猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2006年04月30日(日) 入稿出来、ブロークン・フラワーズ

 二時半頃、クロネコに原稿を持っていった。さようなら、私の子・・・。次にあなたと会う時は他人の振りをするわ(ボカ〜ン)。

 で、持っていったその足で地下鉄に乗って矢場町へ。センチュリーシネマで4時10分の回からの「ブロークン・フラワーズ」を見てきた。整理番号は14番と早めだったおかげで凄くいい席で見られてよかった。ただ、中が暑くて喉渇いてしゃあなかったな〜。あと眠かった(ボカ〜ン)。いやつまんなかったわけじゃないのよ、決して。ただジム・ジャームッシュの映画ってあのダルさが個性なもんだから、ちょっと疲れている時とかに見ると途端に沈没してしまうんだよ。後半は普通に起きてたけどね。3月27日の日記に書いてたネタもばっちり確認できたし(まあこっちはある意味苦笑いだったのだが)。詳しい感想は後日アップします。ああでもいつアップできるかな。7日までにペーパー作らなきゃいけないし。

 009の新刊ですが通販は今日から受付していますので、ご希望の方はまずメールを下さいませ。それからトップにひとこと送信フォームを作りましたんで、なんかあったら書いてぽちっとしたって下さい。ただ、普段から交流のある方がいたずら目的にいたずらに使うのは禁止(ボカ〜ン)。

(5月6日追記)
 ジム・ジャームッシュと言えば無為である。ダウナーで淡白で最初から最後まで何も起こらない。でも他にはない味わいがある。それがこの人の作品である。ダウナーなビルを主演に配しただけあって今回その辺の個性は非常によい形で発揮されている。かつての恋人(でも誰かは分からない)との間に実は息子がいて、と主題はこれまでと比べると幾分ベタになった感じだが、ドラマ部分は予想通りの盛り上がりのなさ(笑)。いや、それがこの人のいい所なんだけどね。画面の中に流れる景色、漂う空気をしみじみ味わうのがジム・ジャームッシュだ。ただそれでもやっぱ昔の画面の方がもうちょっと食いつきやすさがあったと思うんだが。おかげでちょっと眠くなっちゃったよ。まあ、昼飯食った後に見たせいなんだろうけど。

 ちなみに以前アップした時に触れたネタバレとは何かというと、物語の最後にビルの実の息子がちらっと出るということである(ちなみに82年に生まれた第一子のホーマーである)。今まで全く目にしたことがなかったのでもうほんとに楽しみだった。車に乗ってビルの前を通り過ぎるだけなんだけど、いやあもう、ひと目で分かっちゃったよ! そっくりってわけじゃないんだけど、ビルの他の兄弟とか見てると分かるマーレー家の特徴みたいなもんがばっちりあってねえ。ちなみに一番心配していた頭髪問題はばっちり遺伝していた(ボカ〜ン)。下手すっとビルの若い頃よりキてたよ。嗚呼!

 当時使ったパンフレットはデザインも中身もこの間ゲットしたプレスシートとほぼ同じだが、カンヌ映画祭の記者会見の模様はパンフのみの掲載である。




2006年04月28日(金) 明日から「ブロークン・フラワーズ」だが

 めざましテレビの今週の映画ランキングを見ていたら、新作紹介の中で「ブロークン・フラワーズ」が出てきた。ビルーーーーッ!! 嗚呼しかし明日見に行くのはさすがになあ。日本で一番「ブロークン・フラワーズ」を楽しみにしているこの私が初日に行けないなんてえ(もっと言えばほんとはスターキャットの会員になって会員限定の選考上映に行きたかった)。ちなみに昨日週刊文春読んだら週刊映画評が「ブロークン・フラワーズ」と「戦場のアリア」だった。ブロ花はみーんな四つ星あるいは五つ星でYeah! 中野翠が「ビル・マーレイはミスキャストだが」という部分が納得いかんかったが、まあどっちにしても全員一致の高評価は嬉しい限り。入稿さえ済んだら心置きなく行けるわけで、ギリギリまで手直しに専念すっぜ。

