Monologue

2002年02月22日(金) 『デジタル』化サレル『ワタシタチ』2

昨日の日記を書きながら、ちょっとイヤな事を思い出した。

携帯電話の料金プラン変更の為、ショップに行った時の事だ。

窓口の女性が、
「お電話番号をおっしゃって下さい」

言われた通り答えたが、テンキーを叩いていた女性は画面を見ながら訝しそうに眉を顰めた。

「この電話番号ではご登録がございません」

え?
そんなバカな?
現在だってちゃんと使用してるし、料金もちゃんと払ってるのに・・・

「『携帯電話』をご登録頂いた時はこの番号でしたか?」と尋ねられ、

「いえ違います。引越した時に変わりました」

「初回ご登録時のお電話番号をおっしゃって下さい。でないと『プラン』変更出来ません」

そうならそうと最初から言ってくれれば良いじゃん!と思いつつも、番号を答えた。

だが、その番号を入力した後、

「この電話番号でもご登録ございませんねぇ・・・」

「本当にこの番号でお間違えございませんか?」

口調は丁寧だが、女性の声音と目付きと態度は、とっても冷たくて・・・

ふと、思い出した。
自分は『引越し』を『2回』している。
だから『電話番号』も『2回』変わっていたのだ。

それを告げると、

「ななか(仮名)様でございますね♪ご登録確認出来ました〜♪」

筆力不足の為(号泣)いまいち良く表現出来ないが、
女性の態度は180度、コロッ!と一転した。

(アタシのアイデンティティは『電話番号』で決まるの?)

・・・ちょっと哀しくなった。


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