半月ほど前にユイマが学校から「教育相談のご案内」というプリントをもらってきた。恒例の教育相談を開催するので都合の悪い日があったら連絡せよ、という内容。「教育相談」というからには、希望者のみがお願いするものだろうと思いきや、そうではなく、全員(強制)参加のようだ。
よくわからないままに、学校から出されるスケジュールに仕事のスケジュールを合わせようと決めて“都合の悪い日特になし”で提出すると、程なくして学校からスケジュール表が配られた。時間割のようにコマ割された予定表にはクラス全員の子の名前が入っている。ユイマは11月13日月曜日の午後3時15分から15分間という時間。何のことはない、一般的に言うところの三者面談(先生、親、生徒)だったのだ。
面談は、今までの定期考査の結果表を元に、話が進められた。 まず先生に問われて、ユイマ自身による総括。 「理科と社会に一番時間を割いたにもかかわらず、あまり成果が得られなかった。」
それに対して先生のアドバイス。 「この点数を見ると理解をしていないわけではない。もう少しで、4や5を目指せるユイマが、そのためにあと10点から20点、点数を伸ばそうと思ったらどうすればいいか。社会にしても理科にしても、事象やデータの背景を探る態度を身につけてみたらどうか。統計一つとってみても様々な角度から自分なりの分析を加えてみる、というのが大切」
4や5を取る子は、そういう自分なりの考察がちゃんと出来ている子供らしい。 ほかにも、特に問題がないと思われる(?)英語や数学に関しても先生からは「次は満点を目指してください」と言われる。
お母さんからは何かありますか?と問われて。 「クラブに取られている時間が長すぎる気がする。毎日1時間でもいいから、自分の時間=本を読んだり、考えたり、勉強をしたり、とにかく自分自身の頭を使う時間を持って欲しい。クラブ活動をして6時半過ぎに帰宅。お風呂や食事をしているうちにすぐ9時になってしまう。9時には眠くなってしまうユイマだから、せめて朝早く起きてそういう時間を確保して欲しい。」
ユイマにはどの程度通じたか知らないが、ずいぶん神妙な顔で聞いていたな。
その後の母と父のメールやりとり。
norip: ところで保護者会だか三者面談だかはどうでしたか?
ぱるた: 子育て日記に書こうと思っていますが、点数を上げるためのアドバイスが中心でした。 ユイマは「4とか5を目指せる子」レベルだそうで。
norip >ユイマは「4とか5を目指せる子」レベルだそうで。 そんな小さい目標ぢゃしょうがないですね。
・・・日頃から点数には意味が無い、評価には意味がない、と言い続けている父親らしいコメントであることよ。
| |