沢の螢

akiko【MAIL

My追加

師の訃報
2003年10月20日(月)

文芸上の師が亡くなった。
私にとっては、直に手を取って教えていただく機会は、ほとんどないほどの、偉大な存在だった。
年に何回かの例会に、お顔を見て、お話を聞いたり、書かれたことを通して、教えを受けたことになる。
このところ、体調を崩されて、高齢でもあり、心配していた矢先のことであった。
お見舞い状くらいなら、出してもいいかしらと思いながら、そのままになっていた。
1年ほど前から、先生は、公式の席にでることを控えるようになり、今年に入って、代表者としての立場を、ほかの人に託した。
でも、実質的な主宰は、やはり先生であり、精神的支柱としての存在感は大きかった。
入門して、この10月で、丸10年になるが、生活の中に占める割合が、年々大きくなっている。
それだけに、師を失ったことに、深い悲しみを覚える。
初心の頃、2度ばかり同席させていただく機会があった。
ある程度、道を極めた人たちには厳しい先生だったようだが、初心者には、やさしかった。
昨年夏、体調を悪くされ、それから、あまりお目に掛かる機会がなかった。
先生の身近にいる人の口を通して、様子を聞くだけになっていた。
先週、例会の席で、先生の近況報告があり、まだ、それ程の重篤とは思っていなかったので、驚いている。
冥福を祈りたい。



BACK   NEXT
目次ページ