Monologue

2005年10月20日(木) 無欲の勝利

ロッテが優勝したので、千葉周辺のスーパーやデパートが『おめでとうセール』を沢山やるらしい、誠に喜ばしい限りである。

(何かオヤジの日記みたいな書き出しだなぁ)

そう云えば数年前、まだデパ地下で試食係のバイトをしていた頃、
(別に『優勝セール』では無かったのだが)
『○○ハム』の商品を購入してくれたお客様に『読売ジャイアンツ』関連グッズが当るクジを引いて貰うと云うイベントをやらせて貰った事がある。

1等は『東京ドーム・巨人戦』のチケットと豪華だったが、他は選手の生写真とかサインボールや色紙、ぬいぐるみ等だった。

私自身は野球に全く興味が無いので冷静だったが、

「我こそは『東京ドーム』のチケットをGETする!」と言わんばかりの真剣な眼差しでクジを引いては『ハズレ』を引いて「くっそぉ!」と落胆するお客様の一喜一憂の様が面白かった。

結局、チケットを引き当てたのは4歳位の小さな女の子。

だが彼女は人もうらやむ1等を引き当てたと云うのに何故かちっとも嬉しそうではない。

「私、本当はそれが欲しかったの」

そう云って彼女が指差したのは『残念賞』のハンカチだった。

もちろん『東京ドームチケット』と一緒にそのハンカチは彼女の物になった。


さて、上記の話を会社の昼休みにしていたら、同僚のOさんが笑いながら、

「やっぱり無欲の勝利ですかね、私も子供の頃の方が良くクジが当たって福引とかでお醤油とか当ててましたよ」

するとOさんの隣りに座っていたKさんが、

「実は私、子供の頃凄かったんですよ・・・・・」

何とKさんは子供の頃、大変クジ運が強く、近所や親戚の人達が「是非とも引いて下さい」とわざわざ頼みに来た位だったと云う。

「あの頃は年間10本中3本は特賞を当てたりしてたけど・・・・・・今はもうダメ。
どうしてもクジ引く時に「当ててやるぞ!」って雑念が入っちゃうんだよね」

やはり大人になると云うのは汚れると云う事なのだろうか?

願わくば大人になっても純粋な心を持ち続けたい、
そうすればクジ運も良くなるだろうし・・・・・・
(↑こう云う思想が既に汚れていると云うのだ)


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