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■ コンセント
昨日、田口ランディ原作の映画『コンセント』を借りてきて観ました。 最初から不思議な話の展開だったけど、どんどん引き込まれていきましたね。 最後は軽い脱力感…
私も”コンセント”を抜いた状態になりました…って書いても、この作品を知らない人にはわからない話だけど、いわゆる幽体離脱する人の話。 自発性トランスと言うらしい。
まさか私がそんな状態になるはずもないので、モノの例えだけど、トランスに近い感じというか、まぁ〜全然違うものかもしれないけど、ちょっといつもと違う感覚というのなら、何度か体験したこともあって…
心理学的には解離というのかな? 私の場合、解離というほどのものでもないけど。 こないだの木曜日、半年ぶりにカウンセリングに行きました。 別に調子が悪かったわけでもなくて、定期的に行っていたのを途中で中断していたから、近況報告を兼ねて、また行ってきたわけです。
なぜ月1のカウンセリングを中断していたかというと、予約日を忘れて、ブッチしてしまったから… その後、なんか億劫になってしまって、ついつい月日が過ぎてしまいました。 仕事が忙しかったというのもあるし、調子が悪くなかったというのもあるし…
でも、その頃というのは、ちょっとこれまでの自分とは違う風になっていたのはありましたね。 記憶がですね〜なんか変だったんですよね。 完全な記憶障害というのではないんだけど、大切な用事を忘れてしまったり、思い出したとしても、なんか夢を思い出すみたいにボンヤリしたものだったり…
でも、そういうのは一時期だけで、すぐに治まったんだけど、これまでにあまりない症状でした。 その後は、さほど悪くもならず、いろいろ困難なことを抱えながらも、何とかやってきて… それをカウンセリングでも報告したんだけど、今の状態はというと、逆に良くなってきてるらしい。 へぇ〜そうなんだ…って感じです。
話は元に戻して、映画『コンセント』を観て、私もいろいろ自分の身に起こった不思議体験を思い起こしていました。 映画の主人公は、鋭い感覚を持った不思議な女性として描かれていたけど、そういうのって非現実的なようで、結構あるよねって思って。
私も、そういう自分でも説明できないような感覚っていうのがあって、カンが鋭いねって人から指摘されることも、これまでにあって何なんだろう、コレって?思うこともしばしばありました。 でも、そんな大層なもんではなくて、人が普通に持ってる感覚が、たまたま出るだけなんだと思うんだけどね。
そういうの具体的に挙げるとキリがないので、また書く気になったら書くということで… でも、そういうカンは、こういう仕事してると有効に働いたりするんですよね。
病院で働いている時に、なんかおかしい、なんかわからないけど、何かがおかしいと思って、ドクターに懇願して、入院患者さんの血液検査を至急でやってもらったことがあって、そういうことが2回あって、そのお2人とも異常が見つかって、適切な治療を施し、事なきを得ました。
看護学校に通ってて休学することになった時も、担任の先生に『あなたは看護のカンが鋭いわ!これは学業の知識とかで得られるものじゃなくて、一種の才能だと思うから、それは大事にしたらいいよ。絶対、看護師になりなさいよ!』と言われて…なのに、その後うつ病になっちゃって中退しちゃったんですけどね。 准看護師の資格は取っていたんで、今でも看護の仕事は続けられていますが…
そんなこんなで、この映画を観て、物心つく頃のこととか、これまでのいろんなことを思い出したりしました。 だから私、うつ病になっちゃったのかな?とか、そんなことをふと思ったりして…
う〜ん、人間って不思議…
2006年03月13日(月)
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