沢の螢

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「冬のソナタ」
2003年09月05日(金)

4月から続いていた韓国ドラマ「冬のソナタ」が昨日終わった。
ぼろぼろに泣いてしまった。
木曜日の夜10時、3回ぐらい見落とした日があるが、いつもこの時間を楽しみにしていた。
メロドラマのお手本のような作品で、作りは非常に古典的である。
結ばれそうで結ばれないカップル、その合間に登場する恋敵や、家族、友人。
紆余曲折を経て、最後は交通事故の後遺症で失明した恋人のもとを、ヒロインが訪れ、3年ぶりの巡り会いで終わる。
「君の名は」と、アメリカ映画「巡り会い」、「心の旅路」などを合わせて割ったら、こういうドラマになりそうであるが、決して、作品の出来は、悪くない。
古今東西変わらぬ人間の心のありようを、いろいろな枷を作って、ドラマにしていた。
久しぶりに、たっぷりと泣かせてもらった。
NHKの過激な宣伝はいただけないが、こういうドラマはもっと作って欲しい。
斬った、張った、ばかりじゃ、あまりにも殺伐すぎる。
日本のテレビの、恋愛ものは若者中心、それも、やたらと新しがって、奇をてらったようなものばかりで、最近、テレビドラマを見る気をなくしていた。
大人に涙を流させるような、丁寧な作りが欲しい。
恋愛ものではないが、昭和40年頃に放映された「いのちある日を」というドラマは良かった。
高橋玄洋作品。
太平洋戦争を挟んだ、秩父の旧家の物語である。半年続いた。
主演の木村功は既に亡い。
日曜日の「東芝日曜劇場」は、単発の1時間もの。
時々記憶に残るようないい作品があったが、いつからか、別番組に変わってしまった。
昭和50年代は、やはり向田邦子。
「あ、うん」「阿修羅のごとく」はじめ、すぐれたドラマを残して、52歳で死んだ。
まだまだこれからという時だった。
エッセイや小説も、わたしは好きで、ほとんどの作品を持っている。
今読んでも、新しい。

今朝早く連れ合いは、一泊泊まりのゴルフに出かけた。
本当は、昨日から二人で蓼科に行っているはずだった。
そこから、連れ合いだけゴルフに行くという計画が、私の「骨折り」で、状況が変わってしまった。
「大丈夫かい」と気にしながら、出かけていった。
昨日のうちに、独りで留守をする私のために、冷蔵庫に食料を詰めていた。
ちょうど2週間、ギブスをしたままではあるが、かなり快復しているような気がする。
「何とかなるから、気を付けて行って」と、送り出した。
車が遠ざかる音を聞きながら、早めの朝食を摂った。



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