猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2006年07月23日(日) 祝「スパイナル・タップ」DVD化!

 去年の7月にヤフーショップに出るというのが載って、それがほどなくぽしゃってしまったんですが、今回はアマゾンにまで載ってることだし、マジでしょう。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000G7PSEU/249-3898164-8226755?v=glance&n=561958

 ただ、できれば同じゲストたん監督作の「ドック・ショウ!」や「みんなのうた」のように特典をちゃんとつけたものを発売して欲しかったぜ。音声解説もついたアメリカのスペシャル・エディションを買おうかな、いっそ。いやでもその部分をどう聞くというのか、英語分からんのに。

 来週の今頃は入稿したいんだけどなあ。無理っぽいわい。




2006年07月18日(火) ダン、ハウス・オブ・ブルースを売却

 もういい加減日記をつける気はなかったんだが、さすがにこれは書かずにはいられない。休憩時間にアメリカのヤフーニュースを検索していたら上記のニュースを発見した。二件ぐらいあったが、いずれも7月6日のニュースらしい。HOBをコンサート興行会社Live Nationが3億5千万ドルで買い取ったとのこと。

 ダンの発言を大雑把に書くと、こんな感じ。
「売却してしまったとはいえ、これでむしろHOBは生き延びることができたと言えるだろう。かつて自分のアドバイザーはHOBに『豊かな鉱脈』が期待できるとしたのだが、これから先それは難しいだろう。2000人のチェーン従業員に関しては、その将来は保証されている」

 ちなみにLive Nationの方は「これまでのHBOの在り方には充分に敬意を払う。従来の関係者たちに歓迎してもらえたら嬉しい」というコメントを出している。一方でダンの広報は「諸々の事態がダン・エイクロイドに今後どう影響するのかについてはまだ分からない」というコメントをAPラジオで述べているそうだ。

 ハウス・オブ・ブルースは1992年にダン・エイクロイド、ジム・ベルーシ他数名の俳優やミュージシャンの出資によって創られたレストランで、食事をしながらライブ・パフォーマンスを楽しめるというスタンスの店。ま、ハードロック・カフェみたいなとこなのかな。出資者の中にはリバー・フェニックスもいたっつうのは前にも書いたかと思う。現在ではシカゴをはじめとしてベガス、LA、オーランドー、フロリダ等全十店舗を持ち、アトランタ、サンディエゴ、ダラス、カナダのトロントには同系列の劇場がある。私はこれまでのHOBの経営状況を全然知らないので、上のニュース読んでも今一つ話が見えないんだが、なんか、あんましうまくいってなかったってことなのかなあ・・・。はっ、ひょっとして最近GB3やBB3の話が上がっているのは、この辺のマイナスを補填するためなのか?

 経営が変わったら中で売っているBBグッズとかどうなるんだろう。あー、こんなことになるんだったらダンが経営している間に行っときゃよかったよ! わあああんっ。




2006年07月17日(月) 来月見たい映画メモ追記

 一番見たいのを書き忘れとったよ! ファレリー兄弟の新作“Fever Pitch”! 「2番目のキス」の邦題で東京ではすでに公開中。ドリュー・バリモア主演とはいえ、コメディなんで日本ではやらないだろうと思っていたんだけど、先月に日本公開を知ってそれからずっとわくわくしっぱなしだったんである。物語はレッドソックスの熱狂的ファンである高校教師のジミー・ファロン(『TAXI NY』でようやく日本でも顔が知られるようになったが、もっと人気出て欲しい)と、その恋人で高給取りのドリュー・バリモアとのラブストーリーで、生活の全てがレッドソックス中心のジミー・ファロンにドリュー・バリモアがやきもきするというもの。作品自体はイギリスの小説が原作になっていて、原作の舞台がイギリスで主題がサッカーのところをアメリカ・野球に置き換えた形となっている。ちなみに原作者はあの「ハイ・フィデリティ」の原作者であるニック・ホーンビィ(笑)。もう今年はこれを見ずして他に何を見るかと。

 アメリカで公開されたのは2005年4月なんだが、撮影されたのはその前年。そう、あの弱い弱いレッドソックスが優勝しちゃった年である。監督とプロデューサーをしているファレリー兄弟はボストン出身でもちろんレッドソックスの大ファン。いろんな意味でリアル、かつ笑える映画が見られそうだ。