 と言いつつ今夜は飲み会に出かけちまったりするんだが。いえね、前のバイト先の同僚がその店の社員になるってんで、そのお祝いなんだな。「28日行ける?」と聞かれて「うん行く行く」と即答してしまったワタクシ(ボカ〜ン)。いや、どっちにしても今夜は原稿やれないのよ。つーかやりたくない(アホ死ね)。ここんとこは出力して赤入れた原稿を見ながら画面でペシペシ直してるんだけど、これがもう目と肩にゴンゴンきてて。いやそりゃあ、同人者はみんなそういうのに耐えているわけだが(笑)、でも私はもう今夜はやりたくないのようーっ。今夜の三、四時間ばかしが消えたってそんなに支障はないし。というわけで今夜は怠けさせていただいた。いやー楽しかった。思えば仕事内容はきつかったけど、同僚同士の仲はいたって良好な職場だったからなあ(ま、全部が全部そうじゃないすが)。久し振りに楽しいお酒をたっぷり飲めました。




2006年04月24日(月) どうにか

 今日は新しいメガネを引き取りに行ってきました。て、ほんとは先週できてたんだけど。で、二本目の原稿はもう今回は諦めた(ボカ〜ン)。10ページくらいだったら一週間で無理矢理できんこともないけど、どう考えても20ページ上回りそうな話なんだもん。無理無理。つーかそれ以前にメインの話でもうあたしは燃え尽きてる(ボカ〜ン)。メインの話は書き終わるだけはいった。これから手直し。ま、よっぽどのことがない限り締め切りには余裕で入稿できそうです。こんなにのんびりいけたのも時間があったおかげ。ああ素晴らしい。少なくとも今日ERXIを見るくらいの余裕はあるぜ。二、三週振りに見るんで楽しみー。水曜日のFBIも見れそうだなー。ああ嬉しいーっ。でもNHKのサイボーグ番組は録画しとくだけにしよ。




2006年04月21日(金) ヒストリー・オブ・バイオレンス

 結局行ってきてしまいました(ボカ〜ン)。原稿か、映画(人によってはテレビ、ゲーム、ライブ等)か、それは同人者の永遠の難題である・・・。

 内容はもう最高でした。詳しい感想は後日アップします。

(5月6日追記)
 修羅場中に映画に行くなんてなあ。名駅行きのバスに乗っていてもなんだか窓を行く景色が非現実的だ。ま、それでもある程度目途が立っているから行くわけだが。映画館には六時ちょっと過ぎくらいに到着。1800円払って整理番号を発行してもらうと、なんと二番。ま、始まるのが8時5分だから、今ならそのくらいの番号が貰えるのか。最終日だし、そんなに来る人いないのかも。 

 適当にご飯を食べて地下街で今日出たばかりの映画秘宝6月号を立ち読み。今月はイエスタデイ・ワンスモアが「ショーシャンクの空に」なので無条件で買う。予告によれば来月のイエスタデイ・ワンスモアは「ダークマン」! なんだよ来月も買わなきゃいけないじゃん。嬉しいけど。続いて「この映画がすごい!」6月号も立ち読み。パパラッチ写真の中に朝ホテルから出てきたホアキンとエバ・メンデスのショットがあったので、これまた迷わず買い(笑)。にしてもそこそこオシャレにしているエバ・メンデスに比べてホアキンの方は完璧にアメリカ人の平均以下のファッション。まあねえ、キアヌもリバー君もオフの時はボロかったから同じことなんだろうけど、キアヌやリバーはボロくてもそれなりにカッコいいのに比して、ホアキンの場合・・・。しかも歩きタバコなんかして、もうほとんどビジネス街のオッサンだよ。

