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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2006年01月19日(木).......井上陽水を聴く
ユイマとぷみぷみの通うS小学校では、朝の集会にいくつか種類がある。今朝は、カラオケ集会だったそうだ。「カラオケ集会」とは初耳である。音楽集会なんていうのはあったけど、カラオケとは!

中身を聞いてみたら、歌いたい人が、歌う集会だそうだ。(別の時に歌いたい人が募集され、練習の時間もあったとか)グループで歌ったり、一人で歌う子もいたそうな。はやりの歌がたくさん歌われる中、ぷみぷみとユイマが気に入ったのは、ぷみぷみのとなりのクラスの女の子二人が歌った「少年時代」
帰宅後、ぷみぷみとユイマが「少年時代」とおぼしき歌を家で歌う。

「なーつがすーぎーかぜあざみー♪」

ところがメロディはうろ覚えなのでどうも調子っぱずれになる。何の歌なのか私もよくわからない。へ〜〜そんな歌があるの〜くらいにしか思わなかった。が、夕食の時間近くになっても音痴な歌が続いているので、見かねた(聞きかねた?)ジュンコが「うちにあるから、聞かせてあげるよ」と言い出した。

そして持ってきたのが、井上陽水の「Golden Best」

え〜〜!?「少年時代」って陽水だったの?!

さっそくCDを聞いてみると、確かにこれは陽水の曲だ!!ぷみぷみとユイマの歌では全然わからなかったよ!!(大笑い)
その後夕食の間中、そして、寝る時間になる9時までずっと陽水のベストを繰り返し聞き続けた。

ジュンコは私やnoripの影響もあって、もちろん、陽水は大好き。私が買ったはずのベストもいつのまにか彼女の部屋にあるくらいだから。

ちょっと意外だったのは、ユイマが熱心に歌詞を読みながら、聴いていることだった。「ボク、好きだな、井上陽水。やばいよ、ホントに」なんて言っている。やばいっていうのは、彼流の表現でとっても素晴らしいときにも使われる表現だ。
なるほど。陽水の紡ぎ出す言葉が心にすっと入ってくるとは、ユイマも良い感性してるなぁ。そして、「「少年時代」も好きだけど、やっぱり「夢の中へ」が一番好きかもしれない」だそうだ。

ノイノイは、「心もよう」の歌詞でどうしてもひっかかるところがあり、その部分になると私に質問する。「季節に埋もれるって、どういうこと??」
1回目は、おお、そんなところに反応するのか、と感心したが、2度目にこの曲がかかったときも同じ質問をする。よほど気になったのだろう。彼女の辞書には「季節に埋もれる」という語彙がなかったわけだな。
しかし、改めて聞かれると難しいなぁ。答えられないなぁ。

ぷみぷみは、調子の良い曲になると、腰を振って踊り出す。(80年代のお立ち台よろしく・・・)コイツにはどうやら詞を味わうってことはないようだ(__;)

私は、自分が中学生くらいのときに初めて買ったLPが陽水だったりしたわけで、なんだかなつかしいような、こっぱずかしいような、そんな気分で陽水を改めて聴いた。
70年代の気分ってこんなだったのかなぁ・・・。

(追補)井上陽水の「Golden Best」は2枚セット。ユイマたちと繰り返し聴いたのは、Vol.1の方。70年代に名曲が多いから、つい、そちらに目(耳)が奪われるが、90年代までの曲が入っている。念のため。



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