ふとしたことから、私が小さい頃の愛読書がメアリー・ポピンズであったことが話題になった。とても興味を示したぷみぷみは、図書館に本を返しにいったときに(一人で!)本棚にメアリー・ポピンズの本をみつけ早速借りてきた。
その夜から、毎晩、一章ずつ母が読んでやることになった。(漢字が多いので、さすがのぷみぷみも一人で読み進むのがちょっと困難)
ファンタジーが大好きなぷみぷみ。とても嬉しそうに聞いている。特に色恋物も大好きなぷみぷみは、メアリー・ポピンズの恋人バートが出てくると、いいなぁ〜〜とそれこそ夢見るような顔つきだ。
メアリー・ポピンズって一体何なんだろう。魔法使い?魔女みたいなもの?
と想像(妄想?)はつきない。
今日は赤牛が月を飛び越すお話。角に星がささったために踊りが止まらなくなった赤牛が、王様の教えに従って月を飛び越すとやっと星が取れて踊りがおさまったは良かったが、時が経つに連れて、あのときの楽しい気持ちが忘れられない自分に気づき、また星を探して世界中旅をしている、というお話。月を飛び越す牛のイメージは、実は、ジュンコに、 丑年の年賀状の絵を描いてもらったときに、伝えたお話だ。それで、当時、ジュンコもメアリー・ポピンズは読破したが。
古風な訳文だけれど、今読んでも変わらぬ魅力に溢れているメアリー・ポピンズ。久しぶりに再読して、私も楽しい。(一話一話が結構長いからノドが痛くなるけど)
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