Monologue

2010年03月07日(日) こんなサイン会はイヤだ!

(25話、
某書店で『少女と人形の家』の著者、堀之内慶應のサイン会が行われているシーン。
並んでいる人の列を無視し、最前列に居た人物を掌で払い除け、
堀之内と直接対面する竜。)

竜    「自分の娘をモデルによくこんな安っぽいお涙頂戴の小説が書けるもんだ。
      娘の事・・・愛していないんだろう?」

堀之内  「どちらさまですか?」

(竜、懐から出した警察手帳を開いて堀之内に示す。)

堀之内  「刑事さんですか・・・」

竜    「お前の小説をけなすと命令された娘が命を狙いに来る・・・と言う
      怖い噂もありますね?」

堀之内  「いやぁ・・・貴重なご意見のお礼に改めて私の作品をお送りしますよ。」

竜   「楽しみに待ってます。」

(サイン会場を出た後、亜樹子が竜に尋ねる。)

亜樹子 「今のどういう事?」

竜   「餌を撒いた・・・
     これでヤツからサイン入りの著作が送られて来る筈だ。
     わざわざ著作を購入したり、ああやって長時間列に並んだりしなくても、
     こうすればサイン本は手に入る。」

亜樹子 「なるほど、さすが竜くん・・・って、それってただのクレーマーじゃん?」

竜   「質問は受け付けない!」

(シーン変わって『超常犯罪捜査課』・翔太郎と刃野がこぶ茶を啜っている。)

刃野   「あ、翔太郎・・・こぶ茶飲み終わったら、
      そこに積んであるダンボール幾つか持って帰っていいぞ。」

翔太郎  「なんスか?これ・・・
      うわっ!
      この大量のダンボールの中身全部『すっこんぶ』じゃないっすか!」

刃野  「先々週、照井さんが、
     “お前の処の製品をドーパントの『ガイアメモリ』と見間違えた。
      まぎらわしい商品を作るんじゃない!“って製造元に電話したらしいぜ・・・」

次回 『Cからの電話/責任者出て来いや!』 よいこのみんなはまねしちゃだめだぞ!!


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