猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2006年08月25日(金)

 眠りの悪さや肩こりは日頃から運動不足だからなんだよな、と思って一日15分ダンベルをやっている。重さは力がないので2キロ。効果はまあ、こういうものは何ヶ月かやらないと出ないのだろうな。でもねえ、学生時代の一時期ほぼ毎日ジムに通ってた頃があって、一回につき30分走って(距離にして4キロぐらい)15分くらい筋トレしてたけど、その頃も睡眠と肩の状態は今と変わらなかったような・・・。まああの頃は若かったし暇だったからそれでもどうにかなってたんだろう。ゼミ以外の通常授業では寝てばっかりいたもんなあ。は、そういや授業中だと静かに眠れないからって図書館の地下の机でうつ伏せになってたこともあったっけ。うーむ。

 まあそれにしても困っているのはエアコンの不具合だ。冷房はあんまり好きじゃないからドライで26度にしているんだけど、去年辺りからドライにすると雑音がひどく出るようになったので冷房にしている。が、ここ数日来その冷房のききがよくないのだ。雑音はしないんだけどちっとも冷えなくて、夜なんてろくに寝つけない。といってあんまり低くすると今度は寒くて途中で目が覚めてしまうので調節に悩むことしきり。今んところまず風呂に入る前に21度に設定している。すると一時間ほどして部屋にもどってくる頃には室温が28度くらいになっているので、目をつむる寸前に26度の設定にして部屋の明かりを消す。もっともその晩その晩によって気温は微妙に変わるので、この辺が超やっかいだ。早く秋にならないかなあ。

 で、そんなこんなで今朝(昨夜?)は旅先で二頭のでかいヒグマに襲われるという夢を見た。ツアーでどっかの高原をハイキングしているところにまず一頭やってきて、で、一人か二人犠牲者が出たところでほっとしていると(笑)、またもう一頭やってきてという次第。こういう場合私は大抵、必死で助けを求めて泣き叫ぶも助けがやってくることなく(あるいはあからさまに無視される)、やがてバクバクと食われる羽目になるんだが、今回は素早く高い木に登って難を逃れた。夢の中で逃げようとしてちゃんと逃げられたのって初めてかも。大抵は足が勝手に災難のある方へ行ってしまうというのに、珍しい。あれ、でも熊って木登り得意だから木に登るのはそう有効ではないはずだが。ま、いいか助かったんだし。しかしこんな夢を見たのはやっぱり「ああ暑い。カナダか北海道の奥地に行きたい」てなことをしょっちゅう思っているせいと、時間と共に冷房がしっかりきいてきたせいか。しかしそれならそれでどうしてヒグマに襲われなきゃいかんのか。ちゃんとリゾートさせてくれよ。

 本日同人ページですが、ようやっと夏コミの新刊をアップしました。遅れてごめんなさい。他にもいろいろ滞っているなあ。




2006年08月18日(金) ヨコハマメリー、そしてあの人も亡くなっていた

 3時15分からの回目当てで1時前にシネマテークへ整理券を貰いに行ったら一番が貰えた。口コミで知る人ぞ知る映画になったとはいえ、こんな超マイナーな映画で一番が貰えてしまうなんて嬉しい反面気恥ずかし。ちなみに、人はやっぱり多かった。

 まだ「カポーティ」が控えているとはいえ、下半期のベストはもうこれでいいや、という気持ちである。

 出てくる人々の顔はメリーさんも含めてもういかにも、「都会のヨゴレ者」という感じである。このドキュメンタリーは決してはみ出し者賛美映画ではないのだが、不思議なくらいに暖かく優しく、苦しいくらいに切ない。それは全て貧しい時代の匂いである。貧しい時代の貧しい人々にはそれなりのいたわりや憐れみというものがある。好きでこうなったんじゃない、というのも分かっているし、また、ああいう世界の人間はああいう世界の人間なりに生きているのだということも、それとなく分かっている。メリーさんゆかりの人々がメリーさん、あるいは己の半生を語る言葉はどれもいたってシンプルなんだが、聞いているこちらは耳にするごとに思わず声にならないため息が出てしまう(いや本当に)。

