| 2002年07月21日(日) |
『正義』は力では無いけど |
イヤな事件が多くてうんざりする。
今に始まった事では無いが……
自分が通勤の度に経由する駅のコンビニエンス・ストアの店長さんが 刺殺されてしまった事件には、吃驚してしまった。
しかも現場は、丁度乗り換えの為に通るコースのすぐ近くなのだ。 あそこで人が刺されて死んだなんて信じられない。
明日から毎朝と毎晩、あのコースを通るのが怖い。
万引を捕まえ様とした店長さんは、自分とほぼ同年代。 お父さんが警察官で、 大変正義感が強く、日頃から万引の防止にかなり尽力していたそうだ。
悪事を犯した相手を捕らえ様として殺されてしまうなんて、ひどすぎる。
良い事をしようと勇気を出して頑張った人が死ななければならないなんて、 絶対に間違っていると思う……けれど、
間違っているのが、現在の世の中らしい。
『産経新聞』のコラムを読んでいたら、 死には到らなくても同様のケースは日常茶飯事なのだそうだ。
やはりコンビニエンス・ストアの店内で酔って暴れている男を注意したら、 逆恨みされて刺されそうになったとか、 店の前で、脚を拡げて座り込んでいる若い人に「そんな事しちゃ、格好悪いよ」と言ったら、 集団で追い掛け回されて殺されそうになったとか……
映画館で騒いでいるカップルに「静かにして下さい」と言ったら殴られた……とか、 こうして打っているだけでげんなりする事ばかり現実に起きている。
私も自宅前の公園で、夜11時過ぎまで花火や爆竹をやっている人達に ムカッ腹を立てながらも、やはり怖くて注意できなかった。
(0時過ぎても止めない様なら、さすがに派出所に電話しようかとも考えたが…)
世に『不条理』の種は尽きない……とは云え、あんまりだと思う。
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