Comes Tomorrow
ナウシカ



 慣れないと言えば…

『愛と死をみつめて』というドラマがやっていたけど、ビデオに録画して、まだ一部しか観てないけど、あれで広末の主治医の役をやっていたユースケサンタマリアいいですね〜♪

あの雰囲気…あっうちの院長に似てるわ!と思いました。
余命半年のミコ(広末)に『病院では患者さんがどんどん死んでいくのに、先生は慣れてるでしょ?』みたいなことを言われた時、主治医のユースケは言うんですよね。
『そんなの…人が死んでいくことに慣れてしまったら、医者は終わりだよ…そんなのに慣れてしまったらいけないんだよ』みたいなことを言ってましたね、確か。
(ああ〜最近セリフ覚えが悪くなった…昔は完璧に覚えていたのに)

ほんとそうなんですよね。
確かに”慣れる”というのはあるかもしれない。
だけど、それはそういう状況に”慣れる”というのであっても、感情的には”慣れた”らいけないんだと思う。
病気だけを診て、人を見ないと言われる医者もいますが、それではいけないんでしょう。
医者に限らず、看護師も含む医療スタッフみんなも…

それにしても、あのユースケは似てたぁ〜
こないだの14日の日、職場に寄ったら、たまたま院長も来て、私は入れ違いで訪問看護に向かおうとしてたんだけど、院長に呼び止められ…

『あ…○○さん(私)お菓子食べた?』
『いえ…まだです』(実はお腹が空いてなかったので、先生が用意していたホワイトデーのお返しを食べずに行こうとしてました)
『じゃぁ〜食べていったら?これおいしかったよ、ハイ♪』
とわざわざお菓子の箱を開け、私に手渡してくれた先生。

『あ…ありがとうございます』と言って食べました。
お腹はいっぱいだったんだけど、おいしかったです♪
そういう先生の気持ち?さりげない優しさが好きだなぁ〜♪

その後、先生はコンビニへお昼を買いに行ったみたいで、私はクリニックを出て車に乗り込もうとすると、向こうから先生が…
『あ…行ってきます』と言うと『おっ…お疲れぇ〜頑張ってね』と手を大きく振り上げて、少し足早に来るではありませんか!

先生ぇ〜爽やか過ぎる!
なんで、そんなに爽やかなん?
飲み会があっても、普通はスタッフの方が先生に気を使って、お酌なんかに回るのに、うちは逆だもんね〜
先生自ら、みんなにお酌して回ってる。

患者さんが、先生に惚れ込む気持ちわかるなぁ〜
ほんと優しいんだから。
やっぱりサラリーマンから一転、医学部に入り直し医者になっただけのことはある!
いわゆる医者としての威厳(ふんぞり返ってるともいう)がなくて、ほんとナチュラルで飾らない計算のない優しさ…スゴイよ、先生♪

こないだの『ほなね♪』といい、今回といい…奥さんが羨ましいぞぉ〜


2006年03月21日(火)
初日 最新 目次 MAIL


My追加