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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2003年12月26日(金).......強いノイノイ&ユイマの「あゆみ」
昨夜指先を縫ったとき、少なくとも麻酔が効いている間は全く泣かずじっと耐えていたノイノイ。強い。
今日も朝お父さんと再度病院に行ったが、外来担当医は「どうせ泣くから先に体重計って〜」などと看護師に指示。お父さんは内心、昨日の方が痛いのに泣かなかったんだから、今日なんて泣く訳ないよなぁ、と思ったそうだ。処置が始まるとノイノイ、お父さんの予想通り先生の手元をじっと見つめて泣きやしない。最後まで全然泣かなかったそうだ。

看護師も医師も、こんな子はじめて、とあきれられるやら、感心されるやら、だったらしい。

さて、ユイマは昨日終業式。「あゆみ」をもらってきてなんだかガッカリした様子だったらしい。ユイマの学校の通信簿「あゆみ」は、よくできる・できる・もう少し、の3段階。1学期に比べると「もう少し」の数が増えてしまったのが落ち込みの原因だった。

そこで、お父さんはお前は成績表の見方を間違っている、と指摘。

たとえば、算数で
・数量や図形に関心をもち、進んで問題に取り組もうとする・・・もう少し
・数量や図形について、意味や性質を理解している・・・・・・・よくできる
となっている。
お父さんの解説によると、この二つは表現こそ違え両方とも数量や図形に関することを述べている。後者は、内容の理解を問題にしていて、ここが「良くできる」ということは、図形や数量について分かっているということだ。一応学力はあるのだな。でも、前者は「意欲」を問題にしている。つまり、宿題を出さないユイマが「もう少し」なのは当然だろう?(当然のことをしておいて、今更落ち込むなんてナンセンス!と言いたかったのか?)

これをユイマがどのように理解したかは知らない。お父さんは、だから宿題を出せとか、意欲を評価することの是非などについては全く関心がないので触れなかったそうだが。

そのお父さん、先日A新聞の特集記事で、信州の名門某M高校が入学させたい生徒像として上げた項目が「学力優秀」「出席状況良好」「生徒会等で顕著な実績」だったと読んで、ジュンコと二人して、M高校行きたくねぇ〜と意気投合したとか(__;)

再来年度から都立高校の一部が中高一貫校になり始める。入試はどうなるんだろうと思ったら、今日ユイマがもらってきた資料によると、いわゆる学科試験はなく、作文や面接、実技検査などの「検査」があるそうだ。また、志願者が多いと「書類審査」なるものが「検査」の前に入る。書類の中には、小学校から出される「調査書」すなわち高校入試で言う内申書のようなものが含まれている。

もし、今のユイマが中高一貫校を受けようとしたら、あのあゆみの内容が「調査書」として行くのだろう。
学力がまあまあでも「意欲」評価が軒並み「もう少し」のユイマに、果たして希望は持てるのだろうか・・・。



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