沢の螢

akiko【MAIL

My追加

「語り」の興奮
2004年01月20日(火)

今年は12月に、合唱のステージに上ることになっている。
練習開始は4月からだが、少し歌から遠ざかっていたので、声をトレーニングしたいと思い、今月から朗読の講座に週に一度、通うことにした。
今日はその一回目。
教室は、駅の向こう側。
自転車で15分だが、風に当たると喉を冷やすので、バスで行った。
「朗読」と言うより、「語り」と言った方が正確だが、平家物語を舞台で語ることに打ち込んでいる女優さんが講師である。
行ってみると、生徒は10人ほど。
昔、視覚障害者のために、朗読(というより音訳という言葉がふさわしい)のボランティアをしたことがあり、そのときは、本を感情輸入せず、正確に読むことが要求された。
標準アクセントで、書いてあることを残らず読む。
会話体も、ヘンな芝居をせず、文章として読むのである。
今回の講座は、それと違って、読む人の解釈、とらえ方で語ることが主である。
そうはいっても、まずは、発声、滑舌、姿勢、呼吸の仕方が基礎なので、その基本練習から始まった。
これは、以前受けた練習と共通する。
早口言葉の復唱から始まり、文章の緩急の練習のために「平家物語」の一節を読む。
この練習はとても面白く、大いに興奮した。
一人ずつ、半ページほどを順番に読み、講師のコメントが入る。
それから、宮沢賢治の「座敷ぼっこ」の読み。
2時間が短く感じられた。
久しぶりにお腹から声を出して、いい気持ちだった。
10人のうち、新人が3人。
他の人たちは、1年前から続けているらしい。
「読んでみたい材料があったら、それも取り上げますよ」という。
いずれ様子を見て、樋口一葉や、詩の読み方を習いたい。
終わると五時。
いつも終わってから30分ほど、先生を囲んでお茶を飲むと言うが、今日はまっすぐ帰ってきた。
次回が楽しみである。



BACK   NEXT
目次ページ