(追記)
 SNL関連のことで過去日記を見返していたら、私、去年の1月9日の日記でファレリー兄弟のこの映画が見たいなあって書いてたんだね。今日の日記は自分でもどっかで書いたような気がしていたんだけど、ほんとにそうだった(ボカ〜ン)。




2006年07月16日(日) 来月見たい映画メモ

 連休も明日で終わりか・・・。しかしクーラーの効いた部屋の中にほぼ一日中いるとなんと体調のいいことよ。おかげで原稿もいつもよりよく進む。まあ、いつもがゼロに等しいので比べるのもなんだが。

 洗濯物を干したりたたんだりしている合間に10日の夜10時からやってたNHKスペシャル「危機と闘う(2)軍事転用の戦慄・ロボット」の録画分をばーっと見た。OZ39話が飛んでしまったのは物凄く悔しいが、これはこれでとてもいい番組だった。まあ、録ってよかったかな。なんかFSS二巻の「昔から兵器というものは使い方次第で人を殺さずにその何倍もの命を救えると言われてきたよね。だけどそれはウソだよ。こいつらは何万の人名を奪い、破壊するためだけに生まれてきたんだ」っていうアマテラスのセリフを思い出した。一番印象に残ったのはアメリカで軍関連の研究に関わっている日本人のお姉ちゃんの脳天気っぷりだった。なんだろう。あの一人でミサイル作って物議をかもしたおっさんには何にも腹立たないどころかむしろ清々しいものを感じたのに、この姉ちゃんにはやたらに腹が立った。理屈としてはああいうの全然オッケーなんだけど、あの物言いにムシャクシャしたことといったら(ジャイアンかよ)。

 ところで昨夜、ヤフーのトピックスで知ったんだが、赤塚不二夫の奥様がくも膜下出血で急逝されたとのこと。残された娘さんも大変だが、妻が逝ったことも分からない今の赤塚不二夫が何とも哀れ・・・。意外だったのは長谷邦夫がそのことを知ったのが、ご自身のブログに寄せられたコメントと、朝刊の訃報記事であったこと。この人なら直通で第一報が来そうなものだが。もうそういうことなのかな。

 というわけで以下自分用来月見たい映画メモ。もっとも大半が来月にはもうやってなさそうなのだが。ううう(涙)。ちなみに「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」はゴールドで21日まで。完璧無理じゃん。うわーん。「嫌われ松子の一生」もミリオン座で21日まで。うーん、まあこれは逃してもさほど惜しくはない。

「時をかける少女」
 めざましテレビで紹介されてたのを見たら、凄く見たくなった。あとやっぱ監督が細田守だし。なんて言いつつこの人のアニメってそんなに見てなかったりして。ついでに言えば原作も原田知世版も未見である。しかし8月までやってるかなあ。にしてもなんでよりによってゴールド劇場でしかやっていないんだ。

「ローズ・イン・タイドランド」
 久々に面白そうなギリアムの新作。22日からミリオン座。

「ハイジ」
 やはり名劇ファンとしては見ねば。ハイジ役の子が「イン・アメリカ」で妹やってた子なんでその点でも楽しみ。

「ヨコハマメリー」
 これは先日の日記に書いた通り。




2006年07月13日(木) たまには荒んだココロを吐き出してみる

■上の右側に埋まっている親不知が隣の歯を圧迫して痛い、という状態が半年以上(一年かもしれん)続いていたので10日に抜いた。術後の痛みも出血もほとんどなかったんだけど、最初の頃は血痰がひっきりなしに出て気持ち悪かった。上の歯なんで鼻が近い。んで、鼻と口の間にある層が傷つきかけてて、空洞みたいな所に血がたまるんだそうだ(よう分からん)。しかしあんまり大量なんで肺ガンかと思ったよ。今はそれもなくなってほっ。でも噛めない上に毎日暑いんで食欲がゼロだ。

■12、13と仕事で上司二人と安曇野へ。12日のお昼に仕事場を出て、今日のお昼に仕事場に帰ってきて、そのまんまお仕事。安曇野はよかった。仕事とはいえ、終わった後は温泉に入れたしご馳走も食べられたし、何より現地は空気はうまいわ涼しいわで、極楽だった。山の景色も久し振りに見られて嬉しかった。だが今日のお昼に帰ってきた名古屋は地獄の暑さ。家に帰った時にはリフレッシュした痕跡など跡形もなくなっていた。今、ハイジの気持ちがよく分かる。ちなみにスイス村にはハイジグッズが一杯売っていた。

