一昨年の夏に、とあるサイトにこんな投稿をしたことがある。
海を見せる(2003/6/25)
昨年の夏休み明け、保育園から「夏の思い出を書いて出してください」という一片の紙に何も書けず、ついに提出できなかったぱるたです(涙)。
そして、そのときぷみぷみにつぶやくように言われました。
「○○ちゃんは海に行ったんだって。でもぷみぷみチャン、海見たこと無い・・行きたいなぁ、海。どんなかなぁ、海・・・」
夫に話しました。
「そういえばユイマまでは海に連れて行ったけど、ぷみぷみは海どころか旅行らしい旅行にも連れて行ったことがないねぇ。(ため息)」と。「でも今年もお金がないから行けないかしら・・・」
ところが、先日、夫が電話してきました。
「ぷみぷみのバースデー割引で4人まで1万円で飛行機に乗れる。南紀白浜で海水浴&アドベンチャーワールドはどうだろう。実は予約はもう入れてしまったんだ。ノイノイは膝の上でいいだろう?」
南紀白浜と言えば、ぱるた家バブル時代の良き思い出の地。まだ3人家族で高給取りだった時代、南紀白浜ー伊勢志摩ー奈良ー松阪(松阪牛を喰らうためだけに寄った)と回る豪華10日間の旅をしたのでした。アドベンチャーワールドで象に乗ったジュンコの写真が残っています。奈良ホテルでは久米宏が横のテーブルで朝食をとっていました。志摩観光ホテルのホテルマンに教わって食べに行った赤福氷とともに、和田金で食べた松阪牛の味はぱるた家では伝説と化しています。
が、しかし。
今回はお金もないので、南紀白浜だけ、しかもお泊まりは4人で2泊4万円という格安民宿。とにかく海とアドベンチャーワールドです。 それでも、海を見たことがないというぷみぷみを哀れに思う父の心は尊い! 何ものにも代え難い! というわけで、2泊3日のビンボー旅行が今年のぱるた家唯一のそして、久々の「夏の計画」となったのでありました(^◇^;)。
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あれから2年。あのときも唐突だったけれど、今度も唐突だった。
先日出張で東京に一瞬だけ戻っていたnoripが「ぷみぷみちゃん、お誕生日にお友達を呼んだら?」と言い出したのである。
この夏は一昨年以上に何のプランもない我が家の子供たちを、特にぷみぷみを、noripはやはり不憫に思っていたんだろう。なんせ、ぷみぷみは、海外旅行に行ったお友達をえらくうらやましがったり、夏休みってどこかに行かないの?と聞いたり、また海に行きたいなぁと言ってみたり。それを聞いても何も答えられない私たちだったのだから! でも今年の我々でも用意してやれそうなイベントなら、言われてみれば、ぷみぷみの誕生日を使わない手はない。 しかも、noripには、タカノのオーダーケーキを誰かの誕生日に見せて(食べさせて)やりたい、という気持ちがあった。今年はぷみぷみがあの犬の形のかわいいデコレーションケーキを喜ぶ最後の年齢ぐらいではないだろうか。そんな思いもあった。
結局、呼びたいお友達の都合を考えると、23日土曜日ごろがベストかなぁ、というところで話がおわった。
こういう場合は、一応親から親に連絡をいれるんだろうか、どうするんだろうか、と考えているうち、もう翌日には、ぷみぷみはお目当てのお友達4人にさっさと「23日に誕生会するから来てね」と言って回ってしまった。よほどこの提案が彼女にとって歓迎すべきうれしい提案だったのだろう。noripのねらいはばっちり当たったわけだ。
しかし、23日でもう決定しちゃったのね。
とすると・・・?!ケーキの予約を入れるのは、私か?!といきなりあたふた。noripからは、タカノの本店では1週間以上前でないと受け付けないからジュンコにでも行かせてやってくれとメールは入るわ。でもメールに気付いた日にゃもう1週間切ってるし。やっとこさ、同じケーキを作っている他の支店で中5日もらえば作れるというところを探し出したので、今日、そこに行って無事予約を済ませてきた。ぎりぎりセーフ!!(大汗)
ケーキも無事手配できたので、帰宅後、ぷみぷみに、招待状書かなくていいいの?と勧めると、さすが筆まめなぷみぷみ、早速便せんを持ってきて招待状を書きました。
<ハートのマーク>しょうたいじょう<ひし形> ○○ちゃん わたしのたん生会へきてください。ばしょは、わたしのいえです。7月23日土よう日2じから5じはんまでです。
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←裏面の写真 裏にはシールをたくさん貼って、気合いの入った宛名が書かれている。 ぷみぷみのメッセージのずっと下の方に私から各お母さんあてに、突然の誘いだけれど是非都合をつけて遊びにきてやってほしい、というメッセージを小さく添えておいた。
1学期が終わる1日前の明日、ぷみぷみが学校で4人のお友達に渡す予定。
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