Monologue

2002年04月01日(月) チョットだけ『ゆとり』を・・・

4月1日から学校が完全週休2日制になるそうだ。

子供達の教育に『ゆとり』を与える為だそうなのだが、会社の男の子曰く、

「僕の知り合いの塾の講師が“これから『土日休み』が無くなる”って嘆いてたよ」

彼は更に言う。

「休みが無くなるのは、子供達もだよ。
僕達が子供の頃は土曜日は半日だけで後は休みだったじゃん。
これから土曜日は朝から晩まで『塾』で勉強漬けなんだぜ……可哀想だよ」


また家庭の事情によって、
『塾』に行く子と行けない子との学力の差が激しくなるのでは?との懸念もあるそうなので、
一部の自治体では学力の差を無くす為の『勉強会』を設ける処も有るそうだ。

それに『土日』が休みになる分『平日』の負担が増加するのでは?

……等の『不安要素』も多く『完全週休2日制』の賛成派は4割だそうだ。



それなら今まで通りで良いと思うのだが……?と安易に考えてしまう自分(^^;)


でも『ゆとり』は大切だと思う。


生きて行くには沢山働かなくてはならないけれど、やっぱり『休み』は必要だ。


会社の女の子達も、今度10日間休んで『イタリア』旅行に行くし……


実は、

自分には数年前まで、土日祝盆暮正月朝昼晩……関係無く稼動していた時期がある。


仕事かバイトか稽古か食べるか寝るか……
TVも見ず漫画も読めず、たまに舞台を観る位(趣味と言うより『勉強』の為)。

勿論『友達』にも会えず遊べず話せず……旅行にも行けず……
気付いたら自分には『友達』と呼べる人はほとんど居なくなってしまった。


昔の『義理』でたま〜に『飲み会』に誘って貰えるが、
行っても其処にはもう自分の『居場所』が無い事を痛感させられるだけ……

(座る場所が無い…という意味では無いですヨ)


それだけ頑張っても、自分は『ダメ』だった。
才能も実力も無い自分には『夢』を叶える事は出来なかった。


……なので、
少し休もうと考えた。


『売れる』とか『受ける』とか、
『誰か』に選ばれる為にだけ『自分』を殺して『何か』を創る行為を……

(こう書くとエラそうですが、全然大した事では有りません・・・^^;)


『自分』の為に『自分』の書きたい話を書いたり、観たい舞台をのんびり観たりする為に
『人生』をしばらく休もうと考えた。


しかし……

書く時間を多く取ろうと『土日』に休む為には、平日に残業を増やさなければならない。


生活費も稼がなければならないし、自分は『浪費家』なので、

『土日』バイトにもたまに行かなければならず臍を噛む羽目に陥る(自業自得)


『ゆとり』を作るのは結構難しい。

でも何とか頑張って良い話を書きたいと考えている。

(たとえ自己満足に過ぎなくても)



まだまだ稚拙だし、いろいろ大変な事も多いけれど……

何かを創る行為は、やはりとても楽しい(^^)


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