沢の螢

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見込み違い
2003年09月08日(月)

骨折を軽く見ていたわけではないが、イヤ、当初は、軽く見ていたフシもある。
折ったのが、金曜日の夜、痛いことは痛かったが、骨が折れているとは、想像もしなかった。
場所は、麻布の小料理屋。
狭い和室に、犇めいて、会合を愉しんでいた。
離れた席の人に用があり、そこへ行くのに、人の背中をすり抜けるのが面倒なので、三和土にあった店屋の突っかけ下駄に、左足をかけ、右足は床に置いた状態で、先へ行こうとした。
ところが、左足をおろした位置が悪かったのと、木の下駄がひっくり返ったために、ぐらっと、傾いてしまったのだった。
痛いと思ったが、すぐに起きあがって、目的の人のところへ行き、用事を済ませた。
それから、2時間ほど、飲んだり食べたりし、途中でトイレにも行き、座を移動したりもして、終わりまで付き合った。
帰るときになって、ヒールの靴を履いたとき、痛さが増していることに気づいたが、友人と一緒に六本木までタクシーに乗り、あとは、地下鉄とJRを乗り継いで、最寄り駅まで自力で帰ってきた。
それからタクシーに乗り、家の前で降り、家に入った途端に、動けなくなった。
やっとの思いで、2階の寝室まで、連れ合いの肩につかまって上がり、そのまま寝てしまった。
翌日は、土曜日、「午前中は医者もやってるから、行こうか」と言われたのに、どうせ捻挫だから冷やせば治るわよ」と、たかをくくり、行かなかった。
日曜日になり、ずいぶん患部が腫れているようなので、救急の整形外科に行くことにして、シャワーを浴びたり、御飯を食べたりしているうちに、どういうわけか、痛みが治まってしまった。
じゃ、明日まで待とうと言うことになり、とりあえず、家にあった湿布用の貼り薬を張って、その日は、ほとんど横になっていた。
それでも、まだ骨が折れてるとは、思わなかったのである。
レントゲンを撮ると「骨が折れてますね」というので、ギブスを作ってもらい、「一週間後に来てください」と言われて、帰ってきた。
1週間という事は、1週間で治るという意味だと、勝手に解釈し、次の週、帰りは靴を履いて帰るつもりで、スニーカーを持っていったら、看護婦さんに、「とんでもない」と言われてしまった。
レントゲンを撮ったら、「5ミリずれてます」と言われ、痛みが治まって、少し動いたのがいけなかったかと反省。
今度は、おとなしく過ごした。
そして、今日の結果は、「悪くはないですよ。でも、ギブスは、してて下さいね」と、同じ姿で帰ってきた。
整形外科は、待ち時間が長い。
先週は2時間待った。
今日は、連れ合いに、病院から一旦帰宅してもらい、終わる頃、電話を掛けて、また迎えに来てもらった。
待合室で、私に話しかけてきたのは、90を超えた母親に付き添ってきた女性。
自分も、腰痛で、ほかの整形外科に通っているという。
「私も腰痛があるんですよ」というと、「いいお医者さんがいますよ」と、自分の車に戻り、持ってきたのは、別の整形外科のパンフレット。
整形外科は、専門分野があって、ここのお医者さんは、脊椎専門だから、一度行くといいですよと、そのパンフレットを、私にくれた。
ここの医者の目にはいると悪いので、バッグに仕舞った。
今日の待ち時間は1時間半。



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