今日はノイノイ保育園の「おおきくなったよの会」だった。これは毎年年度末の2月、年少クラス以上が出演する学芸会のようなもの。この1年の子供たちの成長ぶりを、歌や踊り、劇などを通して見せてもらう会。 特に卒園を控えた年長児にとっては、運動会に次ぐ見せ場でもある。
ノイノイは年少クラスなので、今年が初参加だ。最初は都合がつかずに私は欠席の予定だったのだが、それを伝えたときにノイノイにさめざめと泣かれてしまったため、予定を変えて、ノイノイの出番のみ見て退出。 それでもたっぷりノイノイたちのかわいい姿を見られたので私は満足だった。
いつもの時間にお迎えに行くと、ノイノイが、今日は来てくれてノイノイちゃんうれしかった!、と言ってくれた。その様子を見ていた担任の先生からこんなことを言われた。
途中でお母さんが帰っちゃったりすると、泣いたり、怒ったりするお子さんも多いけど、ノイノイは違うのね。とにかく、お母さんが来てくれた、っていうだけで本当に満足しているのよ。お母さん来てくれて嬉しい!ありがとう!って思っているのね。えらいわぁ。ホントにいい子に育ってるわよね!
お誕生会の時も思ったけれど、ふだんそれほど親が時間を割いていない(?)分、ノイノイのためだけに親が何かをすると、それだけでとても感謝してくれたり、満足してくれたり、喜んでくれたりする。やっぱり自分の「分」を知っているノイノイなのだなぁ。
ちなみに、ノイノイたちの出し物は、縦割り年齢別グループの歌と踊り。そのあと、年少組全員(22名)が、さる、ネコ、くま、うさぎ、りすの5種類のグループに分かれ、森の動物になってのお芝居もどき。ついたての奥にそれぞれ思い思いに色を塗った動物のお面をかぶって座っている子供たち。グループごとに、先生の呼びかけで出てきては、先生と掛け合いをしたり、準備していた歌と踊りを披露するのだ。
どのグループにも先生がいろんな質問をして、一人ずつ答えてもらう。 あるグループでは、「保育園で出る食べ物ですきなものは何ですか?」という問い。最初の子が「もも!」と答えると、2番目の子も「もも」3番目も「もも!」 このあたりで観客席の親たちからは笑い声が出る。 4番目の子供も同じ答で「もも〜」 最後の子供はもう雰囲気を察してるのかどうなのか、期待に応えて、やっぱり「もも〜〜!!」 またどっと笑い声。 こんな風なやりとりを見て、とっても和む親たちなのだ。
ノイノイはネコグループ。ネコグループへの質問は「好きなお花はなんですか?」だった。バラ、カーネーション、と答えが出て、ノイノイは、「チューリップ」 独自性をアピールしたか?!
最初はちょっと緊張して固い表情だったノイノイたちも、先生との掛け合い、踊り、歌と、進むうちにどんどんリラックスしていって、ふだんの楽しい保育園生活そのものの姿を見せてくれたような気がする。とても楽しいひとときであった。
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