不思議っ茶の日記
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2002年09月23日(月) さくちゃん〜「友達」について思う

「友達」という映画のビデオを見た。
中学生の男の子がお互い〜〜何かのきっかけでいじめる側といじめられる側になる。

「以前は友達だったのに」と思ういじめられる側のよしお〜〜
「今でも友達だろ?」という、いじめる側の緒方くん〜〜

でも、よしお君はいじめられるのです。
たたかれたりけられたり〜〜お金取られたり〜しかとされたり〜パシリさせられたり。

その時、大人はどういう反応をするのでしょうか。

まず、よしおくんの母親〜〜周りの人がみたというので、初めていじめられていることにきづく〜「おかあさんがいじめっ子に文句言ったやる!!」と怒る。

教師〜〜「思春期ですからね〜〜けんかもありますよぉ〜〜」と無責任。

母親の友人〜「いじめられる側の母親が悪いことなんかあるものですか。」

コンビニのおにいさん〜「君でなければならない使命を持って生まれてきたんだ〜〜。」

いじめる側の母親〜「なぜ〜そんなことを〜〜あの子だけはやさしいいい子だと思っていたのに。」

新しく来た先生〜「いじめられる側も悪いというのは、いじめる側の自己弁護であり、いじめを見て見ぬフリをした臆病者のいいわけだ〜いじめる側が100%悪いのです!!」

そのほか〜〜クラスのこどもたち〜〜いじめは悪いことだ。どんないいわけしてもやってはいけない〜〜。いじめられていやだと思うならいじめをしてはいけない。いじめに加わらないと、今度は自分がいじめられるので〜〜

よしおのお母さん〜「いじめる子供はそのうち〜〜きっと後悔するのよ。」

新学期、登校拒否になっていたよしお君が久しぶりに学校へ行った。
緒方くんとはクラスが遠くはなれた。

かといって、友人ができるわけではない。彼はかたくなになっていたのだ。
そんな中〜〜彼の肩をたたく人がいた。
「おれ岡本っていうんだよろしく!!」
あっさり明るく〜〜声をかけてくれた。
よしおは、思う「岡本君はかっこいい。こんな僕に声をかけてくれた。勇気がある」。

そして、ある日緒方くんとよしおは〜〜〜すれ違う・・・・

無言の二人。あまりにも、心のきずが深すぎた〜〜のだ。
「でも、いつかきっと、僕のほうから声をかけるから〜〜」と、よしおはつぶやいた。

結局は大人の責任だ。

いじめは早期発見〜〜早期解決がのぞましい。

大人が敏感になって、子供たちの心の叫びにどれほど耳を澄ますか〜〜。
忙しいとか〜〜疲れているとか〜〜いじめなんて昔からあったんだし〜いまさら〜と、言ってる間は、子供たちを守れない。

子供たちを守れない国は、いつか滅びる〜〜と私は思う。


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