 最も心に来たのはメリーさんがよく通っていた喫茶店の話である。メリーさんのような者がよく来るとなると、中にはやはりそれをよく思わない客もいる。やがて客の誰からともなく「あんな人と同じ食器を出されるなんてきたならしい」というクレームが出る。そこで店の人間はどのような手段を取ったのか? 喫茶店の人は綺麗な作りのカップを一つ買ってきて、いつものようにやって来たメリーさんに対し「メリーさんには特別素敵なカップでお出ししますね」と言って、いつものように接客した。メリーさんが店の態度から裏事情を察したかどうかは分からない。だがメリーさんはそのカップを見て嬉しそうに「まあ、ありがとう」と言ったそうである。

 朝一あるいは夜のみ上映という所ばかりではあるが、まだやっている地域はたくさんある。とはいえもうすぐ終わる所ばかり。私としては何を差し置いても一人でも多くの人に見て欲しい映画である。

 夜、ネットで衝撃のニュース。なんと戸谷公次さんもすでに鬼籍に入られていたとのこと。急性心不全により2月6日に亡くなられていたらしい。肉はアナウンサーも解説も故人となってしまったのか。私はこの人というとワタルのドンゴロ将軍が大好きだったので、凄く悲しい。あとこの人も名古屋人だったのね。

 明日から一泊で母と下呂温泉に行ってきます。思いっきりグダグダしてきます。そんなわけで急いで「ヨコハマメリー」の感想をアップしなきゃ、と、一気に書き上げたので今日の日記はちょっと雑な文章になっているかも。




2006年08月17日(木) トランス・アメリカ

 今日から職場は夏休み。てわけでレディースデーの本日「トランス・アメリカ」をシルバー劇場で見てきた。さすがお盆でレディースデーともなると人の入りは凄い。100席余りのシルバーはほぼ満杯であった。早めに整理券貰っておいてよかったなあ。

 しかし前から見たくて見に行った割には見応えは今一つだった。いや決してつまらなかったわけじゃないんだけど、テーマが類似しているヘド子や「オール・アバウト・マイ・マザー」に比べると描写もストーリーもやけにあっさりしているもんだから、どうしても「えっ、これだけ?」っていう気分が消えなかった。

 そう思ってしまうのは、作中に目立った差別シーンが出てこないせいだろう。まあ、それは主人公ブリーが「普段は埋没しているの」という本人の言葉通り、かなり慎重に真の姿を隠しているからなのだが。だからブリーを囲む人々の反応には「バケモノ!」みたいなダイレクトなもんはあまり出てこない。それでもやはり映画の定石として、ふとしたことからばれたくない相手にばれちゃったり、あるいは不承不承にカミングアウトせざるをえなくなったりする。でもこの映画はやっぱりあっさりした映画で、そういう場面であってもシリアスさよりはそこはかとないおかしみの方が前面に出されているんである。性転換手術を受けにロサンゼルスへ向かっていた途中、身包みはがされちゃったブリーが、ロサンゼルスまでの旅費を無心するために渋々両親に会いに行く所があるんだけど、久し振りに会う息子が外見上ほとんど娘になっちまっているのを目にした時の家族の表情や物言いは、笑っちゃいかんと思いつつも笑ってしまった。

 ちなみにこの日、スターキャット系列の上映時間帯を調べていたら、なんと時かけが12時40分からの一回のみとはいえ、ゴールド劇場で25日までやってくれるんだと! てわけで帰りは名駅地下街の金券屋を回ってスターキャットの共通鑑賞券を購入。今度の土日か月火水のうちに見に行こうっと。もうすっかりレンタルで見るしかないと諦めていたので嬉しいなあ。

 全然話変わるけどこの日名駅地下街を歩いていたらアンペルマンのショルダーバッグを持った女の子を発見した。ええっ、アンペルマンってそんなものも出ていたの? 大きさは25、6センチ角ぐらいで肩掛けも幅の広いものだったから、祭り用には持ってこいだ(もう全ての発想がコレ中心だな)。しかもアンペルマンだなんて。欲しいーっ!! というわけで帰宅後早速ネットで調べ回ったのだが、ない。いや、あるにはあるんだけどA3サイズぐらいのでっかいのしか見当たらない。こちとらもっとちっちゃいのが欲しいんだが。ああ、あの娘は一体どこであのバッグを手に入れたのだ? というわけで、知っているor見つけた方は是非当方へ情報提供していただけますようお願い申し上げます。




