Monologue

2005年10月25日(火) 奥様は他殺死体

旦那様の名前はビクター

奥様の名前はエミリー

ごく普通の旦那様は、ごく普通のプロポーズでごく普通に結婚するつもりだったのに、ちょっとした手違いで墓場に埋められていた奥様にプロポーズしてしまい、かなり変わった夫婦になってしまいました。

何しろ奥様は『死体』だったのです・・・・・・

そんな訳で(どんな訳で?)『コープス・ブライド』を観覧。
大した事は書いていませんが、まだ観ていない方はご注意下さい。

独特の愛らしさを持つ、ちょっとグロテスクでシュールなキャラクターもカワイくなくてカワイイし(どっちなのさ?)お話も面白かったのだが、いかんせん『チャーリーとチョコレート工場』を観たすぐ後に同監督の作品だから・・・・・・と云う事で期待し過ぎて観てしまった所為だろうか?
今一つ物足りない感じ。

『死体』の花嫁エミリーは純粋で良い娘なのだけれど「どうせ私は死んでしまっているからビクターとは幸せになれないの」とわきまえ過ぎてしまっているよりも、もう少しだけ怖い位に恋に対して貪欲になっても良かったかもしれないと想う。
ラスト・シーンでエミリーが無数の蝶になって昇天して行くシーンは綺麗で切なかったけれど、あっけなさ過ぎる気もしてしまった。生者の花嫁ビクトリアもおとなし過ぎ。
ビクターを助ける為に知恵を使ったり、たまにはお転婆に暴れたり等もっと活躍して欲しかった。

主人公のビクターのビクビクした感じのキャラは個人的に好きvv
何だかこう云う人って庇護欲を掻き立てられてしまう。

全体的な印象として金目当てで娘を結婚させようとする貪欲なビクトリアの両親やエミリーを殺した男など『生者』達の方が純粋な『死者』達よりもっよっぽど『亡者』っぽく感じられてしまった。

過剰な期待をせずに観ればなかなか面白い作品だったと想う。


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