 本屋をちょっとうろついているうちに時間が迫ってきたのでシルバー劇場へ戻る。この劇場の造りはこれまでにも散々文句を垂れてきた通りなので、嗚呼神様どうか私の前に誰も座りませんようにとひたすら祈る。呼出し後、取り敢えずマイシートを確保。後ろから二番目で、左側の一番真ん中寄りの席に座る。すると、後から来た女の子が私の左斜め前に座って、右側の席に荷物を置いたため(て、ほんとはそういうのってマナー上よくないんだけど)私の真ん前には誰もいないという奇跡が。おお神よ! いや大袈裟に思われるかもしれないが、真ん前に一人座れば例えそんなに背の高くない女子だったとしても字幕が半分見えなくなるんだもん。男が座った日にゃ、画面の下四分の一が見えなくなるんだよ! てまあそんな過去の愚痴はどうでもよくて、視界良好だった「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の感想を。

 基本は「ミュンヘン」とほぼ同じ(ラストシーンがどっちも食事にまつわる場面という点も一緒)。同じとは言ってもやはりスピルバーグとクローネンバーグという、ハリウッドの中でも特異な個性を持った両者が最大限に、かつ最良の形でその個性を発揮しただけあって、比較の仕様がないほどどちらも素晴らしい。一人の人間が正当な暴力を行使したにも拘わらず、結局その暴力に毒され、人としての幸福を失っていく様をリアルかつ淡々と描いている。

 ヴィゴ・モーテンセンは決して昔の凶暴な彼に戻ってしまったわけではない。ただ、かつて自分が何者であったかを思い出してしまっただけである。しかしかつての自分の影は自分と最愛の家族を断絶させる。お互いに何も変わってはいない。ただ知ってしまっただけである。しかし真実はあまりにも血生臭く、それでいて知らなかった頃にはもう戻れない。両者は互いに呆然と取り残される。その喪失感を埋めるため、そして、暴力によって目覚めた獣性の捌け口として行われるセックスシーンはクローネンバーグの変態性が全開になっていておぞましくも悲しい(この辺ひっくるめて、あらゆる空気感が演出と映像のみでスパスパッと表現されているのがいい。『クラッシュ』もこのくらいの映画らしさが欲しかった)。幕切れの重さも心地よい。

 主題となっているだけあって暴力表現はとにかくリアル。弾が急所やど真ん中ではなく、顔のすみとか半端な位置に当たって肉や骨が裂けて剥き出しになったり、頭に当たって脳漿が飛び散ったり、実際の射殺もかくやというリアルさ。そういう場面が特に派手に見せられることなくちょっとした通過点とばかりに淡々と過ぎていく。そのハズし方が日常の中で血が流れる恐怖をより実感させてくれ、見る者をこの地味な残虐絵巻に引き込んでいく。この地味さや登場人物への突き放した態度というものは、えてして作り手の冷酷な感情の反映であり、そういうものは見ていてうっとうしく感じることが多いのだが、クローネンバーグはその辺に感情よりも知性が染み込んでいる。こういう所がスピルバーグに比べるとやはり大人の映画という感じがする。

 今年のベストに入ること間違いなしなのだが、一個だけケチをつけるとヴィゴ・モーテンセンはミスキャスト。田舎町で軽食堂やってて高校生の息子までいるわりにはかっこよすぎる。ここはトム・ハンクス辺りが適役である気がする。トム・ハンクスなら普通の家庭人が良心を残しつつも殺人マシーンになっていく様子がより説得力ある形で観客に伝わっただろうと思う。




2006年04月20日(木) ゴール直前orゴール直前で転倒報告

 昨日の夜から激しい雨が降り始めた。今朝起きてもまだ降っている。「ああこれはヒスバイを見るのはきっちり諦めて原稿に専念せよという天の声なのだな」と思った。だが家を出る頃雨はやみ、晴れ間が覗いていた。
「うん! これは行けということだな!」
 というわけで朝からヒスバイ見る気満々だったの。んだが、午後になってから急にメモが滑りだし、結局帰宅後もカシカシと原稿に向かったのであった。やはり今朝のはある意味天の声だったのか。

