元旦の昨日、朝早く、ぷみぷみがまだ眠っている私の枕元に来て、こんな手紙を渡してくれた。
おかあさんへ いつもみんなのことおをもってくれてありがとう いつもみんなしあわせです これからもけがをしませんようにしあわせにくらしてください? ぷみぷみより おかあさんだいすきだよ?
けがをしませんように、というのは、昨年私が指に怪我をしたのが印象に残っていたのか、それとも、ノイノイが怪我をしたのが印象に残っていたのか、恐らくその両方なのだろうが、実感がこもっている。おとをが入れ替わっているのはご愛嬌。いちいちハートマークがついているところも(ウェブ上では文字化けているかもしれませんが)いかにもぷみぷみの趣味だ。
今日はぷみぷみから「おかあさん、お返事ちょうだいね」と催促さている。こういうチェックの厳しさは、学校で優等生になれる素質の一つなのだろうか(苦笑)ユイマ兄ちゃんとは全然違う。しかし、手紙をくれるところも、そして、返事を要求するところもぷみぷみらしい。
今日は近くのお寺に初詣。ノイノイはご本尊の仏様がとても気に入って(?)お寺の中にある石像などもさがして歩き、あそこ、こっちと色んなお地蔵さんやら観音様やら見て回った。あんなに仏像好きとは知らなかったよ、ノイノイ。
そういえば、今日行ったお寺の一つで、掲示板のようなものが数カ所あり、そのどれにも「維摩経の教え」が掲げてあった。その殆どは『人というものは実体がないものである』ということを言葉を換えて語っているものばかり。そこに維摩経の力点があったのだろうか。私が持つ維摩経の印象と少し違っていたので、これはもう一度読み直さねばいけないかな、と思いながらお寺の中を歩いていた。そしてこれを読んだユイマは一体どんな風に感じたのだろうか。あまり関心をしめさなかったのだが。
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