Monologue

2006年12月18日(月) もはや退けない

あるオーディションを受けて来た。

受験者は男女混合で35人前後。
このオーディションは今日だけでは無いし、
今日だけでも数回に分けて実施されているそうなので、
果たして総勢何百人受験者がいるのやら・・・

只でさえ緊張しているのに拠りに拠って私の受験番号は『1』番。
せめて3番目位だと良かったのに・・・

でもそんな事は言っていられない。
「では『1』番のななか(仮名)さんから・・・」と呼ばれれば、
笑顔で元気に「はい!」と答えて精一杯やるしかないのだ。

私の後、他の受験者の方達も
順番に課題の台詞を読んだり、課題曲を歌わされたりしていたが、
皆、とっても上手な人達ばかり。

おそらく何らかの訓練を受けていない人は、ほとんどいないであろう、
台詞の読み方も初見とは想えない程だし、声も良く通っている。
某大劇団の方もいらして、その方の歌声は群を抜いて芸術の域に達していた。

何人か初心者らしい人達もいらしたが、
こう云う場では経験値は選考の基準にならないし、
むしろ変な癖が無い方が良いと云う演出家の方が多い。

私は今日、
たまたまオーディション前に歌のレッスンに行って来た事と、
課題曲が好きな歌だったので必要以上にノッてしまい、
相手役の方を巻き込んでつい歌い踊ってしまったので、
「別に踊らなくても構いません。これは歌の審査なので・・・」と
審査員の方に言われてしまった。
(でもコレは楽しかった♪)

だが、その後の自己アピールで、
やる事がすぐに想い付けず、無難な事で済ませてしまいざるを得なかったのが心残り。

どう云う結果が出るかはまだ判らないが、
もっとこう云うオーディションを沢山受けておけば良かったなぁ・・・と改めて想う。

今回も含めて、
これから先の人生にもまだチャンスは有るのだろうか?

ちなみに今週末にもまたオーディションを受けるのだ、
頑張ってるなぁ自分。(←自分で言うな)


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