ユイマ君のクラスの担任は3年生から持ち上がり。その先生の方針かそれともユイマの学年全体の方針なのかは知らないが、3年生のときから毎週「忘れ物ゼロ賞」という賞を設けて忘れ物撲滅運動(?)が行われてきた。「忘れ物ゼロ賞」というのは、1週間、宿題も含めて忘れ物がゼロだった子供に与えられる賞で、数ヶ月に一度のクラス便りに名前が載る(だけか?賞状ももらえるのか?)。4年生になった今は、クラスに忘れ物調べ係がいるほどだ。 ところで、威張るわけではないが、ユイマ君は3年のときから今まで一度も忘れ物ゼロ賞を取ったことがない! 本人の自覚がなければ忘れ物を無くすことなど無理だと半分親があきらめていたところ、お友達のリョースケ君(仮名)もユイマと同じく一度も賞を取ったことがないことがわかり、二人でどちらが先に賞を取るか競争することにしたのだそうだ。 こうなると、本人も頑張る。朝、出がけにあれがないこれがないと騒ぐのは非常に迷惑だ、と今朝叱ったら、今日は自ら寝る前に明日の支度をしている。「リョースケ君(仮名)には負けられないからね、ボク」とつぶやきながら。 がんばれよ、今週はあと2日だ。
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