2006年08月15日(火) 夏コミまとめ

 皆様、三日間本当にお疲れ様でした。お礼が遅れてしまいましたが、スペースにお越し下さり本をお買い上げ下さった皆様、ありがとうございました。また両隣のサークル様やいつものお仲間各位には常にも増してお世話になりました。本当にありがとうございました。

 冬コミの申込書は夜に集中局へ出してきました。あとは野となれ山となれ。次回ジャンルはこれまで書いてきた通り、009。今度の冬は珍しく29日〜31日の三日間開催ですが、うちにスペースが回ってくる可能性は相当に薄いと思われます。というのも四年前、夏に落ちてかつ冬が三日間開催だったにも拘わらず落選、ということがありまして、このケースから考えて別ジャンルとはいえ夏に受かっている私が連続でスペースが貰える可能性はないに等しかろう、と。そこで冬の新刊ですが、もし落ちた場合は無理に出したりせずに5月に先延ばしにします。そんな風でよろしゅうに。

 さて「はあ、もう夏コミ終わっちゃったんだなあ」とあれこれ思い返しつつこれを書いているのだが、まさに今「対馬丸」を録り忘れていたことに気がついた。ああもう何もかも嫌になる・・・。まあいいさレンタルで探そう。ところで今日体重を量ってみたら1.5キロ増えていた。はて、あっちじゃそんなに食った覚えもないのだが(てゆかほとんど食べなかったぞ)。やっぱ普段の何倍も動いた分、ちょっとの食事量でもぐんと吸収されたのかもね。

 取り敢えず夏コミを振り返ってざっと書いておく。

(前日10日)
 この日はまだ新幹線回数券が使えるので便利だ。今回は奮発してグリーンに乗車。私は子供が嫌いなので指定席に乗る際はいつも喫煙席を取っている。子供連れなんぞ私にとってはタバコの煙以下の存在よ(ボカ〜ン)。ただやはりお盆ともなると禁煙席にあぶれた子連れが喫煙席に陣取ることが多少ある。夏なので余計なストレスは何が何でも避けたい、というわけでちょっぴり無理してグリーン席。広くて静かで実に快適でありました。
 ホテルは今回格安かつ特殊な所に泊まったのだが(一泊一人3150円。カプセルではないよ)、安いだけあって内装はかなり珍しい感じ(ボカ〜ン)。風呂がとにかく狭い。あとエアコンの音がちょっとうるさめ。効きも半端だし、今夜眠れるかなあ(案の定ほとんど眠れませんでした)。ああまるでスティーブ・マーチンの「大災難」のようだ。まあ、一緒に泊まったマアタさんこそ大災難だが(ボカ〜ン)。

(11日)
 マアタさんは5時起床。私はぐずぐずと6時起床。7時頃に宿を出ると、涼しいことこの上ない。ああ、丸一年祈り続けた甲斐があったわ。もう夏コミはこうじゃなきゃ私ゃ耐えられませんよ。会場の方も概ね涼しく、ますますもっていい感じだ(とはいえ撤収の際はやはり滝汗になったが)。ファンチル本をはじめ、目当ての本もたくさん買えた。飲み会は翌日再びのサークル参加に備えて早めにおさらばしちまったが、二年振りに某母さんともお喋りができたし、充実した一日であった。にしてもビールを飲んだ後喉が渇いてしゃあない。水を飲んだら飲んだですぐトイレに行きたくなっちゃうし。そういや前にも口の渇きがとまんなくなったことがあったんだよな。まあ、それは前の晩にドリエルを飲んだせいだったんだけど、今にして思えば原因はそれだけではなかったのかも。ああなんかヤな予感(結局この状態はずーっと続くのであった)。
 祭りの最中にお仲間から鈴置洋孝の急逝を知る。ついこの間出たBSアニメ夜話のガンダムの書籍版で古谷徹と対談しているのを読んだばかりだと言うのに。もともとガンで闘病中だったらしい(その後、メディアに出た訃報を読んで初めて名古屋出身というのを知った)。ブライト艦長が一番有名だけど、私にとってはやっぱりドラゴン紫龍と日向小次郎の人。吹き替えもたくさんやっていた。この人は声がかなり特徴的なんだけど、演技の幅はほんとに広くて何をやっても自然だった。ご冥福をお祈りします。

