ノイノイは保育園から帰る時いつも自分の靴を自分で取る。今日は靴箱に入っている他の人の靴にふと目がいったらしく、「これあだれの?」と私に尋ねる。「それはみーちゃんの。」今度は「これあだれの?」と大人のサンダルを指す。「先生の」「これあ〜?」「それも先生の。」こんな会話を繰り返した後、スリッパが6足入っているスリッパ立ての所にきて、片方のスリッパを一つずつ指さして「これあ〜?」と聞くので「それはスリッパ。お客さんが履くの」と答える。その会話を6足×2、つまり12回繰り返したらやっと納得したらしく、にっこりして、その場を離れた。 その笑顔が何とも言えず満足げだ。
これは誰のものか、という質問。自分のものと人のものを区別しはじめる2歳前後に必ずどの子も発する質問だ。それも繰り返し繰り返し納得するまで何度でも飽きずに尋ねる。
時間が許す限りその都度答えてきたつもりだが、ノイノイもまた同じ質問をするようになったのだな・・・。
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