Monologue

2002年10月06日(日) 心が雨漏りする日には

嗚呼!またやってしまったのだよ、衝動買い(涙)

お金の無い時程、衝動買いをしたくなるのか、
それとも単に年中お金が無いだけなのかはさておき、
書店に定期購読の雑誌をまとめて取りに行った際、つい購入してしまったのは、
中島らもさん(^^)の新刊『心が雨漏りする日には』(青春出版社)だ。

私は中島らもさん(^^)が大好きでエッセイ、小説のほとんどを持っているし、
彼が主催していた劇団『リリパット・アーミー』の舞台も毎回観に行っている。
(現在中島らもさんは『リリパット・アーミー』には出演していません。
主催もわかぎゑふさんに代わっています)

現に今も鞄の中に入っている読み掛けの小説はらもさん著の小説『エキゾチカ』だ。

買ったって、どうせまた『つんどく』になってすぐには読めないんだから、またにしようかな?

……と、考えもしたのだが
手に取って内容を読んでいる内にどうしてもじっくり読みたくなってしまい購入してしまった。

だから、と云う訳でも無いが、この本は『つんどく』せず、帰宅後すぐに読み終えてしまった。

この本はらもさんの半自叙伝とも云うべきなのだろうか。

らもさんがサラリーマン時代から現代に至るまで苦しめられて来た
『躁鬱症』との闘いの日々の記録だ。

らもさんが以前作られた
『こころだってからだです』と云うコピーの通り、心も病気になる。

病院に行かなくてもすぐ治る軽い風邪の様な症状から、
投薬、入院が必要なケースまでさまざまだ。

らもさんは、サラリーマン時代のストレスから鬱病に掛かってしまう。

それは過労に依るものでは無く、
転職先の会社に『自分のする仕事が無い』事が原因だった。
「仕事は暇な方が楽で良い♪」と開き直れる人は『鬱病』になり難いそうだ。

生真面目な人は、適度に仕事が無いと自分は必要とされていないのでは無いか?と云う
危惧を抱いてしまい易いのだと云う。

ちなみに自分は近年まで後者だった(イヤ本当に……)

今でも割とささいな事で落ち込んでしまったりする。
具体的な原因が有る時も有るし無い時も有る。

だが人の心は案外そんなものらしい。

で、そんな時にはどうするかと云うと……

(長くなりそうなので、
この続きは本の感想も含めて近日中に書かせて頂こうと考えています。
中途半端でごめんなさい(;;))


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