 で、メインの話は一応今週の土日には書き終わるんだが、できうるならば今回短いのをもう一本入れたい。でもあと一週間しかないよ、どうしよう。まあ、こっちは無理かなあ。無理だな(ボカ〜ン)。ちなみにこれを落としても表紙込みページ数52は確実なんで、二本目落としても勘弁してたもれ。文字の大きさは「一卵性」と一緒。時間があったおかげでまあまあましな長さのものが書けました。って、まだ終わってないのにもう締めたかのようなことを。メインの話にしたって、まだ一回も文章見直してないのに(ボカ〜ン)。

 ま、取り敢えずもう一本の方も含めてぎりぎりまで粘ってみます。ヒスバイ明日までだけどどうしよう。もう一般料金で見てきちゃおうかな。ここまで来たら今さら我慢してもしなくても変わんねえという気が・・・。ああでも、その数時間がために最後に泣きを見ることになるというのがいつものパターンなんだよなあ。くうう。




2006年04月15日(土) 五月大阪のスペースナンバー

 昼前にサークル参加賞が届いたんで同人ページにスペースナンバーをアップしておきました。一応こっちにも書いておきます。6号館Bゾーン な−3aです。

 同じくらいの頃にアマゾンから予約していた「クイック・チェンジ」のDVDが届いたんだけど、見てる場合じゃない(笑)。ま、昔買ったレンタル落ちで四、五回は見ているからいいんだけどさ。

 で、あんだけプッシュしていた「ヒストリー・オブ・バイオレンス」はもう見ないこと決定。この度のエド・ハリス様祭りは開催中止ですわ。まあ見ようと思えば見られるんだけど今の頃じゃあ、結局原稿が気になっちゃってあんまし楽しめなさそうなんだよな。いや映画見ている間は入りこめるんだろうけど、映画館出た直後に原稿で気分が灰色になりそうで。いいものを見た後ってのは余韻も大事にしたいのよ。まあこりゃ公開時期が悪かったわ。

 しかしスターキャットよ、んなに客が入っているとも思えんブロ山をなんでミリオンとセンチュリーの両方でやるのだ。ブロ山は他の映画館でもガシガシかかってるじゃん。でもヒスバイはシルバーでしかやってないのに、9日ぐらいからだったかにはもう「ベロニカは死ぬことにした」との変わりばんこ上映にしやがって。で、21日には上映終了・・・。まあ、ほぼ一ヶ月かけてくれたんだから上等と言えば上等だが、なんか悔しいぞ。

 でもいいさ、私には29日からセンチュリーでやる「ブロークン・フラワーズ」があるのだ! 初日はさすがに無理だけど原稿あけたらすぐにビルに会いに行くよ!

 ところで最近クミスクチン茶ってのを飲んでいます。いやー、これいいよ。ノンカフェインなんだけど春特有のあのいやな眠気がかなり軽減できる。あと、睡眠時間が五時間になると出てくるあの心臓がキンキンする感じもほとんどなくなった。味はまあ旨いってことはないけど、ひどくまずいもんでもないんで、毎朝飲んでいる。ただなんせ漢方なんで全ての人に同様の効果があるとは限らないんだけどね。私は薬局で買ったんだけど、薬局になくてもネットで検索すれば通販で安く売ってるとこがちょこちょこあるんで興味のある人は是非どうぞ。




2006年04月11日(火) 受付確認ハガキ

 が、届きました。取り敢えず番号に9の並びはなかったのでそれだけでもご報告。

 そういや8日の土曜プレミアムでT2やってたね。冒頭の10分ばかしを見たよ。エドワード・ファーロングはやっぱり違う人だったが、ロバート・パトリックも相当違う人だった。声だけ聞いていると確かにジョニー・キャッシュの親父なんだけどね。外人は変化が激しいなあ。

