とおのさん(^^)から、 先日の『音楽』に引き続いて『本』のバトンを頂きました。
き、き、緊張してます!!!(←気合入り過ぎ)
1 家にある本棚の数 4台(←単位合ってる?)
2 今読んでいる本 『ブレイブ・ストーリー』 宮部みゆき
3 最後に買った本 『月虹伝書』 立野真琴
4 よく読むまたは思い入れのある本珠玉の5冊
では思い入れの有る本を……
1.『密会』 安部公房
ある夏の未明、突然やって来た救急車に妻を連れ去られた主人公は彼女を探す内に いつしか『病院』と云う名の果てない迷宮に迷い込んでしまう。
硬質でありながらガラスの様に繊細で詩的な文章で描写される 『病院』の異質な世界は読み返す度引き込まれ、 エロティックなシーンや台詞にはドキリとさせられます。
最期に主人公が辿り着く哀しくて優しい『密会』 ラスト・シーンは衝撃的です。
2.『新興宗教オモイデ教』 大槻ケンヂ
大槻ケンヂさんの処女小説。 教師との禁断の恋に破れて発狂したなつみさんは、 一ヵ月後『新興宗教オモイデ教』の信者になっていた。 彼女にヒソカな想いを寄せる主人公のオドロオドロしくも哀しく苦い青春ストーリー。 断片的な歌詞で綴られている事の多い大槻さん独自の世界観を丸々堪能出来る一冊……と言いつつ『リンウッドテラスの心霊フィルム』(詩集)も大好きなワタクシ。
3.『今夜すべてのバーで』 中島らも
らもさん自身がアル中で入院なさった時の体験を基にした私小説。
「人は何故酩酊を求めるのか?」
アル中で入院した主人公、 酒を呑むのを強制的に止めさせられた途端、 かなり衰えていた身体のあちこちの機能が回復し始め生きる力を取り戻し始めるのだが、 彼は誘惑に負けて再び酒を呑んでしまう……
アルコールの多量摂取の恐怖と生命の大切さを教えてくれますが、 読むと美味しいお酒が呑みたくなる本です。 (ワタクシは呑めませんが)
らもさんの作品では『ガダラの豚』と、どっちにしようか凄く迷いました。 エッセイ集もオススメです。
4.『天使の囀り』 貴志祐介
絶望的な大量変死事件の結末は、 まるで濾過された水の様に澄んで、哀しく美しい……
何度読んでもラストシーンで号泣してしまいます。
5.『ドコカの国へようこそ』 大海赫
子供の頃に学校の図書館で読んで好きだった本。 卒業後、どんなに探しても見付けられず (あの本は幻だったのかしら?)と諦めていたのですが、 インターネットで検索してみたら、すぐに発見出来、しかも復刊版を入手する事が出来ました。
(だが復刊版では背表紙に付いていた以前の出版社の時計のロゴマークが付いておらず、何となく違和感を覚えてしまう……細かい事でスミマセン)
エッチング風の絵や手紙の文字の鋭い爪で引っ掻いた様な線に惹かれています。 この本が好きで、そして忘れられなかったのは何だか『ヘンテコリン』だったから、でしょうか? 主人公が『ドコカの国』に行く為の試練、 ボロボロの醜いお人形に服を着せてキスをするとか、 毛虫のぬいぐるみを着て坂道を這って歩くとか、紙ナプキンを食べるとか…も『ヘンテコリン』なら結末も『ヘンテコリン』で、 首を傾げながらも何度も何度も図書館の片隅で読み返しました。
ではお約束でレオクラを感じた本
1.『小説版・真夜中の弥次さん喜多さん』 しりあがり寿(漫画版も!) 2.『魍魎の匣』(冒頭&ラストシーンのみ)京極夏彦 3.『ジャンク』小林泰三 4.『ウォーレスの人魚』岩井俊二 (ちょっと無理矢理)
『音楽』に続いて一般受けしなさそうなラインナップで大変申し訳ございません。
でも個人的にとても楽しんで書かせて頂きました。
このバトンもえんどうさくらさん(^^)にお渡ししたく存じます。
お忙しいとは存じますが宜しくお願い致します。
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