ユイマの1年生時の経験から、小学校1年生というものは、親が一緒につきあって何かと見てやらないとダメなものだと認識。当時は、自分自身の余裕もなくて、あまりつきあってやれなかったのを反省して、ぷみぷみにはちゃんとつきあうようにしようと決めている。(なにしろ、お父さんはぷみぷみはいいよ、と最初からおりてるし(笑))
がしかし。昨夜、「明日は「さんすう」と「こくご」の教科書を持っていくんだよ。どれだっけ?」と聞くと、あのすご〜〜くしつこくて、なかなか本題に入らないいつもの口調で、
「あのね、さんすうはね、二つあるんだよ。あたらしいさんすう、っていうのと、ただの何もないさんすう、っていうのとね、ふたつあるんだよ。どっちのさんすうなんだろう。こくごもふたつあるし。どっちかわからないよ〜」
どうやら、ノートと教科書の区別がついていないらしい。
なので、全部持ってこさせて、ノートと教科書の違いを説明。
ノートは白い紙の束で、これからぷみぷみがかき込んでいくもの。 教科書はもう字や絵が書いてあって、ぷみぷみがこれを見たり読んだりして、勉強していくもの。 たまたま、こくご・かざぐるまって書いてあるけど、これは教科書の名前なの。さんすうも、あたらしいさんすうっていう名前なの。どちらも教科書なんだよ。
じゃ、改めて、明日持っていくものは、さんすうとこくごの教科書です。はい、どれでしょう?
ぷみぷみ、一つ一つ手に持って、じゃこれは、算数の教科書、これは、国語の教科書、と言ってランドセルに入れていく。おんがくやずこうの教科書は持っていく必要がないので、横に置く。こくごのノートも、何とかわかった。しかし最後にさんすうのノートを手にとって、頭が混乱してきたのか、「これは〜〜」そしてニヤっと笑って「さんすうの教科書・・?」
私はぷみぷみがふざけてわざと知らないふりをしているのかと思って、そうでなくても、実は上記以外にものすごく長くかかるやりとりをしていたので(ぷみぷみの話ってとにかく長いのだ)「ぷみぷみちゃんふざけないで!分かっているのに分からないふりなんてしないでよ!」とちょっとコワイ口調で言ってしまった。すると、何とぷみぷみ、下を向いて泣き出してしまったではないか!!
まずい!ふざけていたんじゃなくて、本当に分かってなかったんだ!フォローせねば・・・!!
「本当にぷみぷみちゃん、これがさんすうの教科書だと思ったの?」 すると泣きながらこくりと頷く。 「だって、さっきほら、ランドセルにもう教科書入れたじゃないの。それに、これは、中は白い紙でしょう?そういうのは何て言うんだっけ?」 泣きながら「ノート?」と自信なさげにぷみぷみ。 「そう、ノートだよね。またわからなくなっちゃったんだね。ごめんごめん。お母さん、ぷみぷみちゃんが笑いながら言うからふざけているのかと思ったの。お母さんが悪かった。」 と謝った。 ぷみぷみちゃん気を取り直して、ランドセルのふたをしめる。ランドセルに入れなかった他の教科書とノートをそろえて自分の部屋に持っていくように言い、やっと明日の用意は完了した。
ふ〜3人目にしてやっと余裕が出てきて明日の用意にもつきあってやることができるようになったと思ったのもつかの間、まだまだ忍耐力が足りないのぉ〜〜(__;)それにしても、ノートには、大きく「こくご」とか「さんすう」とか書いてあるからなぁ。区別がつかないのも仕方がないのかもしれぬが、いや〜〜ちょっと予想外であった。
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