最近始めた或る『習い事』の帰り道、 一緒に習っている女の子二人と男の子一人と途中まで同じ電車で帰った。
女の子の内の一人、 Kさんが電車の中で拡げて、ずぅ〜っと熱心に見入っているのは、 『食べ歩きガイドマップ・首都圏版(別冊ぴあ)』だ。
「ねェ、ねェ何処が良いかなぁ?」
大きく拡げられたカラーぺーじには、 美味しそうな食事の写真、 お店の場所や営業時間、食べ放題可能な時間(大抵は平日・ランチタイムのみ)や 値段が書かれている。
「やっぱりホテルのバイキングが良いよねェvv」
うっとり呟いているKさんに、
「でもホテルのバイキングって高くないですか?大体2500円が最低ラインみたいだし…」
黒1点のY君の言葉に、
「それは景観の良さも値段に入ってるのよ♪」とKさんはニコニコ答える。
「あ!980円で焼肉食べ放題が有る!でもダメだ、平日の昼だけだ」
「『フレンチ』どうよ?『フレンチ』!!2500円で食べ放題だって!」
「2500円出すなら、普通のコースと変わらなくないですか?」
「でも『フレンチ』なんて、アタシ達滅多に食べられないよ?」
そんなKさんの言葉を裏付けるかの様に、 その場に居た全員は『フレンチ』なる高級料理を食した事が無かった(涙)
「やっぱり『焼肉』かなぁ?」
「わ!ここ『中華バイキング・食べ放題』一人5000円!だって!?」
「それじゃ『食べ放題』の意味無くねェ?」等と、
ただでさえ稽古帰りでお腹ペコペコな私達は、 まるで 「家に帰り着くまでは、この美味しそうな写真だけで我慢しようね!!」と言わんばかりに、 雑誌のページに熱く熱く見入る。
「な、何?これ!!」
突然、あるお店の紹介欄の煽り文句(太文字)を指差しながらKさんが驚きの声を上げた。
『お一人様500円で『駄菓子』食べ放題!!』
Kさんの指差した太文字の横には、 『ココア・シュガレット』や『うまい棒』等、昔懐かしい駄菓子の写真が載っている。
「だ、『駄菓子』の食べ放題だって〜!!」
「『うまい棒』50本で元取れちゃうよ!!」
「もしかして『キャベツ太郎』とかも食べ放題なの〜?」
あまりに面白かったので人目も憚らずゲラゲラと笑ってしまった。
そう云えば以前、 あまりにもお腹が空いていて、でもお金が無い時に、 『うまい棒』を5本位買って食べた事が有ったっけなァ(^^;)
(↑な事を私が言ったら、 「そんな時は『うまい棒』よりも『ファミリー・○―ト』とかで売ってる 50円のパンのが良くないですか?」と、黒1点のY君に真顔で言われてしまった。
『生きるって事は(やはり)戦う事〜♪』らしい(『貧乏』と?))
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