■んでさっきHDDのチェックをしていたら、先週やったOZ第39話が録画失敗していた。セットはちゃんとしてたんだけど、容量が足りなかったのだ。この間慌てて録画したNHKの特番に容量を食われてしまったのだ。ああ今まで一話も逃さず録画できていたのに。くそう、こんなことならあんな番組録らなきゃよかった・・・。

 取り敢えず今日はちょっとだけ原稿の続きをやったら寝ます。




2006年07月06日(木) 祝「ヨコハマメリー」アンコール上映!

 焼け跡の時代から横浜にいた伝説の娼婦、メリーさん。しかし1995年のある時から彼女の姿を見た者はいない。「ハマのメリーさん」は一体どこへ行ってしまったのか? 姿を消すまでのメリーさんの来し方と、そして現在の消息を追うドキュメンタリー映画「ヨコハマメリー」。すげえ見たかったんだけど、地元ではシネマテークのみでの上映で、6月10日から16日まで朝10時30分、17日から23日までで朝10時30分と夜8時30分というスケジュール。とてもじゃないが先月の半死半生状態じゃ行けるわけがなかった。だが今ここに一条の光が! シネマテークのHPによれば「満員御礼につき、8月5日から18日までアンコール上映いたします」だって! やった! その頃なら原稿も終わってる(はず)だから見にいけるぞ! よーし、ますますもって頑張らねば! ちなみに現在、今にも落としそうな状況です(ボカ〜ン)。



2006年07月05日(水) 「ジェーン・フォンダ わが半生」がいい

 私が起きる頃にはもう独伊戦の結果は出てるかな、と思ってBS−1見たら、あらま、まだやってるよ。うをー、どうなるかなーっ、そういや今回のW杯リアルタイムで見るのってやっとこさこれが初めてだなあ、と思いながら見ていたら、うわわ一点入れられちゃったよ! ドイツ応援団みんな一気に泣きそうな顔。で、ぎゃー、また入れられちゃったよ! というわけでさようならドイツ。そういや前回の時も最後の十数分だけリアルタイムで見てたら負けたんだよな、ドイツ。もうあたしは見ない方がいいのかもしれません(ボカ〜ン)。めざましテレビに変えたら北朝鮮からミサイルが飛んできたってんで騒然としているし、もう朝からやなもん一杯見ちゃったって感じだ。ま、帰ってきてからガース柳下のサッカー日記読んでちょっと癒されたけど。

 それはそうと去る29日のことなんだが、「ジェーン・フォンダ わが半生」上巻を買った。前からパルコのブックセンターにあったのが気になってはいたものの、高い所に置いてあって立ち読みできなくて、そのまんまだったんだけど、最近下の方に平積みされるようになったので手にとってみた。そしたら冒頭の部分読んだだけでじわっときてしまった。自殺した母親に対する言葉の辺りなんてマジで涙がボトボトと・・・。迷わずレジへ持っていき、帰宅後上巻の前半だけ一気に読んだ(そっから先はさすがに中断。原稿原稿)。いずれ下巻も買って、もし機会があったら感想もまったりと書きたいが、取り敢えず久々に心打たれる自伝を読めたとだけ言っておく。私自身、ピーター・フォンダ贔屓なのでジェーンに対してはとてつもない努力家としての面は尊敬しつつも「性格きつい姉ちゃん」という目で見ていて、あんましいい印象を持っていなかったのだが、これを読んでそういったこれまでの印象が180度変わった。ただこの自伝を深く味わうためにはフォンダ一家の悲喜劇を詳細に綴った「フォンダ ヘンリー、ジェーン、そしてピーター」を読む必要があるかもしれない。

 タイムリーなことに明後日7日の午後三時半からBS−2でジェーン・フォンダのアクターズ・スタジオ・インタビューの放送がある。よっしゃ、録画しとこう。




2006年07月01日(土) 今年も

 ゆっくりお祝いできないまま、この日が過ぎていくのね・・・。ダン、お誕生日おめでとう。取り敢えず今度の本、頑張るぜ。はあ、しかしダンの言葉はどれもクサくて訳してて恥ずかしくなるよ(ボカ〜ン)。


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