中国製のダイエット食品の被害が話題になっている。

自分も中国製では無いが、サプリメントは好きで栄養食品は沢山服用しているので、
他人事とは思えない事件だ。

数年前に自分も使用していた中国産の『痩身石鹸』（黒い粒が沢山入った白い石鹸）
「実はインチキ商品だった！」と先日のニュースで報道されて吃驚したし……

そう云えば数年前に流行った『痩身コーヒー』も良く飲んでいた……と想起する。
あれも確か日本産の商品では無かった。

一瓶６０００円位したにも関わらず、痩せたい一心で頑張って飲んでいた覚えが有る。
詳細は忘れてしまったが、多少便通が良くなった位であまり効果は無かった様な気がする。

ダイエットは女性の夢だ。

「僕はちょっとふっくらしてる方が好きなんだよｖｖ」と
四六時中囁いてくれる彼氏でもいない限り、
痩せたいなァと大半の女性はつい考えてしまうのでは無いか？と思う。

（万が一、愛しい彼氏が『腰骨フェチ』だったりしたら、
スリムなクラピカ君でも無い限り、頑張ってダイエットに励んでしまうだろうし……）

「美味しい物を食べても綺麗に痩せられる」なんて謳い文句には、
自分だって良く惑わされている。

今回、問題になった『健康食品』の販売元は、
「服用してみて身体に合わないと感じたら、即、飲むのを止めるのが常識。
中国人は皆そうしてるし『説明書』にも書いてある」とコメントしていたが、
『説明書』はおそらく中国語で書かれているだろうし、万が一日本語で書かれていたとしても、購入者全員がきちんと読むとは限らない。

仮にきちんと読んだとしても……

日本製の『健康食品』の一部の説明書にも、
「服用後、だるさを感じたり気分が悪くなる事が有る事も有りますが、
それは今まであなたの身体に溜まっていた毒素が体外へ排出されようとしている為に
起こっている「好転反応」です」と書かれている商品が有る。
本当に「好転反応」で有れば何も問題は無いのだが（−−）

インスタント・ラーメンにも発売当初、
「スープに栄養が有りますので、残さずお飲み下さい」と書かれていたそうだ。
（中島らもさん（＾＾）のエッセイより引用）

これは身体に良い筈だと信じて飲み続けていた食品の毒性が、
後で判明する事ほど恐ろしい事は無い。

自分の身体を守れるのは自分だけ……では、やはり無いのだ。

……コワイよぅ（；；）


（上記の事件で犠牲になった方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます）