あるオーディションを受けて来た。
受験者は男女混合で35人前後。 このオーディションは今日だけでは無いし、 今日だけでも数回に分けて実施されているそうなので、 果たして総勢何百人受験者がいるのやら・・・
只でさえ緊張しているのに拠りに拠って私の受験番号は『1』番。 せめて3番目位だと良かったのに・・・
でもそんな事は言っていられない。 「では『1』番のななか(仮名)さんから・・・」と呼ばれれば、 笑顔で元気に「はい!」と答えて精一杯やるしかないのだ。
私の後、他の受験者の方達も 順番に課題の台詞を読んだり、課題曲を歌わされたりしていたが、 皆、とっても上手な人達ばかり。
おそらく何らかの訓練を受けていない人は、ほとんどいないであろう、 台詞の読み方も初見とは想えない程だし、声も良く通っている。 某大劇団の方もいらして、その方の歌声は群を抜いて芸術の域に達していた。
何人か初心者らしい人達もいらしたが、 こう云う場では経験値は選考の基準にならないし、 むしろ変な癖が無い方が良いと云う演出家の方が多い。
私は今日、 たまたまオーディション前に歌のレッスンに行って来た事と、 課題曲が好きな歌だったので必要以上にノッてしまい、 相手役の方を巻き込んでつい歌い踊ってしまったので、 「別に踊らなくても構いません。これは歌の審査なので・・・」と 審査員の方に言われてしまった。 (でもコレは楽しかった♪)
だが、その後の自己アピールで、 やる事がすぐに想い付けず、無難な事で済ませてしまいざるを得なかったのが心残り。
どう云う結果が出るかはまだ判らないが、 もっとこう云うオーディションを沢山受けておけば良かったなぁ・・・と改めて想う。
今回も含めて、 これから先の人生にもまだチャンスは有るのだろうか?
ちなみに今週末にもまたオーディションを受けるのだ、 頑張ってるなぁ自分。(←自分で言うな)
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