昨日に引き続き、ダイエット用の『健康食品』で起きた問題について……
発売元の中国の春秋戦国時代の楚では、 「楚王、細腰を愛し、宮中、餓死するもの多し」だったそうだ。
漢の時代の代表的美女と言われた趙飛燕はスリムそのもので、 その為『燕痩』と云う言葉が生まれたそうだが、
そんなに昔から『拒食症』が有ったと云うのにはチョット驚いた(汗)
自分も20代頃 『拒食症』とまでは行かないが、かなりムチャクチャなダイエットを試みた経験は多々有る。
『炭水化物』抜き(ご飯やパンを食べないでおかず中心に食べると云う方法) 『油』抜きを始め、
食べた物を片っ端から吐いていた事も有る。(良い子の皆様は真似しない様に)
有名(?)な『リンゴ・ダイエット』も試みた。 3日間、リンゴだけ食べる。 リンゴだけなら何個食べても良いが、他の食材は一切摂ってはならない……と、云う方法。 簡単そうに思えたが、 1日半でリンゴを見るのもイヤになり、挫折した。 痩せる処か、口内炎が沢山出来てしまっただけだった(涙)
他には蒟蒻やところてんを沢山食べる等……いろいろ試みたが、
結局、最も体重が落ちたのは、 物凄くストレスの溜まる職場で心身ボロボロになって過ごした時だった。
2週間の海外研修の後は、帰国後5キロも痩せてしまい、自分でも驚いた。
単純に数字だけを見たら、一応理想体重になっていたので喜んだのもつかの間、
後輩の女の子達に、 「ななかさん(仮名)痩せ過ぎですよ」とか「貧相で格好悪いですよ」とか、 散々に言われてしまった(涙)
もちろん、現在ではそんな無茶苦茶なダイエットはしていない。
暴飲暴食をしないとか、繊維質を沢山食べるとか、こまめに運動するとか、 極端に太らない様にしようと心掛けている位だ。
(何だか、偉そうな言い方ですみません(;;))
ちなみに前述の中国でも八世紀、 唐になると玄宗が愛した楊貴妃がふっくらぽっちゃりだった為、 美人の基準もガラリと変わったそうだ。
案外、そんなモノかもしれないなァ……と思った。
(中国故事に関する記述は7月20日『産経新聞』コラムより引用させて頂きました)
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