Monologue

2002年04月24日(水) 『名探偵コナン』の苦難

『名探偵コナン・ベーカー街の亡霊』を観て来た。


上映は18:36からなのに、映画館には18:15に到着してしまった。

適当に潰すよりも映画館のロビーで待とうと考えて映画館に入る。


係の人にチケットを差し出しながら、

(どうしよう…゛このオバチャン、イイ年してわざわざ『前売券』買ってアニメ観に来てるわ……ひょっとして『オタク』?゛とか思われてたら……ヒヤヒヤvv)←自意識過剰。


係の人はチケットをもぎりながら、さらりと言った。


「じゃ、左側廊下の『列』にお並びください」


え?

今、何とおっしゃいました?

『列』……出来てるの?


半信半疑で係の人に示された左側の廊下に行ってみたら、

長蛇の……という程では無かったが、かなりの人数が並んでいた。

しかも大半は私とそれ程年齢の変わらない女性ばかり。

少し並んでいると、私の後にごく普通のカップルも何組か並んだ。

(何だ、やっぱり大人にも人気有るんだ)

と少しホッとした。


(ここから下は内容に触れます。ご注意下さい)







内容は、やはり面白かった(^^)

「今の日本社会」への辛辣な思想が出て来たり、キッチリと張り巡らされた伏線や
物語の運び方に、どちらかと言うと『大人向け』な印象を受けた。


劇中に登場する次世代ゲーム機『コクーン』・……

「プレイヤーは繭型のカプセルに入り五感を支配され、
まるで現実の出来事の様にバーチャル体験する事が出来る」……って
実際にも出来そうなゲームだなぁ。

(勿論、すかさず『G・I』を連想しました^^;)

楽しそうだけど、現実とバーチャル空間との区別が付かなくなりそうなのは、やはり怖い。


ゲーム内の世界『19世紀ロンドン』の世界観やシャーロック・ホームズや
切り裂きジャックのエピソードがふんだんに盛り込まれているのも楽しかった。


「カエルの子はやはりカエルになるしか無いのか?」と言う主題も有り、
単なる謎解きに終わっていない処も良かった。


早くDVDが発売されないだろうか?……と既にワクワクしている。


(個人的に好きな映画は4作目『瞳の中の暗殺者』(←これはオススメ!)と、
1作目『時計仕掛けの摩天楼』

『劇場版コナン』はサブタイトルも格好良いのだよ♪『世紀末の魔術師』とか)


観終わった後、

来年春『劇場版名探偵コナン7・制作決定!』のテロップが流れた。


つまり、
来年もまだまだまだ『工藤新一』には戻れないらしい……(人気有るからなぁ)


頑張れ!コナン!


「コナンちゃんは、いつ元の身体に戻れるのかしらねぇ」……と、

ウチの母も心配しているぞ!!


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