Monologue

2002年10月04日(金) のんきな姉さん

ウチの会社のS山さんは仕事も出来るし、いつも明るくにこやかで良い人である。

最近サルサダンスを始め、イヴェントに出たりパフォーマンスに参加したりなど、
なかなか充実した毎日を送っているらしい素敵な女性で、
私も個人的に彼女が大好きだ(^^)

だが!!!

彼女、かなり遅刻が多いのだ。


しかし、遅刻してもギリギリに息せき切って泣きながら駆け込んで来る……と云う
ななかさん(仮名)の様なタイプでは無く(←これもヤバイ)

気付くといつの間にかさりげな〜く出社している。

彼女の部署の上司は日中不在がちな『恐るべきY田課長』&
遅刻しても仕事さえしてくれれば文句は言わない散歩好き『ボマーなHさん』なので、
あまり口うるさく怒られない環境が幸いなのか、災いなのか、
最近は頻繁に遅刻している(−−)

(私と彼女達は別部署……と云っても同フロアでほんの数メートルしか離れていないのだが)

ちなみに自分の席は、直属上司K島課長&Y井課長のお隣である。
お二人とも温和な方なのだが、やはり堂々と遅刻等が出来るポジションでは無い。
(まぁそれが当り前なのだが)

遅刻しても大概の人は、9時前後に連絡の電話を入れるので、
きちんと朝礼で告知されるのだが、
S山さんはひっそりと10時頃に「遅れます」と電話をして来るので、
Hさんや席の近い人はともかく、
他部署の自分などはそれでようやく彼女が不在な事に気付いたりする。

たま〜に電話連絡も無いまま、来ない事も有る。

それでも何となく許されてしまうヒトなのだ。


ちなみに今日のS山さんの遅刻の理由は、

「どの服を着ようか迷っていたら遅れてしまった」そうだ。



うっかり寝過ごしてしまい、服も手近の着易い物を適当に身に付け、
化粧もせず髪を振り乱し、ギリギリで電車に駆け込んだ今朝の自分を想起してしまい、
何だか遠い目をしてしまう……

「昨夜、レンタルビデオを3本観ていた為」と云う理由も過去に有った。


遅刻は良くない事だし、出来ればすべきでは無いと思うが、
たまにS山さんの呑気さが、ちょっぴり羨ましくなったりする。


 < BACK  INDEX  NEXT>


ななか [HOMEPAGE]