(12日)
 本日は花火大会の日だったのだが、天候が不安定なため順延との旨がアナウンスで流された。会場、一斉に拍手(笑)。
朝到着すると敷布を忘れてきたことに気がついた。ま、それはまだいい。なんと釣銭も忘れてしまった。すっかりやる気ゼロ。もはや「何も見えん 何も聞こえん(by花道)」状態(ボカ〜ン)。横にいたマアタさんには大変申し訳なく・・。もっとも後からやってきたお仲間二人に、運良く100円玉を大量に恵んでもらえた。助かったぜーっ! ありがとうーっ! うち一人okkoさんと延々會川昇やジブリの悪口を言っていたら、すっかり気分が明るくなった。やっぱ悪口は百薬の長だな。
 この日は久し振りに西館へお買い物。そんでもって企業ブースへも行ってきたのだが、予想通りのとんでもない人口密度で、暑さと湿気も半端じゃない。しかしそんな中でもアイドル声優らしき人が並んでいるファンと握手を交わしていた。立派。「www.officefao.com」で前から欲しかった「ローゼンメイデン」のストラップを買った。一番好きな蒼星石はもう持っていたので、あとは翠星石が欲しかったんだけど、やはり人気者なだけあって早々に売り切れいていた。雛苺と金子雀はまだあったのでこちらを購入。うーん、かわいいなあ。実は「009−1」のプロモ映像が流れていたらしいんだけど、私は気づかなかった。まあいいか、そのうちYou Tubeで見られるだろう(ボカ〜ン)。
 2時を少し過ぎた頃、突然雷が鳴った。一瞬辺りがどよめいたが、直後なぜか拍手が起こった(笑)。まあそこまでは笑えたのだが、外に目をやると物凄い嵐になっているではないか。こりゃ今日の宅配はガレリアに移動か。三年前の夏、やはり雨天でガレリアでの宅配受付となったのだが、クロネコで二時間も待たされた。今回はペリカンとはいえ、早めに行かないと三年前の悪夢再びだ。というわけで即撤収開始して2時半過ぎには列に並んだ。その列だが、もうとっくにガレリアを飛び出してホールの後ろまで列ができている。私はホールの真ん中くらいだったが、ペリカンでこれならクロネコは一体・・・。
 早めに並んだ甲斐あって4時ちょい過ぎには会場を脱出し、5時頃にはホテルに帰ることができた。部屋で首を拭いたり歯を磨いたりしていたのだが、あまりにも早く帰ってこられてしまったのでなんとなく不完全燃焼な気がしてしまい、よせばいいのに中野までお買い物(ただし収穫ゼロ)。そう、この時までは元気だったんだよね。その後、飲み会では撃沈(ボカ〜ン)。

(13日)
 食欲も体力もゼロのワタクシ。チェックアウト後はマアタさんと二人で近くの東京プリンスホテルの喫茶店でひたすらぐだぐだと語り合い。東京プリンスホテルはかなりクラシカルな感じで「丹波哲郎が出てきそう(byマアタさん)」。もちろん撮影はフィルム撮りであろう。3時半を過ぎた頃、有楽町に無印の喫茶店へ河岸変え。5時にはそこも出て有楽町駅のみどりの窓口へ行き帰りの新幹線切符を購入。結局帰りもグリーン車にした。実に贅沢ですこと。もっとも車内は行き以上に混んでいて、その上子連れまでいたのだが。まあおとなしい一家で助かったけど、今度から窓口で席を取る際にはなるべく人の来ない場所に取ってもらおうかな。こういうのって言えばある程度は融通してくれるはずだし。まあそれよりかこんな風に金をかけなくても済むように体力つけないとな。つかなかった場合は、これからの夏の参加は考えもんじゃて。




2006年08月13日(日) 帰ってきました

 7時半頃帰宅しました。もう夕飯も食べ終わって、12日にペリカンで出したお買い物同人誌+自分とこの在庫が届くのを待つばかり。

 振り返ってみれば奇跡的に涼しい夏コミでした。まあ暑い時もあったけど全体からしてみれば極めてわずか。おかげで体力的には非常に救われました。・・・ええこれでも。ああほんと、丈夫な体が欲しい・・・。

 明日は冬コミの申し込みを急いでしなければ。ま、今日だけはちゃっちゃと寝させてもらいます。




2006年08月07日(月)

