があり、看板のメニューを見ているうちに蟹玉がとてつもなく食べたくなってしまって、そのままふらふらと入った。4時という半端な時間帯だったがそれでも客は二、三組いた。出てきた天津飯はおまけのスープも含めてすこぶるうまかったが、量がほぼ洗面器一杯分ぐらいあって、なおかつ汁がやたらと多い(居酒屋だからハナから二、三人前なのか?)。半分でもきついと思ったが、どうしようもなくうまかったので結局全部食べてしまった。ああこれでまた腹壊すかも。

 中野の後は新宿へ行き喫茶店で一服。お腹は思ったほど苦しくはなかったが、それでもちょっとやばそうな気がしたので念のためセルベールと正露丸を飲んだ。

 ホテルに戻った後はお宝本に読み耽った。とてもいい内容だったんだが、作り手本人の個人的心情が生々しく投影されているような気がして(そう思うのは気のせいかもしれんが)読みながら涙ぼろぼろだった。おかげでバラの香りで長風呂した後も気持ちが妙に重い。それでなくともイベント前夜はわくわくして気持ちが落ち着かないものだ。そんなこんなで案の定寝つきは今一つ。まあしかしベッドに入ったのが10時なので多少の不眠は問題ないだろう。




2006年10月19日(木) ブラック・ダリア

 見応えのある作品ではあったが、期待したほどではなし。まあ好みの問題になってしまうが私は「L.A.コンフィデンシャル」の方がいいと思う。この映画、原作をかなり削いだとはいえそれでも物語の情報量が二時間の作品としては多すぎ、途中で何がなんだか分からなくなってしまった。というわけで脚本だけを問えばかなり減点なのだが、アクションの見せ方や各キャラの演出などには久々に冴えたデ・パルマの腕を堪能できた。銃撃戦をぼーっと見ているだけでもかなり楽しめる。

 あとは何と言っても本作は役者を楽しむ映画である。主役の一人であるジョシュ・ハートネットが相変わらず大根なのはまあ取り敢えず見なかったこととして、もう一人の主役であるアーロン・エッカートがいい。一見さばさばと世を渡り歩いているように見えて実は・・という複雑なキャラクターをこれでもかというほど自然に演じてみせている。

 しかし最も場をさらっているのはやっぱりスカーレット・ジョハンソンだ。ジョシュ・ハートネットとアーロン・エッカートの間を行きつ戻りつするという(要するにL.A.のキム・ベイシンガーと一緒の)役どころなのだが、その小悪魔っぷりのレベルの高さと言ったら。通常、小悪魔女は「敢えて小悪魔を演じる女」か「天然の小悪魔」のどっちかなんだが、今回のスカーレット・ジョハンソンはそのうちのどちらなのか全く分からないのである。まあ要するにどっちでもあるってことなんだけど、「どちらともつかない」風に見せるっていうのはとてつもなく次元の高い世界である。しかもその判断のつかなさの中にスカちゃん演じるケイが辿ってきたどうしようもなく暗く空虚な人生までもがぼんやりと透けて見える。ここまで表現できる女優はいそうでいない。多分努力して身につくような表現力ではなく、本人の天性なのだろう。もう一人の悪女としてヒラリー・スワンクもいるのだが、横にいるのがスカちゃんなのは運が悪い。せっかく珍しく女らしい演技をしているのにスカちゃんが凄すぎて目立たなくなってしまっている。まあこういう時もあるやね。

 それにしても木曜日のTOHOシネマズはこれでもかというくらいガラガラだなあ。まあここと109以外の映画館は今日がレディースデーだからなんだろうけど、それにしても。




2006年10月17日(火) 22日全星、新刊はありません

 ごめんなさい。薄いコピー本でもいいから出そうと思っていましたが、パワーは冬の新刊に回すことに致します。せめてシシガミだけは作る・・・。夏に切れた電池を只今充電中なのであります。夏は充電する力すらなかったのでかなりシャカリキに充電中。お前映画は見にいってるじゃないか、ビデオもチェックしてるじゃないかと突っ込みが入りそうですが、違います、それは充電なんですよ(真剣)。

