沢の螢

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カラス来訪
2003年09月19日(金)

昨日から、家の中では、少しずつ歩くようにしている。
まだ、左右がアンバランスで、健康な方の足に負担がかかるので、あまり長く立ったり、速く歩いたりは無理である。
夕べは、12時前に寝た。
「君は、この頃不健康だぞ」と言われ、私自身も反省しているので、深夜族から、徐々に脱皮しようかと考え、まずは、その日のうちに寝ることを目標にした。
今朝は、連れ合いがゴルフに行ったので、私もついでに早起きし、ホームページを見たり、始まったばかりの連句の書き込みをした。
まだ、パジャマのままだった。
さあ、これからシャワーを浴びて、と思っていたら、裏口のインターフォンが鳴る。
玄関の場合は、速達か、宅配便だが、それにしても、まだ9時前だからちょっと早い。
裏口から来るのは、大体セールスか、宗教などの勧誘。
「今手が離せないので」と断ればいいので、出た、
すると、近所の奥さん。
「お宅のゴミを、カラスがつついてます」という。
「済みません」と、足のことを忘れて、パジャマの上にエプロンを掛け、素顔に、口紅だけ塗って、裏口から出た。
ゴミは、スーパーのレジ袋に入れ、それを更に、丈夫なプラスチックの籠に入れて出すが、袋のゴミが、籠の周りに散乱している。
生ゴミは匂いが洩れないよう、ポリ袋に入れたものを、広告の紙で何重にも包んで、紙などのゴミの間に入れて出すのだが、今朝、連れ合いは、急いでいて、それを怠ったと見える。
量も少ないので、それ程厳重にしなくても大丈夫だと思ったのだろう。
私の地区は、ゴミは、めいめいの家の前に、出す決まりである。
だから、よその家にまで、ゴミが散らからなかったのは、幸いだった。
でも、時間が経ち、風でも吹けば、そのうち、あちこちに散乱してしまう。早く教えてもらって良かった。
急いで、道路を掃除し、ゴミを包み直し、デパートの紙袋に入れ、籠の上から段ボール一枚を被せて、置き直した。
教えてくれたのは、2軒先の奥さん。
こちらを気遣う様子で見ていたので、「有り難うございました」と礼を言った。
包帯をした私の足を見て、「どうしたの」という顔をしたので、「骨を折ったの」と、口の形で教えた。
「アラ」と、奥さんはすまなそうな顔をした。
わかっていれば、自分がやって上げたのに、と思ったのだろう。
また、連れ合いが、リタイアして、今は家にいることがわかっているので、手を出すよりも、教えてあげた方がいいと判断したのかもしれない。
私は、近所づきあいは得手でないので、挨拶程度だが、この奥さんは俳句をやっているので、顔が合うと、そんな話をする。
カラスのお陰で、私はひと月振りに、裏口に出ることになった。
「ゴミは出してあるから、帰るまでそのままにしておきなさい」と言って出た連れ合いは、留守中にそんなことがあったと知ったら、さぞガッカリするだろう。
とんだところで、リハビリ訓練になった。



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