Monologue

2002年03月31日(日) 男と女の境界線(クラピカの性別にこだわりの有る方はご遠慮下さい)

クラピカには、

「胸が無い(らしい)!やっぱり男だったのか!」

というご意見をあちこちのサイト様で拝読した。


ちなみに自分は最初からクラピカは『男の子』だと思っていた。


『女の子』説や『両性説』の存在を知っても、
「『男の子』だと良いなぁ」と個人的には考えていたし、
自分で話を書く時は『男の子』だと設定して書いていたので、
クラピカに「胸が無い(らしい)」事実に何の違和感もときめき(?)も無かった。


或いは「胸が有った場合」は吃驚したかもしれない。


でも……
『胸』が無かったからと言っても、即『男の子』と言う決定も出来ないよなぁ……と思う。

もしや『貧乳』では無いか?との説も有るし、自分もそう疑った。


(普段、稚拙にも性描写もどきを書いている自分としては、
行為の相手が触った『胸』が、
ふんわりと柔らかい『乳房』なのか、鍛えられた『筋肉』なのかでは、
扱い方や考え方が根本から覆されてしまうのでチョット困る^^;)


もし『下半身』が公開されたとしても、それも『性』の決定にはならない。
(そんな事はまず有り得ませんが)


人間の身体は神秘に満ち溢れているので、
『男性器』に見えても実は『女性器』だったり、その逆も有るそうだ。

(実際に、その症例で苦しまれている方もいらっしゃるので、詳細は割愛させて頂きますが、不快に感じられた方は必ずご一報下さい。)


個人的な意見で恐縮だが、自分がクラピカが『男の子』だと思う理由は、
見た目はあまり関係が無い。

(以下は本当に私説です。自分勝手ですみません)


一族同胞を皆殺しにされたクラピカが『復讐』や『報復』と言う手段を選んでいるという処が
大きい。


仲間への手向けは『復讐』だけでは無いが、
自分の子供を造って、その血を未来へ繋いで行こうと言う思想を迷わず持てるのは、
やはり産まれ付き『子宮』と言う器官を供えている女性の本能では無いか?と思う。


(それぞれのキャラクターに依って考え方の相違が有ると言われてしまえばそれまでなのだが)

男の子は『剣』を持って闘いに向かって行く本能が有ると思うのだ。

(他にもいろいろ理由はあるのですが、今夜はこの辺で……)


ここまでエラそうな事を長々と書いておいて恐縮だが、
『女の子説』や『両性説』を否定したり、逆に『男性説』を強行するつもりは一切無い。
(本当です。全く有りません)

『作品』というのは読者の数だけ『解釈』が有る筈だし、それぞれの方の書いた『説』や『お話』を拝読出来るのは『ディスカッション』の様で楽しいと思っている。

自分もいつか『女の子クラピカ』な話を書きたい♪と考えているし・・・


最後にまた私事ですが(すみません)


『駄文』を書くに当たって、出来れば性描写うんぬんとは無関係にクラピカをちゃんと『男の子』っぽく書けないだろうか?


……と試行錯誤&七転八倒……七転び八起きしているが、上手く行かない。


性描写も『男性器』を『女性器』扱いしているに過ぎないし……


何より思考が『女性脳的』だと思う。

つまり……女々しいのだ(涙)


知り合いに、それを相談したら、さらりとこんな答えが返って来た。


「仕方無いよ……ななか(仮名)の書くクラピカは『受け』なんだから」


以後精進致します(号泣)


 < BACK  INDEX  NEXT>


ななか [HOMEPAGE]