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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年02月05日(木).......子沢山同士
今日仕事場で会った人は、15歳から7歳までの子供が6人いる人だった。縁あって会社に来てもらうことになったのだが、あらかじめホームページを見ていたので、6人の子供がいることは分かっていた。が、直接会って聞いてびっくり。彼は敬虔なクリスチャンで(それも分かっていたことだが)、子供を一人も学校にやらず、自ら主宰(?)する「ホームスクール」で、子供達を教えているというのだ。聖書を中心に据えた「学び」(クリスチャン用語かな、これは)を実践しているのだ。「あの、読み書きそろばんも、ですか?」という私のきわめて失礼な質問にも、にっこりと「そうです」と答える。

ホームページのリンクをたどっていけば書いてあります、と言っていたので、彼が帰った後早速HPの中をくまなく探す。すると、あったあった。ホームスクール「御国義塾」すご〜〜い。そして何と子供達一人一人のページがあり、お子さんたちがそれぞれ自分で書いたり編集したりしているのだ。確か一人一台パソコンを与えている、と言っていたな。うちも同じ考えだけどさ。(張り合ってどーする?(^◇^;))2番目のお子さんだろうか、英語で書いている。英語の教育もきっちりやってるのだな。

同じ仕事でも人が違えば結果が全然違ったりする、という例に、「子供見ていてもわかりますよね。四角い紙を折ることを教えているのにうまく折れない子、教える前からきちっと四隅を合わせて折れる子、本当に色々ですよね。」などなど、子育て談義も仕事話の合間に入る。

沢山(とりあえず、3人以上ってことにしておこうか)子供がいることの有り難いところは、同じ親から生まれてもこれほど違う人間なのだ、ということが分かること、があると思う。特に母親は正に身をもって(笑)悟るのだな。(みんなアタシが産んだ子だよ、勘弁してくれよ〜〜と思わずにはいられない日々( ̄▽ ̄;))

それにしても、彼の子供達は普通の学校に行きたがったりしないのかな。ホームページを見る限り、そんな雰囲気はみじんも感じられないところを見ると、最初からそうだからそんなもんだ、と思っているのかな。でも同年代の、学校でしか作り得ない友人関係や、運動会、学芸会といった行事・・・この6人の子供達が、そういったことを体験する機会を奪ってしまうことについてはどう思ってるんだろうな。そこまでしてでも教育したいこと(聖書)なのか、あるいは公教育への不信なのか。私はクリスチャンでもないし、今日一度だけ会って2時間ほど話をしただけで分かるはずもないことだが、世の中には不登校で悩む親御さんがいる一方、最初から学校に子供をやらずに家で勉強を教える親もいるのだということを今日は学んだよ。



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