 ものすごくどうでもいいことだが、その土曜日にメガネを新調した。検眼したのは四年前で度は今でも合っているんだけど、六年弱使ったフレームに飽きちゃって新調を決意。メガネ屋では念のため検眼もしてもらったんだけど、右の乱視がほんのわずか上がってたくらいで、視力はどっちも0.5弱あった。まあよかった。なんせ私の目玉は左右とも近視・遠視・乱視の三セットが入っているという、ひどい代物だからな。今はまだそこそこの視力をキープしているとはいえ、これから先何かの拍子にがくっと悪くなったら人の倍は見えなくなるだろうからな。映画もテレビも最晩年まで楽しみたいので目は大事にしたいもんだ。新しいメガネは16日の日曜にお渡し可能なんだと。フレームはドイツ製であるとさ、ふふふ。

 ちなみに今のフレームのメガネで初めて出かけた先は2000年10月日に行われた「手塚・石ノ森・白土オンリーイベント」だったりする。て、お前は同人イベント以外に出かけるとこないのかって感じだが、まあ実際この頃から県外へのお出かけは九割九分イベント絡みだ。・・・って、そんなことを考えるのはよそう。

 懐かしい気分に浸りつつパンフに載ってる009サークルを眺めていると、今でも残っているあんな人やこんな人が「え、009がまたアニメになるんだ!?」てな感じのコメントを残していて、なんだかはらわたが痛くなったわい(ボカ〜ン)。

 てなわけでまた原稿に戻ります。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」見たいけど、見たいけど・・・(血涙)。はっ、そう言えば昨日発売のFSSの12巻もまだ買ってないじゃないか(連載で読んでるからいいけど)。花ゆめの最新号もまだ読んでないよう。ま、そんなこんなで当分日記は更新しませんので悪しからず。30日には「入稿したー」と書き込めるようであって欲しいものだ、全く。




2006年04月01日(土) 「ブロークバック・マウンテン」で思い出し書き

 ブロ山が今いちだったっていうのを日記に書いた時、本当は男の友情と同性愛についてもっと深くかつ面白く描いた映画を一緒に紹介するつもりだったんだけど、それが何だったのかどうしても思い出せなくてその時は書けずじまいだった。で、やっと「あ、ケビン・スミス監督の『チェイシング・エイミー』だった!」と思い出したんで今日紹介しとく。て、私ケビン・スミス大好きで、エイミーは代表作だと思ってるくらいなのになんで思い出せんかったんだろ。アホだ。

 「チェイシング・エイミー」ってのは、ジェイソン・リーと一緒にアメコミ描いてるベン・アフレックがコミコン(アメリカのコミケ)で会ったレズの女(やっぱりコミコンにマンガ出してる)に惚れちゃうというお話。て、この発端だけでも一部の人々がドン引きしそうですが。で、長年の相棒がレズ女なんぞにいかれてしまったことが面白くないジェイソン・リーはことあるごとに二人を罵るんだけど、それがあんまりにも執拗なもんだからそれを見たコミコン仲間の一人(黒人でゲイ)がジェイソン・リーのことを「あんたホントはベンアフに惚れてんじゃないの?」とか言う。一方でベンアフは惚れた彼女に勝手な幻想を押しつけてうんざりさせてしまうわけ。この三人の愛情と友情が滑稽かつドロドロに続き、最後は結構切なく終わっていくというもの。ま、書いての通り出てくるのはキモい奴らばっかりなんだけど、私はどのキャラにも激しく共感してしまったのだよ(ボカ〜ン)。ああ恥ずかしい。「ハイ・フィデリティ」でジョンキューに共感してしまったのと同じくらい恥ずかしいわ。

 ちなみにこれはノベライズもあって日本語版も出ている。表紙絵を安野モヨコが描いていて、小説途中が安野モヨコによるコミカライズという変則的な作りになっている。しかしこれ読んだ時はまさか安野モヨコがこの物語の男どものような筋金入りのオタ男と結婚するなどとは夢にも思っていなかったなあ。現実って不思議。

 で、今調べたんだけどこの名作はまだDVD化されていなかったんだね。んー、公開時期が今いち中途半端だったからDVDになりそこなったんだろうなあ。でも「クラークス」どころか「モール・ラッツ」ですらDVDになってるんだからこれも早くDVD化して欲しいものだ。もちろんなったらすぐ買うよ。



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