 どちらにしても、今回の新刊を楽しみにして下さっている方々、本当に申し訳ありません。




2006年10月05日(木) レディ・イン・ザ・ウォーター

 いやあ、一週目に行ってよかった。何せ全334席のスクリーン2だよ。THXもdtsも入っているから音なんて最高だし。映画はつまらなかったけど(嗚呼)。

 そりゃあ日記でも散々書いていた通りすごーく楽しみにしてはいたんだけど、公開直前辺りからどんどん悪い評判が出てきたもんだから、さすがに腰が引けてきたさ。ただ一人絶賛している長谷川町蔵氏の評にすがる思いで行ったけど、うーん、「ヴィレッジ」も肯定派の私だけど、今回ばかりはちょっと無理だ。同じシャマラン作品の「サイン」もそうだったけど、完全に電波だよこれは。でもひどい「サイン」にしたって、妻を交通事故で失って苦悩するメル・ギブソンの描写なんか結構ほろっときたりしたんだけどなあ。今回のポール・ジアマッティの不幸な過去なんか、これまでのシャマラン演出ならもっとダーッとくるはずなのに、ちょろっとも泣けなかった。カメラもやたらガタガタしていてイラッときてしまったよ。人や物をちらっだけと見せたり不自然にはじっこの切れた画面構成をすることで恐怖を演出するという手にしても、今までのシャマランだったらそういう手を使いつつも見せるべき所は見せ隠すべきところは隠し、という点はかなりちゃんとやっていたはずなのに、今回はえらい大雑把で単に下手糞な撮影にしか見えない所もとほほ。シャマラン本人も監督のくせにえらい大層な役割で登場しているし、とにかく「シャマラン天狗になっているね」な映画であった。

 ブライスちゃんはかわいかった。この子にだけはハアハアの二時間弱だった。はっ、もしかして今回の映画がこんなんだったのはシャマランがブライスちゃんを撮ることで頭が一杯になってしまったからか?




2006年10月02日(月) 受付確認ハガキ

 帰宅したら届いていた。昨日が昨日なだけにハガキを手に取った途端に思わずため息が出た。気持を切り替えて番号を確認。ちゃんと「810」がついていたので、受付だけは無事に済んだと一安心。しかし考えてみればあれだな、米澤さんは「ガラスの仮面」の最終回をとうとう読めなかったのだな。まあ、うちらですら読めない可能性大だが。

 今日は仕事で出かける用事があった。行き先がバスで行く所だったのでバス停でバスが来るのを待っていると、すぐそばにある中学校の体育館から教師が拡声器で延々がなっている声と大勢のドヤドヤという足音が聞こえてきた。振り返るとはたして開いた扉の向こうで大勢の生徒が全員同じ動きで歩いたり走ったりしている。ああこの時期は運動会の季節だからなあ、集団行進の練習でもしてんだろうなあ、と思いながら聞くともなしに聞いていた。しかしこの年になって眺めていると運動会の練習、特にこういう集団行進の練習なんて「けっやってらんねえ」と思ってしまうな。まあ、私は小中高通して運動会も運動会の練習も嫌いじゃなかったけど、今これとおんなじことやれって言われたら人一人殺しかねんわ。

 そうこうしながら耳をすませているうちに恐ろしいことが分かった。な、なんと行進の曲が「テルーの唄」じゃないか! 体育館にぶち込まれてこんな練習させられてただでさえイライラしている中学生たちに対してなんという。いやもう、彼らにとどめを刺すに相応しいグロい現実だよ! この中学生たちの中に原作「ゲド戦記」のファンがいないことを祈るよ。いたら絶対影を呼んでしまうと思うぞ。




2006年10月01日(日) ダーマ&グレッグがDVDBOXに、そして・・・

 昨日はミリオン座で「カポーティ」を見てきた。感想はいずれアップするつもりです。

 今日アマゾンにアクセスしたらトップページにでかでかと載っているではないか! やあ、ほんと注文者の好みによく合わせてくれることよ。まずはシーズン1のみで発売日は12月22日だそうだ。もちろん即予約した。特典で音声解説が付くってのも意外で嬉しい。はー、これで「素晴らしき日々」も全話DVD化してくれたら最高に嬉しいなあ。

 さてそれはそれとして同人者にとっては本当に悲しいことが起こりました。米澤代表が亡くなられました。53歳。早すぎる。今日お昼に長谷邦夫先生のブログで、今年の夏から体調を崩されていたこと、今年の夏コミも医者の許可を取った上で参加されていたこと、そして今度の冬の参加は無理であるということを知り、それだけでもかなりショックだったのですが、九時半頃、友人からの電話で訃報を知り、更なるショックを受けました。電話しながら慌ててもう一度長谷先生のブログを読むと、みなもと太郎先生の書き込みで訃報が・・・。もちろんその後は否応なしに長電話。

 本当に最初のファンジンイベントから今のような形式を作り、そこから今日まで「祭り」を支えていく中ではいいことも悪いこともたくさんあったと思います。噂ではありますが、「もうやめたい」みたいなことも何度か耳にしました。しかし米澤さんあったればこそ、私たちはたくさんの素晴らしい経験をさせていただきました。読む喜び、書く喜び、それからいろんな出会い。こんな時だからこそ言ってしまいますが、もう楽しみとか趣味とかそういうもんじゃありません。生き甲斐以外の何物でもありません。同人やっている人はみんなそうです。それら全て元を辿れば米澤さんをはじめとする準備会の方々の情熱が下さったものです。今はただ「ありがとうございました。お疲れ様でした」と言いたいです。



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