沢の螢

akiko【MAIL

My追加

秋日和
2004年09月12日(日)

日中はまだ暑さが残っているが、汗ばむほどではない。
夫と植物公園に行く。
運動不足だし、ちょうど昼時なので、歩いて公園に行き、近くの蕎麦屋に行こうという算段である。
散歩用の服に着替え、スニーカーを履いて出た。
植物公園には、普通に歩いて30分ほど。
木陰を選んで歩いて、間道をいくつか抜けると、公園の正門に出る。
時分どきではあったが、まず公園内を散策することにした。
入場券を買って入る。
花見や紅葉の頃は、土日となると沢山の人出だが、きょうはまだそんな季節ではないと見え、ほどほどの入りであった。
デジカメを持った夫が、所々立ち止まって、シャッターを押す。
花は余り無い。
コスモス畑も、半分くらいの咲きである。
10月になると、秋の花がかなり出揃うのだが、今は、ちょうど花にとっては、半端な時期のようだ。
木陰で、小休止したりで、およそ1時間ほど歩き、裏門から出た。
昼時を少し過ぎていたが、公園近くの蕎麦屋は結構混んでいた。
夫が、あちこち食べ比べて、ここが一番うまいという店にはいる。
もりを一枚ずつ注文、そば湯も飲んで店を出た。
違う道を歩いて、帰る。
歳時記では仲秋と言うことになっているが、やっと秋になったというのが実感である。
やがて月の美しい季節になる。
日も短くなった。
穏やかな良い日であった。

息子から、近況を尋ねる電話。
夏の間、私も夫も、ぜんそく性の風邪が抜けず、何度か来たいというのを、キャンセルしていたからである。
「もう元気よ」と、先週邯鄲を聴きに御岳に行ったことを話すと、安心して電話を切った。



BACK   NEXT
目次ページ