Monologue

2002年08月09日(金) 夏の想い出

夏の『有明』に来ると、どうしても想い出す事が有る。

5年前の夏……私は2ヶ月程『有明』で仕事をした。
しかも『野外』だった(涙)
雨の日も風の日も……そして台風が直撃したあの日も………
2ヶ月間、1日の休みも無く、ずっと『野外』で仕事をしていた。
(仮設テントも台風で吹き飛んでしまったし)

当時の『有明』はまだ今の様に人が集まる場所では無く、
『都市博』が中止になった跡地を、
何とか人気スポットにしようと各企業が力を入れていた時だったので、
周囲のファッション・ビルも人気がまばらでやたら閑散としていたのを想起する。

猛暑の中、終日『野外』で仕事をするには、いろいろコツが有る。

勿論個人差が有るのだが、
自分の場合は、長袖・長ズボンを着用して、両瞳を残して顔をタオルで覆い、
帽子を深めに被った。
「それじゃまるで○○派みたいだよ、ななかさん(仮名)」と
周囲から言われながらもそれで通した。

幾ら日焼け止めを塗っても、やはり限界が有るし、
インドなどへ旅行へ行かれた事の有る方はご存知だと思うが、
本当に暑い場所で長時間作業する場合は、
肌の露出を控えて衣服で陰を造った方が楽なのだ(個人差有)

お陰で当時もそれ程日焼けしたり、バテたりせずに現場を乗り越えられた。

その仕事元とはもう一緒に仕事をさせて貰えなくなってしまった(涙)ので、
『国際展示場』に行くのは必然的に夏と冬の2回位になってしまった。
『有明』に行く度に……特に夏はどうしても想い出さざるを得ない。

“ああ、此処で2ヶ月暮らしたんだな”……と。


夏コミの一般参加の列に並んでへたばりそうになりながら、
“自分も歳取って持久力が減ったんだなぁ”……と、
辛い事も楽しい事も有った5年前の2ヶ月間をしみじみ想起した。


(へたばりながらも頑張って並んで購入した本の事に付いては、また後日)


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