 この三ヶ月で体重が4キロも減っちまったよ。その割りにウエストは変わっていないんだ。つまり腹から上のどっかが落ちたということだね。でもって秋冬にはリバウンドしてしまうのだろうね。全く悲しいことだよ。でも今日は新刊で書き忘れたことを今さらにふっと思い出しちゃって(いや大したネタじゃないけど)、そっちの方が憂鬱だい。

 台風が近づいていて8日には四国に上陸し、その後中国地方を経て日本海へ抜けていくそうだ。東の方へは来ないみたいでひとまず安心。まあ週間予報を見る限りでは祭りの三日間はいずれも雨が来る可能性がままあるみたいだ。雨降ると気温はかなり下がるんだけど、帰りの宅配がちっとも終わらなくなって困る。特にクロネコが。私は今回インテに参加しないんで帰りはペリカンを利用するつもりだけど、仲間の大半はクロネコだからなあ。

 地元の「時をかける少女」は今週一杯まで。ただし上映時間が早いので土日の5日と6日が実質ラストチャンスだったのだが、結局見なかった。昨日行けばよかったんだけど、映画行くよりは髪の毛切って栄でお買物したかったのでスルー。もう原稿あけは首とか肩とか痛いから映画なんて見れねえ(同じく首と肩のおかげでカタログチェックもちょっとずつしかできない始末)。まあ時かけはDVDで楽しむこととしましょ。だが同じく今週までの「ローズ・イン・タイドランド」はなんとか明日明後日のうちに見たいがのう。あ、でも火曜はぺーパーを増産しなきゃいけないし、水曜は出かけの準備しなきゃいけないからやっぱ無理だな。

 親不知の方はいたって経過良好で、もう痛くもなんともない。やはりこの手の治療は評判のいい開業医の所へ行くに限るな。大学病院へ行くと絶対新米にやられるからもう二度と行かないぞ。来月には最後の一本を抜く予定。まあこいつはもう生えているから抜くのも後処理も更に簡単に済みそうだ。

 三、四年前のこと。ひどく寝違えたことがあって痛みが十日ぐらい取れなかった。痛みの範囲も広くて、首をふいと曲げると背中まで痛みがくるほど。ところが後にこの背中の痛みが寝違えたわけでなくても不定期に発生するようになった。忘れた頃にやってきては翌日には痛みが取れているので病院に行くこともなく放置してたんだが、ここんとこ一週間おきぐらいに痛むようになってきたんでさすがに不安になり、7月下旬に休みを取って病院に行ってきた。でかい病院だったんで一時間以上待つ羽目になり、写真撮られたりして診て貰って医師曰く、
「随分撫で肩ですねえ。本当ならこの辺に肩がきてなきゃいけないのに、こんな下の所にある。まあもともとの体型ってのもありますけど、これは肩の筋肉がなさすぎるからそうなるんです。これじゃ肩もひどく凝るし、背骨にだって負担がかかりますよ。だから痛みが出るんです。まあとにかくジムに通うなりなんなりして、筋肉をつけることですね」
 ・・・まあややこしい病気とかじゃなくてよかったけど。取り敢えずこの夏はひたすら運動すべきか。

 毎号泣かされているクライマックス間近の「フルーツバスケット」。花とゆめは4日と19日に発売なわけだけど、4日掲載号の場合問題がある。これまでも散々述べている通りフルバは全てにおいて救済展開になっているのだが、6日に立ち読みするダ・ヴィンチの「テレプシコーラ」は怒濤の奈落展開なわけで、4日にいくら感動の涙を流しても二日後の6日にはそれが無効化してしまうのだ。ちなみに昨日ダ・ヴィンチ9月号を読んだばかり。今回も例によってきつい展開。今月号を含めてここ三ヶ月の憂鬱な展開には「山岸先生、もう勘弁」と泣きが入ることしきりよ。ちなみに来月号で第一部完結とのこと。ちょっと前から「もしかしたら近いうちに『そしてあれからX年後』みたいに年月をとばすのかもな」と思っているんだが、案外的中か? まあどうなるか分からんが。何はともあれ空美ちゃんがどうなっているのかを早く教えてくれ。いや、知りたくない気もするけど(笑)。

