こことかここで話題になったユイマのアルバイト。カレンダーにその日働いた内容を書き(ゴミ、とか 風呂掃除、とか)、月末に計算してお給料として渡す。これが、かれこれ半年以上もちゃんと続いている。意外と几帳面なユイマ君。えらいぞ。ちなみに先月は1315円。生協の荷物取りもしてくれるようになって、収入がコンスタントに1000円を超えるようになったのだった。
なので、ついユイマにものを頼みたくなる私である。というのも忘れ物大王の母は忘れ物女王だから・・・・
今朝、ノイノイの保育園グッズのうち、プール後の着替えパンツを忘れてしまった。 先日も忘れて(Tシャツとズボンと水着は一生懸命そろえるのだが、ついパンツを忘れてしまう←言い訳)ノイノイに、「上に着るものしかなかったよ!パンツがなくて保育園の借りたんだよ!(怒)」と叱られたところだったので、今日忘れると先生にもノイノイにも合わせる顔がない。
しかし取りに戻る時間もない。
そこで、家にいるユイマ君に「お願いだから、ノイノイのパンツを保育園に届けて!冷蔵庫の横にある戸棚の一番上の引き出しに入っているから!悪いけどお願い!!」とSOSコールすると、 「え〜〜、やだよ〜〜、わからないよ、ボク〜〜〜わかんないよ〜〜〜」と、とにかくいやそうに「わからない」を連発するので、 「なんでわからないの!?だから説明してるじゃない。一番上の引き出しの手前に入ってるの!!だから持って行ってよ!」と、つい怒りモードに。 考えもせずにすぐ「わからない」と言う(言われる)のは大嫌いなんだもん。で、自分のミスはすっかり棚の上状態。
それでもユイマがぐちぐち言うので、「要するに、わからない=やりたくないってことね、じゃぁいいわよ!!もう頼まないから!!」と言い捨てていったんは電話を切るも、会社に到着してから、やっぱり諦めきれずに再度電話すると、相変わらず「なんでボクが持って行かなくちゃいけないの?どこに持っていけばいいのかわからないよ〜」とぶーたれる(失礼!)ので、「ユイマは保育園出身だからよくわかっているでしょう?だからお願いしてるのよ!!とにかく行って、ノイノイのクラスの先生に渡せばいいの!!」(ノイノイ担任はユイマの担任でもあったわけだし)とまた怒りモードになってしまった。
でもやはりあまり反応が良くないので、今度こそあきらめることにした。「わかった。じゃぁいいよ。忘れた私が悪いんだし」と。
その後、会社では来客があったり、打合せがあったりして、席をはずしていたが、昼前席に戻ると、携帯に着信履歴が11も! 見ると全部自宅からになっている。 早速かけてみると、ユイマが出て「ああ、任務完了しました!」と言うではないか! 絶対行ってくれないと思っていたので、おどろいた。 「行ってくれたの〜〜〜ありがと〜〜〜!!」と大げさに(?)お礼を言うと、あんなに嫌がっていたのがウソのように「うん!すぐにわかったよ!」とはきはきと答える。わかんない〜〜〜やだよ〜〜〜と言っていた人物とはまるで別人のような声なものだから、あんなに怒って悪かったと思うと同時に、なんだよ、じゃぁあんなにわからないって言うなよ、とも思う。 でも、ありがとう。ありがとう。 本当は、私が忘れ物をしないようにすることが一番大事なのよね。ごめんよ、ユイマ君。
さて、まだユイマには言ってないけれど、忘れ物届けの報酬はいくらにしようかな。
追記
保育園にノイノイを迎えに行くと、主任のM先生から「今日、お兄ちゃんがノイノイちゃんのパンツを届けてくれたわよ!ほんとに礼儀正しくてしっかりしてて、えらかったわ〜〜」とお褒めに言葉をいただいた。いや〜〜忘れた私が一番いけないんですよね、と言うと「そんなことないのよ、おかあさん!たまには、そうやって手伝ってもらった方がいいの!やらせた方がいいのよ!」 え?ホント?じゃ私、安心して忘れ物してもいいのね?? ウソウソ(笑) 忘れ物はともかく。 ベテランの先生がおっしゃることだから、今日のことは*たまには*良かったのだと思うことにしよう。
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