Monologue

2002年04月19日(金) 聴き違い

昨日の夕方、

退社後、突然「明日の仕事で絶対忘れてはならない事」を思い出してしまったので
急いで『携帯』で会社に電話した。

「はい……○○でございます」
新人のKさんが電話口に出た。

「あ、Kさん……お願いが有るの。
何でも良いから『メモ用紙』に「イスの数を確認」て書いて私の机の上に貼っといて下さい」

「わかりました」


快く引き受けてくれた彼女の言葉に安堵し、電話を切った。


今朝、出社すると、
私の机の上にはこんなメモが貼ってあった。


「イシカワチョウを確認」



………一瞬、頼んだ本人で有るにも関わらず、

「何だろう?コレ」などと失礼にも考えてしまった(ごめんね、Kちゃん;;)


『携帯』で早口に頼んでしまった所為だろう。

自分の滑舌も悪かったんだろうな……反省(−−)



とりあえず『メモ』のお陰で「イスの数は確認」出来たので良しとするが……


電話の仕事をしていると、やはり『耳』で聞いた言葉を正しく理解する(或いはしてもらう)事の難しさを痛感する事が多い。



先日、上司に掛かって来た電話の相手の会社名を

「『T食器』からお電話が有りました」とメモして置いたら、


帰社後の上司から、

「『T織機』さんだよ、ココ」と笑われてしまった。


読み方は同じなのに……(涙)


書きながら

数年前に亡くなった母方の祖母が、
『ボケ防止』と称して、
TVを見ながら『耳』で聴いた言葉をチラシの裏などに『漢字』で書ける様に練習していたのを思い出した。


自分もたまに試みて見事に撃沈する。

偉かったんだなぁ……ウチのおばあちゃん。

(ホントに自分と血が繋がってるのだろうか?)




『耳』で聴いただけの言葉を正しく理解するのが難しいのは『電話』だけとは限らない。


新人のTさんが、こんな事を言っていた。

「『データ印』てあるじゃないですか?」

(注:日付けと『済』と言う文字が入った丸印。『処理済』の書類などに押印するのに使う)

「私、ずっと『デート・イン』だと思って、何だろうと思っていたんですヨ」



………………『デート・イン』?



「オレとお前は『デート・イン』♪」???(違)



思わず『妄想』しちゃった(^^)



平和な春の午後………


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