沢の螢

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夏の雷
2004年07月15日(木)

久しぶりの雨でした。
雷と共に来たにわか雨。
私は、建物の中にいましたので、はじめは気づきませんでしたが、かなりの雨だったようですね。
そのせいか、少し暑さが和らいだようです。

お手紙有り難うございました。
いつも、会報を送って下さって、有り難うございます。
今回は、冊数が足りなくて、わざわざ増刷して下さったとのこと、恐縮です。
本当に感謝しています。
このごろは月に一回の発行になったようですね。
そのためか、例会でのことや、メンバーの作品、エッセイまでぎっしり詰まっていて、なかなか読みごたえがありますね。
会のIT化は進んでいて、半分以上の人たちは、インターネットをやっておられるのでしょうか。
私のいた頃に比べて、ネットの占める割合が増えているようです。
それも大変結構なことですが、まだまだインターネットに縁のない人もいるので、情報が不公平にならないようにしなくてはいけませんね。
メールは便利なので、気軽に連絡が取りやすく、そうでない人との、情報の差が出来てしまいます。
小さなことですが、会を運営する人が、その辺を配慮する必要があります。
私が会を止めたのも、もとはといえばそんな不公平さから来たことでした。

最近の私は、インターネットでの連句を運営する一方で、よそのサイトにも、参加しています。自分で、ボード連句を管理するのは、結構大変ですが、人のサイトに参加するのは愉しいですね。
いい意味で、無責任というか、気楽に付き合っていけます。
私のボード連句は、今、三カ所に分けて動かしていますが、オーソドックスなもの、ちょっと遊びが入ったもの、誰かに捌きをお願いしてゆっくり巻くもの、といろいろですが、なるべく参加者の皆さんが、愉しんでくれるように心がけています。
先月そのうちのひとつが満尾、いま歌仙興行中です。
今ネット上に表示されてますので、気が向いたら見てください。
一度百韻もやりたいのですが、これは時間が掛かり、捌きの問題もあって、ちょっと難しそうです。
ベテランで、ほっておいても、どんどん付けてくれる人が7,8人いないと、苦しいでしょう。
でも、いずれはやりたいと思ってますので、そのときは参加して下さい。
実際の座では時間制限があって、なかなか機会がありませんが、インターネットなら、メンバーさえ整えば、可能だと思いますので・・。
ただ、インターネット連句は、時に、面倒だと思うこともあります。
顔が見えない故の気遣い、対応の仕方がありますし、しじゅう、パソコンに向かい合っていなければなりません。
時々、やめちゃおうかと思ったりしますが、参加した人が、愉しかったと言ってくれると、またそれで励みになって、始めたりします。やはり好きなんでしょうね。
所属結社も、上に立つ人が居なくなり、目に見えないところで、いろいろな動きが出ています。
上昇志向の強い人は、力のある人に近づいて、自分の周りを固めようとしますし、人をけ落とすための策を講じたりします。
本来、こうしたことに無縁であるはずの女性の一部にも、妙な裏技を使う人があり、私は、そうしたこととは、一線を画しています。
当然、軋轢もありますし、可愛げがないので、疎外されるようなこともしばしばありますが、人に喰わせてもらってるわけじゃなし、風雅、風狂の道に遊ぶのに、おのれ以外の何に媚びる必要があるでしょう。
でも、圏外にいると、人がどんな動きをするかよく見えて、なかなか愉しいですよ。
ほんの少数ですが、理解してくれる人とは、仲良くしています。
当分、静観しながら、気持ちよく参加出来る場所だけ、出入りしています。
愉しく、生き生きした場があれば、それに越したことはありませんし、それ以上のことは、もはや望みません。
会を止めてからは、あなたとも、お会いする機会が無くなってしまいました。
とても残念に思っています。
いつか、ご一緒に風雅の遊びが出来ることを望んでいます。
ところどころ、筆の滑ったところがありますが、お許し下さい。
どうぞお元気でご活躍下さい。



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