 今日はNHK総合で硫黄島戦の特集をやっているが、まあこれは予約してあるので後日として本日は夜9時よりNHK−hiで再放送のハイビジョン特集「ドレスデン大空襲」をリアルタイムで視聴。一応、先日BS−1でやってた再放送をD−VHSで録画してはある。うーん、ハイビジョンでもまた放送してくれると分かっていたらこっちで予約したんだけどなあ。て、そうすると硫黄島戦録れないか。いやしかしそんなことより、「ドレスデン大空襲」は予想以上にとてつもなく重い内容だった。小学生の頃繰り返し読んだ早乙女勝元の絵本を思い出す。今夜一杯引き摺りそうだ。




2006年08月05日(土) 入稿出来&今月の気になる番組

 わが原稿を搭載したブラックキャットは明日昼頃には広島上空へ投下される模様(ボカ〜ン)。

 いやまあそんな不謹慎なネタはともかく夕方6時ちょい前に近所のヤマトへ持っていきました。「いのちだいじに」作戦が功を奏し、入稿後はかえって元気モリモリでケッタで熱田神宮まで参拝に行ってきた。あー、気持ちよかった。で、肝心の内容なんですが、ごめんなさい、当初の予定よりかなり削ってしまいました。ギルダ・ラドナーのバイオグラフィーと、映画感想はなしです。いずれ「前回+今回+増補」という形の本を出して必ずリベンジしますので、なにとぞー、なにとぞー。

 夏コミ当日ですが、一日目11日金曜日はマアタさんのMarmalade Tank(東5ホール ネ−46b)でいつものように売り子手伝いをしております。私が5月に出した009本もこちらで委託してもらいます。二日目12日土曜日は猪面冠者で直参しています。スペースは前にも書いた通り(東5ホール ヒ−50b)です。

 さて、8月ということで主にNHKで戦争関連のドキュメンタリーが大量に放送される。ガキの頃からこういうのを見るのは好きである。大好きである。まあ、それでなくても戦争を知っている年寄りは世界各地でどんどん死んでるので、大事に見なくてはね。他にもいろいろ気になる番組があるので、自分用メモも兼ねて書いておく。

 まずは今日。が、録画セットしてなかった(ボカ〜ン)。まあいいさ、他にもいっぱいあるんだもんね(涙)。
■8月5日(土)16:00〜17:15 NHK総合
NHKスペシャル選「被爆者・命の記録」

明日以降はこちら。
■8月6日(日)深夜0:25〜0:55 日本テレビ
ドキュメント’06「残されたカルテ ヒロシマ・ある医師の記録」
 38年前に閉鎖された小さな診療所から古いカルテと死亡診断書が大量に発見された。それらは全て原爆投下直後の被爆者のものであった。当時の被爆医療がどのようなものであったかを医療の視点から辿る。


■8月7日(月)22:00〜22:50 NHK総合
NHKスペシャル「硫黄島玉砕戦・地獄から生還した男たち」


■8月7日(月)〜9日(水)23:00〜0:00 NHK BS−2
BSアニメ夜話「千年女優」「勇者ライディーン」「鋼の錬金術師」


■8月10日(木)
21:00〜22:50 NHK BS−hi(BS−1にて随時再放送あり)
ハイビジョン特集「日本と戦った日系人 GHQ通訳苦悩の歳月」
 日系二世のハリー・フクハラは戦争中、二世部隊にいた。その頃母と兄はアメリカを離れ、故郷である広島に帰ったが、そのために被爆することとなる。GHQが日系兵をいかに巧妙に利用したかを資料から読み解くと共に、長年、軍の守秘義務のために多くを語れなかったハリー・フクハラが、その深い苦悩を語る。

23:00〜0:00 NHK BS−2
「アニメの時間よ永遠に〜辻真先 1500本のアニメ」


■8月15日(火)9:00〜10:15 NHK教育
「対馬丸 −さようなら沖縄−」
 1982年の反戦アニメの傑作。小学生の頃アニメ絵本でしか見たことがなかったのだが、これだけでもかなりインパクトがあったことを覚えている。思えばこの頃までの反戦アニメや反戦児童文学は死の描写に手加減がなかった。

深夜1:10〜1:45 NHK総合
国際放送終戦企画「ヒロシマ ナガサキ」

 以上。さあカタログチェックすっぞ〜っ。



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