今朝の『めざましTV』で、 「女性が電話に出る時、声のトーンが高くなるのは “潜在的に若く聴こえさせたがっている心の表れ”である」と言っていたが、 果たしてそうなのだろうか?とちょっと首を捻った。
4年前位に、半年程『ヴォイス・トレーニング』をした事が有って、 その時の先生が、 「身体や腹筋に力が入ると声が高くなり易い。 緊張したりした時に、声が妙に甲高くなるのはその所為だ」と言っていたので、 どうしても自分は先生の説の方に納得してしまう。
逆に低い穏やかな声を出すには身体の力を抜くと良いらしい。
お腹から出た息が声帯を震動させて、その震えが身体に伝導し、 それに依って発生した空気の波が鼓膜に伝わって声として認識される。 (小学校の理科みたいな事書いててスミマセン(;;)
人間の身体も楽器と同じで、 小さい身体の人は高い声が出し易いし、大きい身体の人は低い声が出し易いのだそうだ。
オペラ歌手の人に大柄な身体付きの人が多いのは、 自分の身体により反響させ易くする為だそうだし……
あと面白いと思ったのが、 人の声が『頭蓋骨』の形で決まると云う事。
お腹から出た息が声帯を震動させて、その震えが『頭蓋骨』を反響して、 声の波のトーンが決まるのだそうだ。
(ミュージシャンの方がレコーディングをなさっている時に、 マイクが額の前に吊られているのが常々疑問だったのだが、それで納得した)
親子の声が似るのは『頭蓋骨』の形が似ているからなのだそうだ。
私も電話の声が母とそっくりだそうなので、親戚の人に間違えられる度に、 「やっぱり母さんと『頭蓋骨』が似てるんだなァ……顔も似てるし」としみじみ感じる。
物真似の人も顔が似ている人の方がやはり声も似せ易いのかな?とか考えてみたりする。
いろいろな諸事情からヴォイス・トレーニングは止めてしまったのだが(残念) 人間の身体はやはり不思議で面白いなぁ、と思う(^^)
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