Monologue

2003年07月22日(火) レオリオの指輪物語  1 (あの超大作ファンタジーとは無関係)

(“もし『H×H』vol.189にレオリオとクラピカが出て居たら”と云う『妄想話』です。
いつものノリなので「相変わらずワンパターンで進歩の無い奴」だと呆れて下さい(涙))


「この『NGL』国内には一切機械の類は無いのです」

“(キメラ・アントは)ここにいる”と云うカイトの勘を信じて
『NGL』へ乗り込もうとしているカイトとその仲間達、
そしておなじみ『H×H』レギュラー4人組(ゴン・キルア・クラピカ・レオリオ)の
眼前に現れたスキンヘッドの男が入国前の説明を始めた。

「当然、外から来られた方々による持ち込みも固くお断りさせて頂いております。
したがって金属、石油製品、ガラス製品など心当たりのある物は
全てこの場で外して頂きます」

「え?サングラスもかよ?」

レオリオが訝しそうに問い掛けると、

「はい」

ハゲ・・・・・・じゃ無かった、スキンヘッドの男が“当然だ”と言わんばかりに答える。

「チェッ!こないだ『ヒソカ・デパート』のバーゲンで買ったばっかなのによ・・・」

「仕方無いだろう、『郷に入っては郷にしたがえ』だ」

舌打ちしながら、
渋々サングラスを外すレオリオの傍らに立っているクラピカが冷静沈着な口調で言う。

「また、服、・ベルト・靴・下着等に
プラスチックや化学繊維・金属が含まれていたら脱いで下さい」

ゲッ!とレオリオは痛い処を突かれた様な表情をした後、
ハァ・・・と溜息を吐きつつ、化学繊維で造られていたスーツを脱ぎ始める。

「あ〜あ
『ガルバン・クライン』の夏限定デザインなのに・・・・・」

ブツブツ文句を言いながら、
スーツを脱ぎ、ネクタイを外し、時計を外し、ズボンのベルトを外して・・・・

ワイシャツの襟元のボタンに指を掛けた処で、ふと気付く。

「おい!これ以上脱いだら、フル○ンになっちまうじゃねェかよ!!」

「ご安心下さい、
ここの2階で天然素材の商品が
大変リーズナブルな価格でお買い求め頂けますので・・・・・・」

「何だと?」

レオリオは、ハゲ・・・・・じゃ無かった、スキンヘッドの男の言葉に
ピクッ!とこめかみを痙攣させた。

「てめェ!オレ達をフル○ンにした上、服まで買わせようってのかよ?!」

「規則でございますので」

ハ・・・(以下略)スキンヘッドの男は涼しい顔でキッパリと返答する。

「汚ねェぞ!てめェら!あこぎな商売しやがって!!
ったく!これだから○○○(自主規制)の奴らは信用出来ねェんだ!!」

「落ち付け、レオリオ!」

見兼ねたクラピカが、レオリオの右肩をポン!と叩いて窘める。

「そうだよ!もう!大人気無いなぁ、レオリオは…」

「観念しろよ、オッサン!もうガキじゃねぇんだからさ」


「おう!上等だ!!!オレが脱いでもスゴイって事を見せてやるぜ!!」

ババババッ!!と瞬時にボタンを外し、
勢い良く『エニエス・オム』のワイシャツを脱ぎ捨てるレオリオの勇姿を尻目に、
ゴンとキルアは自分達の衣服に化学繊維が使われているかどうか、
それぞれ洋服に付いたタグの『洗濯表示』で確認し始める。

ふと、レオリオは自分の左手の薬指に嵌められた銀の指輪に視線を留めた。


(てェ事は・・・・コレも外さなきゃなんねェのかよ?)


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